将来のキャリアややりがいを求め、昨年転職した牧野さん。「家族そろっての夕食を諦めた」と割り切り、心と時間にゆとりを持ち仕事に集中する、ある一日を紹介します。

牧野恵さん(34歳・製薬会社営業)

パパの義久さん(47歳)、遼大(はると)くん(5歳)の3人家族。
「フルタイムの仕事に転職して子どもと過ごす時間は減ってしまいましたが、子どもに毎日必ず『大好きだよ』『宝物だよ』と伝えています。これはパパも義父母も欠かさずにやっていること。みんなで愛情をたっぷり注いで子育てしています」

牧野さんのタイムスケジュール

育児は周りを頼り、ママも自分のことを大事に

morning入浴で一日がスタート。朝家事はパパと分担

朝、子どもが起きる前に入浴します。私が朝に担当する家事は、朝食の準備と片付け、洗濯物畳み、ゴミ捨て。家事が済んだら先に出勤します。

飲食業のパパは朝が遅いので、子どもの送り、部屋やお風呂の掃除をしてから出勤します。

子どもはシリアル、ママは酵素ドリンクとフルーツが朝食の定番

workingキャリアを求めMRに転職。責任とやりがいを実感

製薬会社でMR(医薬情報提供者)に従事しています。

以前は時短勤務の公務員でしたが、将来のキャリアややりがいを求めて、新卒で経験のあったMRに昨年転職。仕事は自分の裁量が大きく、ブランクはありますが、その間に人として成長した部分を生かして取り組んでいます。

evening夕食はママの分だけ。子どもとの時間をたっぷり

子どもは保育園で夕食を済ませていることが多く、パパは家で食べないため、夕食準備は私の分だけ。夕食はいつも軽めで手早く済ませるので、帰宅時間は遅くても、子どもとの時間は確保できています。

入浴後は子どもにマッサージをしてあげるのが日課です。

就寝前のマッサージは、子どもとの貴重な触れ合いタイム

refresh朝の入浴でリフレッシュ。一日を元気に過ごす源に

朝の入浴が私のリフレッシュタイム。寝かしつけ後に入っていたこともあったのですが、今は早起きして30分程度ゆっくり入浴。

しっかり温まることができ、このサイクルにしてから体の調子も良いです。

パパと義父母が協力的。みんなで育児する環境に

私のチームメイトは、パパと義父母。私一人で育児を背負わず、たくさん協力してもらっています。私の両親は他界しているため、義父母は実父母のような存在。義実家の近所に引っ越し、週2回くらい子どもの迎えや夕食をお願いしています。

パパはしっかり者で片付け上手。私が散らかしたまま出勤しても、きれいに片付けてくれます。

1歳頃から1人でお泊りできるくらい、じぃじ、ばぁばが大好き

※この記事は、2020年5月発行の「ぎゅって6月号首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです