時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「掃除をすることで付けられる能力」について。

「お掃除」が身体と脳を育てる

「お掃除」、子どもと一緒にやっていますか。小さな子どもに聞くと、「お母さんのお手伝いをしている」と答える子は多いのですが、「お掃除」をしている子はあまり居ないのが現状です。

でも、子ども達にとってお掃除は全身を存分に使い、脳をたくさん働かせる素晴らしい活動ですから、ちょっとした隙間時間にぜひチャレンジしてほしいと思います。

準備

スポンジや雑巾は小さい物、使い古しの歯ブラシは子ども用、床ワイパーは短くし、コロコロ粘着テープはミニサイズ、卓上用ホウキとチリトリなど、子どもの手で扱いやすいサイズで準備します。サイズを合わせるという準備だけで、子どもの動きが格段に広がります。

全身を鍛えるお掃除

脳を鍛えるお掃除

近年、アクティブラーニングが着目されていますが、子どもの学びも「PDCA」と同じく、計画を立て→実行し→確認と判断し→次の動きに繋げる、の繰り返しで心身ともに育っていくでしょう。

指示を出す人が居なかったら動けない「指示待ち人間」ではなく、しっかりと鍛えた身体で自ら考えて動けるように、1歳半くらいから「一緒にお掃除」で第一歩を踏み出してください。