ドキドキの公園デビュー

子連れでの遊び場といえば、公園ですが、公園デビューにドキドキした経験がある人も多いのではないでしょうか?「子どもが多い地域だけかな」「意外と暗黙のルールがあるのかなぁ」と、私もネットや雑誌で調べたこともありました。

結局、長女が1歳になる前に、台湾への引っ越しが決まり、本格的な公園デビューは台湾ですることになり、特に困ったことはありませんでした。台湾にも、日本と同じようにいろんな公園があり、基本的には似ているのですが、ちょっと驚いた違いもありました。

健康器具が置いてある公園が多い

これは中国に行ったときもよく見かけましたが、ストレッチや筋トレに使える健康器具が置いてあるところがとても多いことです。

そして、実際におじいちゃんやおばあちゃんを中心に積極的に活用されています。

子どもがまだ小さい場合、気を付けないといけないですが、ある程度大きくなれば、親もストレッチをしながら、子どもを見守れるというメリットもあります。

修繕されていない遊具が危ない

ボロボロになったロープの橋や、くさりが取れかけたブランコなど、安全性に不安が残る遊具が割とそのまま放置されていたり、仮補修が適当だな…という公園もあるので、初めて行く公園では、親が一通り歩いてチェックするようにしています。

そして、一番インパクトが大きかったのが…

おじいちゃんおばあちゃんが、子ども用遊具でガッツリ、ストレッチしていること

日本でも公園でストレッチをしている人は見かけますが、台湾では、こんなアクロバティックなおじいちゃんやこんなとこで肩のマッサージをしているおばあちゃんも。

(ご本人に許可を得て撮影させていただきました)

わざわざそれ使う必要ある?と突っ込みたくなるような遊具のチョイスもあり、しばらく観察したくなってしまうこともしばしば。でも、公園はみんなのものだから、子どもに忖度なんて必要ない!ですかね…(笑)。

小学校でピクニック

ちなみに、台湾では、放課後や休日に小学校の校庭を一般開放しており、幅広い世代が運動場を走ったり、子ども用遊具も自由に遊ぶことができます。中には、校庭でピクニックをしている家族を見かけたこともあります。

今の日本では、不審者の侵入など安全性の問題などもあり、難しいと思いますが、こうやって地域と学校が混ざっている風景がいつまでも見られる台湾であったらなと思います。

イラスト

中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。一児の母。Instagram:@nakaniwanimo

台湾在住4歳と1歳女の子のママ

nimo*さん

岐阜県出身の姉妹の母。夫の転勤に伴い、17年秋より子連れ台湾生活をスタート。趣味は、工場見学で国内外問わず、その魅力に魅了されている。Instagram:@nimo_ff>その他記事はこちらから