毎日たくさん出る空き牛乳パックと家にある素材や100均などで気軽に購入出来る素材で、子どもと楽しめるおもちゃや、イベントに使えるアイテムが簡単に作れます。捨ててしまうのはもったいない!牛乳パックで作る工作アイデアを5つ紹介します。

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牛乳パックで子どもと楽しめる工作をしてみませんか?

子どもがいると、牛乳やジュースなどをたくさん消費しますよね。飲み終わった空きパックは、そのままエコとして再生紙に出すのも良いですが、防水で丈夫なので、工作に使うのも向いています。

今回はわが家で作ってみた、紙パックを使って作る工作アイデアを5つ紹介します。小学生以上なら、お子さんがメインで作ってみても良いかもしれません。

すべての作品作りで使用するもの

ハロウィーンで使える「パンプキンキャンディボックス」

ハロウィーンパーティでお菓子を入れて持ち運ぶキャンディボックスです。お菓子をたくさん詰めて、ハロウィーンを楽しんでみませんか?

追加で用意するもの

作り方

  1. 紙パックを高さ10cmで切り取り、各面に画像のように強力両面テープを貼る

    切り取った上の部分も後で使用するので、捨てないでください
  2. 黒の折り紙を箱に張り付けていく。その際、きれいに仕上がるように、折り紙の真ん中位の位置に上下余るように置き、箱を巻く様に貼っていき、上下の余り紙部分も画像のように両面テープで折りたたんで貼っていく



    貼り合わせに隙間が出来てしまい、気になる場合は黒のビニールテープで隠すと気にならなくなります
  3. オレンジの折り紙を2cm幅で2本、帯のように切り、それを更に半分に切る。画像のように横に折ったものを、箱の口周りに両面テープで貼り、縁取りを付ける




  4. 箱の周りを好みのシールなどを貼り、デコレーションする

    ここの作業は、お子さんにやらせてあげると楽しく貼ってくれます

  5. 切り取ってあった箱の上部分で、画像のようにパンプキンの土台を切り取る。それを型紙にオレンジの折り紙とオレンジのフエルトで同型を切り取り、木工用ボンドで表裏面にそれぞれ張り付ける


  6. 黒のフエルトでジャックオーランタンの目鼻口を作る

    同様に余っていた紙パックを利用して、型紙にしても良いです
  7. 目鼻口を木工用ボンドでパンプキンの土台に貼り付け、乾いたら箱に同様にボンドで貼り付けする
    ここの顔を貼る作業も、お子さんにやってもらっても楽しんでもらえます

  8. 箱の横に、用意したリボンの幅程度の切り込みを入れて、画像のようにリボンを2cm程内側に通し、強力両面テープで抜けないように貼り付けする


    内側のリボンの貼り付け部分を隠したい場合、画像のように残ったオレンジ折り紙でカバーするときれいに仕上がります
  9. ジャックオーランタンの頭に緑のフエルトの切り端を木工用ボンドで付けて完成

紙パックとビニール袋で作る「むくむくおばけ」

ストローで空気をフーっと入れると、おばけが箱からむくむくと出てきます。自分で吹ける年齢ならお子さん自身でも楽しめますし、赤ちゃんにやって見せてあげると喜んでくれますよ。

追加で用意するもの

作り方

  1. ビニール袋にお化けの顔を描く
  2. ビニール袋の口側にストローを入れ、画像のように、隙間が空かないようしっかりとセロテープなどで巻き付けて留める。その際、袋の角をほんの少しだけ空気が流れる程度に切り落とす

    切り落とす穴の大きさが大きすぎると、後でお化けが膨らまなくなるので注意してください
  3. 「パンプキンキャンディボックス」と同様に、紙パックを高さ10cmで切り取り好みの色の折り紙で周囲を貼る
    お好みで「フタ」を付けても良いです。きっちり閉まらないものでOKです
  4. 箱の後ろ側(フタを付けた場合は画像のように、フタのついている面)下から2cm程度に千枚通しで穴を開け、カッターなどでストローが通る大きさの穴に広げる。箱の内側から、先ほど用意したお化け付きストローの口側を通して外に出す

    箱にストローを通すとき、少し曲がってしまいますが、後で空気が通れば多少潰れても大丈夫です
  5. お好みで箱にシールなどでデコレーションする
    お子さんに好きなシールを貼ってもらっても良いです
  6. 完成
    お化けの袋を箱に詰めて…
  7. ストローで空気を入れると箱からお化けが飛び出します。空気を抜きながらお化け袋を箱にしまい、遊んでみてください

    クリスマスに使える「ツリー型手作りプレゼントボックス」

    華やかなクリスマスツリーの形のプレゼントボックスです。お子さんと一緒に作って、お友だちやおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントに贈ってみてはいかがでしょうか。

    追加で用意するもの

作り方

  1. 「パンプキンキャンディボックス」と同様に、紙パックを高さ7cmで切り取り、リメイクシートまたは好みの色の折り紙で周囲を貼る(切り取った上の部分も後で使用するので、捨てないでください)
  2. 「パンプキンキャンディボックス」と同様に、好みの色の折り紙を2cm幅で2本、帯のように切り、箱の縁取りを貼る
  3. 牛乳パックの上部分を開き、高さ13~14cm程で画像のようにクリスマスツリーの土台を2枚同じ形で切り取る。同型で緑系の折り紙2枚と緑のフエルト2枚を切り取っておく

  4. 牛乳パックのツリー型の裏面に折り紙、表面にフエルトをそれぞれ木工用ボンドや強力両面テープで貼る
  5. 箱の上端1cm部分に強力両面テープで、向かい合わせで画像のようにツリーを張り付ける
  6. ツリー部分にシールやポンポンなどを好みでデコレーションし、貼り付ける
    お子さんに好きなように飾りつけしてもらってください。フエルトへの接着は、シールの粘着だと弱くて浮いてきてしまうときもあるため、その際は木工用ボンドで補強してあげてください
  7. リボンを30cm程度にカットしておく。ツリー上部2cm程の中央に、リボンが通るように穴を開け画像のように通して結んでおく

  8. 残りのリボンで蝶々結びしたものを、箱のツリー下中央あたりに木工用ボンドで貼り、完成
  9. 牛乳パックとストローで作る「風車」

    穴を開ける作業と持ち手の割りばしに固定するところが、少し難しく危ないので、作成は大人がやる方が良いです。風を受けてクルクル回るシンプルなおもちゃは、小さなお子さんでも大喜びします。

    追加で用意するもの

    作り方

  1. 紙パックを開き、15cm×15cmサイズに切る。紙パックの表面側に強力両面テープを貼る

  2. 折り紙の角を合わせて画像のように三角に2回折り、広げた状態で両面テープを貼った紙パックに貼る。好みで裏面にも折り紙や色紙などを貼っても良い

    後で加工するとき剥がれにくくするため、四辺をセロテープなどでしっかりと留めておくと作業が進めやすいです
  3. 対角線の折り目、中央から2cmほど残して画像の黒線部分を切る。千枚通しで中央と、星のマークの位置に穴を開ける。この部分が羽になる
    穴を開けた部分は後で竹串を通すので、あまり端に開けないように注意してください。千枚通しを使う際は指などを刺さないように注意して作業をしてください

  4. 穴を開けた羽部分を中心に向けて曲げ、1枚ずつ竹串に通して画像のように最後に中央に刺し、抜けないようにマスキングテープやセロテープなどを巻き付けて太くする

  5. 指でぎゅっと中央を抑えて詰め、羽の裏側もその状態でテープを巻き付けて留める
  6. 竹串の先部分を切り落とす。ストローを短く切って竹串に通した状態で、後ろが抜けないように再度マスキングテープを巻き留める

    ストローは前後のマスキングテープに引っかからないような短さで切るのが良いです。また、ここでは家にあったストローを使用しましたが、太めのストローのほうが良く回ります

  7. ストローの中央に画像のように割りばしの先を十字に重ねるようにして、テープで固定します
  8. 完成。風に当てて回るかどうか確認してみてください
  9. シルエットがキレイな「手作りランタン」

    牛乳パックの表面をめくるのが少し難しいのと、形を切り抜く作業が危ないので、これらの作業は大人の方がやるほうが良いです。

    内側のトレーシングペーパを張り付ける作業は、小さなお子さんでも一緒にやれると思います。完成したランタンは、暗い中だとなかなか雰囲気があり、お子さんも喜びますよ。

    追加で用意するもの

作り方

  1. 紙パックを開いた状態にし、表面の印刷部分をはぎ取ります

    少しずつ、めくりながらはぎ取ってください
  2. はぎ取った側の面を内側にして、好みの切り抜きを入れていく。画像のピンクの指定部分は横に切り込みを入れておく。ここは後でドアの形の、明かりの出し入れ口になる
  3. 切り抜いた部分にトレーシングペーパーや色セロファンを両面テープなどで留める
    穴の部分に被せるだけではなく、画像のように面全体にトレーシングペーパーを貼るのがオススメです。完成したときに光を入れると、切り抜いた部分以外も透けて見えるためです
  4. 画像のように、紙パックを組み立てたときに窪みになる部分に、用意した紐が通るくらいの穴を開け、内側に結び目を作り抜けないようにする
    あれば穴あけパンチなどで開けると仕上がりがキレイです

  5. 切り込みを入れておいたドアになる部分にボタンを縫い付ける
    ボタンは紙に縫い留めるので、簡単で大丈夫です。位置は好みで付けて下さい
  6. ボタンを付けた部分の同じ高さの位置に、画像のように切り込みを入れて、ゴムを通して結ぶ
    このゴムにボタンを引っ掛ける形でドアを閉じます
  7. セロテープなどで留めて形を組み立てる

  8. 完成。中に小型のライトを入れて光らせてみる
    小型のライトは、ここでは家にあったものを使いましたが、100均でも入るサイズのものが販売されています

    4歳児が実際に持ってみたサイズ感です

  9. 秋~冬のイベントに、おうち遊びの一環として楽しんで作ってみてください♪