子どもが大好きなキックボード。大人がちょっと持ち運ぶ際、両手もふさがり割と大変ですよね。車に乗せるときも車内が汚れてしまう…。そんなお悩みを解決する「子ども用キックボードケース」の作り方を紹介します。

子ども用キックボードを大人が「持ち運ぶ」とき

子ども用のキックボードを公園まで大人が持ち運んだり、車に乗せて運びたいときなどがありませんか?両手がふさがって大変だし、服や車内が汚れてしまうのが嫌だなと思い、作成したのがこちらの「キックボードケース」です。

大人がちょっと持ち運ぶのに両手をふさがず、車に乗せるときなども汚れを気にせず運べます。

今回は、その「キックボードケース」の作り方を紹介します。

用意するもの

作り方

  1. 表面用生地、内側用生地を、それぞれ83cm×73cmのサイズに裁断する
  2. 蓋部分用に、それぞれの生地を35cm×21cmに裁断する
  3. かばんテープを長さ30mm巾を35cmの長さに、25mm巾を40cm・60cmの長さにそれぞれ切る
    30mm巾・35cm。取っ手部分のベルトになります
  4. 25mm巾・40cmと60cm。肩紐部分のベルトになります

  5. ケースの蓋部分の表生地・裏生地を中表にそれぞれ合わせ、横辺(35cmの辺)を1カ所残してぐるりと5mm縫い、表側にひっくり返す

    表側にひっくり返すときは、割りばしなどで角をしっかり押し出して形を出しておきます
  6. ひっくり返した蓋部分にアイロンをかけ、端から約5mm部分を押さえとしてぐるりと縫う
  7. 肩紐用ベルトの、長さ40cmのほうにバックルアジャスターの調整枠とオス部品を、長さ60cmのほうにメス部品をそれぞれ通し、画像の赤線部分を抜けないように5mm2重に折り返して縫う



  8. バッグ本体、表面生地の横幅中央をまたぐように12cm程度の幅で、取っ手用ベルトを<持ち手を下に向ける形>で端から5~8mmを数回折り返して縫いつける
  9. 肩紐用ベルトのアジャスターを留めて1本の状態にしておき、取っ手用ベルト同様に縦幅中央をまたぐように20cm程度の幅で、肩紐用ベルトを端から5~8mmのところで数回折り返し縫いつける
  10. バッグの蓋部分を、画像のように本体生地の表面を合わせるように重ねる。取っ手用ベルトが付いている側の端から4cm程度の部分に蓋の端を合わせ、端5mm程度を本体生地に縫い合わせる
    7~9をすべて縫い付けた形の画像がこちら(写真は83cmの辺を半分に折っている状態ですが、7~9を縫い付ける際は広げた状態です)。赤丸・青丸部分は力がかかる部分なので、強化するため何度も折り返して縫い付けてください
  11. 縫い付けたものをすべて内側にする形で、表面、中袋生地どちらも中表に83cmの辺を半分に畳み、バッグの上部(肩紐が付いている側)の口以外を、L字に内側1cmの部分を縫う。このとき中袋生地のほうは、後で全体をひっくり返す口として、下部に10cm程度、開きを残しておく
  12. 中袋を表側に返した状態にし、表面の袋の中に入れる形で重ね、バッグの上部になる口回りを縫い合わせる

  13. 内袋を外に引っ張り出し、10で開きを残していた部分からすべて表面にひっくり返す

  14. 内袋の開き部分をまつり縫いで縫い合わせてから、表面のバッグ内に入れる

  15. バッグの口周り5mmを、ぐるりと押さえとして縫う
  16. 12cmに切ったマジックテープを縫い付ける。蓋側の中央部分に柔らかい側のマジックテープを縫い付け、蓋を閉じたときに留まる位置にざらざらした側を縫い付けて完成
  17. 注意点

電車や店内などに一時的に入るときなども便利ですよ♪