時短で、賢く、楽しく子育て。働くママでも、毎日たった5分からできる!知育や子どもの心と体を育てるノウハウを、SakuraEdu代表の荒井聖子さんに教えてもらいます。今回のテーマは「集中できる遊び」について。

創意工夫が集中の鍵

「保育園がお休みになり、家でどう遊ばせたら良いのでしょうか?」と相談を受けることが多くなりました。ご自身がリモートワークや家事などで構ってあげられないときに、子どもが集中して遊んでくれたら良いのにと思う場面は多いようです。

そんなとき、私はいつも「完成された玩具よりも、ガラクタを使って創意工夫させましょう!」と言っています。モンテッソーリ女史は、パンくずや紙くずを使って遊んでいる幼児を見て、モンテッソーリ教育の基礎になる「自分を成長させるための動き」に気づきました。

手や指を思うままに動かしたい幼児にとって、成長を目的とした活動、つまりこうした些細な遊びがとても重要なのです。そこで今回は、家にある物や簡単に手に入る物を使った遊びをいくつか紹介していきます。誤飲やけがなどの心配がない物は、子どもが自由に出し入れできる場所に、カゴ等まとめて入れておくと良いと思います。

「落とす」遊び

「積む」遊び

「たたく」遊び

「押したり引いたりする」遊び

「通す」遊び

「注ぐ&移す」遊び

「はさむ」遊び

「ねじる」遊び

「貼る&剥がす」遊び

このように一見ガラクタのような物でも、遊び方を教えるとその後は自分で創意工夫し様々なアプローチで集中して遊び始めます。いったいどんな遊び方をするのか?大人も興味津々で楽しんで見守っていきましょう。