だいじ

大切なぬいぐるみをどうしても公園に持って行きたい息子。「汚れちゃうから」「お留守番してもらおう」と言い聞かせていたら、急に飛び出した言葉が

だいじ!

でした。

「わんわん」とか「でしゃ(電車)」のような物をあらわす言葉はいくつかしゃべっていたけれど、「だいじ」なんて言うようになったのか〜とびっくり。まっすぐな目で、ぬいぐるみのことを「だいじ」と言われては、持って行ってもいいよと言うしかありませんでした。

別の日、寝かしつけていると、私の方を見て「かあさん…だいじ」と言うではありませんか!もう本当にうれしくて、ぎゅうっと抱きしめてしまいました。

ところが次の日、お店でなぞのオブジェが欲しいと言って離さず、「だいじ!だいじ!だいじ!」と連呼。

あれ?『だいじ』のハードル下がってない…?

前日の「かあさんだいじ」のありがたみが、なんだかちょっと薄れてしまったのでした。