空気の乾燥するこの時期に持ち歩きたいアメ、いざという時用の小銭、イヤホンやアクセサリーなど、鞄の中でばらけたりちょっと迷子になりやすい小物はありませんか? そんな小さな物をしまう事のできる、形もかわいい三角型の小物入れの作り方です。
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鞄の中で散らばる小さい物たち
いつも持ち歩いておきたい常備薬、アクセサリーや予備のボタンなど、そのまま鞄に入れるには小さくて見失いそうで、ポーチだとまだ大きい、小型ジッパー付き袋だとちょうど良いのだけれど、いかにもでちょっとなあ~…と思う物たちがありませんか?
それらを入れるのにちょうど良く、見た目もかわいい三角小物入れが便利です。家に半端に残った生地と100均で買えるパーツを使用してできるので作り方を紹介します。
用意するもの
※こちらのできあがりは1辺9cm程の三角型になりますが、作成したいサイズで型紙を調整してもOKです。
- 型紙用の厚紙(厚紙だと作りやすいですが、方眼紙やコピー用紙でも可)
- 表用生地(ある程度厚さのある生地推奨)縦約12cm×横約26cm程度
- 裏用生地(表用生地と同サイズ)
- ワンタッチホック
ここでは2組分のパーツを使用します。こちらはダイソーで購入した物を使用していますが、違う名前の場合もあります。(ダイソー/110円)
作り方
- 1辺9.5cmの正三角形で厚紙を裁断する
- 画像のように正三角形が4つ入る形で、正三角形の間に2~3mm程度空けるようにして型を取る
これがそのまま型紙になります。 - 画像のように表生地・裏生地それぞれを対称な形になるよう、周囲5mm程度の縫い代を取って裁断する
片方の生地の型を取る際、型紙を裏側にして使用します。 - 表・裏生地を中表に合わせ、ぐるりと縫う。その時6~7cmほど返し口として開けておく
- 縫い合わせた角の尖った部分に2mm程度の切り込みを2,3か所入れておく
表面に返す時、角が綺麗に出ます。切り込みが深いと穴が開いてしまうので注意。 - 返し口から表側にひっくり返す。割りばしなどで角も綺麗に出すようにする
- 返し口をまつり縫いで閉じ、生地にアイロンをかける
- 端から5mm程度の所を、ぐるりと縫って生地を押さえる
- 完成形となる三角の形に折りたたみ、その形に添って生地を縫いたたく
折りたたんだ時の折り目部分、赤線の部分を縫います。糸は生地の色に合わせたほうが目立たなくて良いです。 - 折りたたんだ形で、口を開けた★部分の生地が重なっている所にボタンを付けるため目打ちで穴を開け、ワンタッチホックを付ける
後ろ側から見た図。ボタンを留めるオスメスのセットを間違えないように注意して取り付けてください。 - 最後に蓋になる部分を同様に、ボタンのオスメス部分を目打ちで穴を開け取り付けて完成
完成で蓋を閉じた状態。 ボタンを全て外した状態。 ポーチの中に入れるのに、更に散らばると困る小さな物を入れると便利です。常備薬入れなどにも良いですね。
小銭入れとして使用するのもおすすめです。