「美的」ライターが徹底レクチャー！キレイを楽しむ“10分メイク術”

2024.09.09

園ママの朝は、自分の支度だけじゃなく、朝食や子どもの支度など大忙し！そんな中、少しでもメイクを楽しんでもらえたら…。美容雑誌「美的」ライター・むらなかさちこさんに、時間がなくても“やり方を変える”だけで、キレイを生み出すメイクテクニックを聞きました。

アドバイザー　むらなかさちこさん

小学館発行の美容雑誌「美的」では、美容＆健康のページを担当。現在、小学1年生の娘を持つ母。“高齢出産・ワンオペ・共働き”という環境下で、美容をいかに楽しめるかを日々追求している。

index目次

抽選で2人に「ドランクエレファント朝のパワーキットN」3630円をプレゼント
心の安定につながる“ちょっとキレイな自分”
忙しい朝、“やり方を変える”だけでうまくいく！10のテクニック
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明るいハリ肌へ導く日中用美容液（9ml）と、もっちりツヤ肌に整える保湿液（7.8g）のセット。混ぜて使えば時短に。

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心の安定につながる“ちょっとキレイな自分”

今はメイクにかける時間も、時代に合った技を磨く時間もないと、アップデートすることを諦めていませんか？そこで、子どもが起きている時間帯でも、無理なくパッとできるメイク＆美容テクをお届け。

ぎゅって読者アンケートでは、約36.８%とおよそ4割の人が10分以内にメイクすると回答（※）。そこで今回、“10分メイク術”をレクチャーします。自然体かつ華やかさもきちんと出るメイクなのがポイントです。テクやメイク概念をアップデートして、いつでも“ちょっとキレイなママ”を目指しましょう。

※読者アンケートは2024年5月11日〜6月6日に実施。有効回答数1143

忙しい朝、“やり方を変える”だけでうまくいく！10のテクニック

01．一番大切にして欲しいのが、前日のメイクオフ！

＜所要時間：約10分＞

メイクで一番大切なのは、土台である素肌が十分に潤っていること。メイクのノリも上がるし、日中の崩れも防止できる重要なポイントなのです。そんな潤いたっぷりの肌を作るのは、夜のスキンケア。

ぜひ実践してほしいのが、お風呂前のメイクオフ。子どもが遊んでいる時間帯に、リビングで見守りながらじっくり丁寧に施せば、メイクしたままの寝落ちも防げて、肌にも心にも最高です！

（右）ポイントメイクはリムーバーでオフ
目元や唇はリムーバーを浸したコットンを約20秒のせて、こすらずオフ
（左）全顔はクレンジングで“乳化する”までなじませる
クレンジング剤はサラサラになるまで乳化させてから洗い流す

02．朝のスキンケアとメイクは、分けて行う

スキンケアとメイクは流れで行うと、スキンケアの油分が肌に残ってメイクがヨレやすいので、切り離して行うのがベスト。起床後すぐにスキンケアを施して、家事や朝食を済ましてからメイクを行えば、肌のふっくら感もメイクのノリもイイ感じに！

＜タイムスケジュールをCheck！＞

6:00

起床
6:10

洗顔＋スキンケア
6:20

スキンケアが肌に浸透したのを確認してから、日焼け止めをオン
　

～家事や準備～
6:40

メイク開始
6:50

メイク終了

03．メイクは明るい部屋＆大きめの鏡で！

メイクの仕上がりを左右するのがこの2つ。部屋の明るさはメイクの濃度認識に必要で、自然光や蛍光灯など明るい環境で行うのが◎。小さい鏡は一部しか見えずバランスが乱れる原因に。眉の左右差が付きやすい人は、全顔が見える大きさのものにシフトを。

【こんな悩みも解消します】
・眉毛が左右非対称になる（43歳／1歳のママ）
・チークが思ったより濃くついてしまう（35歳／4歳のママ）

04．肌は下地+ファンデ部分塗りで十分キレイ！

＜所要時間：約3分＞

メイクする時間に余裕がないときは、アイテム数と工程を減らすのが得策。UVクリームは下地機能抜群のものを選んで、惜しみなく使って。ファンデーションはクッションタイプで部分塗りを。部分塗りはメリハリも出て、肌のツヤっぽい部分を残してあげると素肌が美しく見えます。また、重ねすぎていないので、崩れてもキレイという利点も。

（右）下地はトーンアップするものを首まで塗布
まずは指の腹を使って、面で広く塗る。顔の中心から外に向かい、軽く滑らすように顔全体と首まで優しく広げる。目尻や小鼻の脇などのくぼみは指先を使ってなじませる。
（左）ファンデーションは頰上部にしっかりのせる
スポンジにファンデーションを含ませて、手の甲で軽くなじませて量を調整する。ファンデーションは頰上部からこめかみ辺りまでトントンと塗っていく。境目が出ないようなじませる。

時間に余裕があるときは、使い終わったスポンジでファンデを足さずに他の部分に軽くオン。付属のパフよりスポンジの方が時短になるのでおすすめ。

05．アイシャドウはときめく新作を使う！

メイクのモチベーションを上げてくれる、胸キュンアイテムといえば、アイシャドウ。新色をまとうだけで古い顔にならないので、マメに入れ替えをすると今っぽい印象になります。トレンドを追うならプチプラ、オシャレ感を出すならファッション系のブランドもイチオシ。

右／柔らかなピンクとシアーなブラウンの6色パレット。きらめきも上品。スナイデルビューティアイデザイナー 10 6380円　左／どの色を重ねてもくすまないクリアな発色。かれんなコーラル＆ローズの組み合わせ。常盤薬品工業エクセルリアルクローズシャドウ CX08 1650円（価格は編集部調べ）

06．アイシャドウは単品塗りでOK！代わりにアイラインで盛る

＜所要時間：約2分＞

アイシャドウは上下のまぶたに単色塗りでOK。その際にまぶたをノーファンデにしておくことが条件。まぶたのほのかなくすみが陰影となり、いい仕事をしてくれます。また、アイライナーはしっかり盛るのが今どき。まぶたのキワは柔らかいペンシルで埋めて引き締めて。さらに目尻はリキッドでやや長めに引けば、サッと美しくラインが簡単に描けます。

07．塗りやすいマスカラは時短になる！

＜所要時間：約1分＞

どんなに盛れるマスカラでも、まぶたに付きやすいものはお直しで朝時間を奪います。なので、時間を買うべく、塗りやすく、まぶたに付きにくいものに投資しましょう。ですが、マスカラ寿命は長くてもワンシーズン。買い替えを見越して自分に合うものを選んで。

**おすすめアイテムはこちら**　上／超極細ブラシ×持ち手もスリムなので、塗りやすさがピカイチ。カールアップ力も抜群。エレガンスコスメティックスカールアメイジングマスカラBK10 4400円　下／細いコームタイプで、まぶたに付きにくい。シアーなブラックで自然に目元を主張したい人にぴったり。ウォンジョンヨヌードアイラッシュ 01 1430円

08．時間がない時はとにかくリップで切り抜く！

＜所要時間：約20秒＞

仕上げ要員だけど、本当に時間がないときはリップを塗るだけで顔にパンと血色が出てどうにかなるもの。素顔で塗って盛れるリップを見つけておくと、ピンチの時の切り札となります。ちなみに、アイメイク前にリップを塗ると、顔に合わないというピンチも防げます。

**おすすめアイテムはこちら**　右から／グロスのようなツヤぷる唇を叶えるティント。色っぽいピンク。イミュオペラグロウリップティント 302 1980円、ツヤとマットのいいとこ取りの絶妙な質感で、こなれ感たっぷり。深みのあるローズ。セルヴォークディグニファイドリップス36 3520円、付けたてはみずみずしく、どんどん唇と一体化するティントリップ。フルーティな香りもたまらない。ラカフルーティーグラムティント ♯122 1980円

09．眉メイク前は眉下の油分取りが運命を左右する

＜所要時間：約40秒＞

ぎゅって読者のメイクの悩み1位は眉メイク。うまくいかない原因は、03の鏡に加え、眉下の肌と眉毛に油分が残っているから。それがトリガーとなり、アイブロウアイテムが乗りにくく、うまく描けないのです。綿棒とスクリューブラシでオフするだけで、アイブロウアイテムが驚くほどスムースに乗るので、ぜひ実践を。時短にもつながります。

（右）綿棒で肌の油分をしっかり取る
まずは綿棒で、眉下の肌に付着した油分を優しく取り除く
（左）眉毛の油分はスクリューブラシでオフ
スキンケアの油分は眉毛にも付いているので、ブラシでといてオフ

10．眉はパウダーレスが時短+キレイを叶える