1枚の手ぬぐいでトイレットペーパーホルダーカバーが簡単に作れます。お気に入りの絵柄のカバーにしただけで、お手洗いがワンランクアップした空間になり、気分が上がりますよ!柄違いで数枚作っておけば、気分転換で替えられて便利。

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まずは材料から

手ぬぐい(33cm×90cm)1枚 。今回は100円ショップの端処理済みのものを使用します

手ぬぐいの絵柄は、柄の向きに上下左右がないものだと、柄向きを気にせず作業できます。柄の向きがあるものなら、手ぬぐいを縦長方向にして、上下方向の柄のものを選ぶと、絵柄の天地が正しく仕上がります。

コスパ◎な、作り方

採寸のポイント

今回は、一般的なトイレットペーパーホルダーの形状で、ふたの横幅が13cm弱のもののカバーを作りました。

ふたは厚さも含めると13cm。その13cmに縫い代分を含めた15cmを、布の幅としています。

装着したいトイレットペーパーホルダーのふたの幅(厚み含む)を測り、それに縫い代分2cmを加えた長さで裁断するように。

裁断

手ぬぐいを横長になるように広げる。絵柄の向きに上下がある手ぬぐいの場合、左側が上(天)、右側が下(地)になるようにする。

上下の向きを保ったまま布を裏返し、裁断して「78cm×15cm」の布と「69cm×15cm」の布にする。(下図の赤い線を裁断)

15cmの辺は、端処理している部分を除いて採寸し、裁断の際は端処理部分を切り落とす。

78cmと69cmの辺は、端処理している部分も含めて採寸する。

「78cm×15cm」の布と「69cm×15cm」の布ができる。

縫う

「78cm×15cm」の布を上下の柄向きを保ったまま、裏側を向けて置き、右端を1.5cm折って端ミシンをかける。

端ミシンをかけた「78cm×15cm」の布を、上下の柄向きを保ったまま、ひっくり返し表側を向けて置き、右端を7cm折る。

今折った「78cm×15cm」の布に「69cm×15cm」の布を中表になるように重ねる。(「69cm×15cm」の布は、端処理している側が右側になるように合わせる)

2枚の布がずれないように待ち針で留め、下図の赤線部分を縫い代1cmで縫い合わせる。

縫い代が1cmより多くなってしまうと、装着時にふたが入らなくなってしまうので、この工程での縫い代は1cmを超えないように気を付けて縫う。(厚手の布地の場合は、0.8cmくらいの縫い代にしておくといい)

縫い終わったら、右側の開いている口から手を入れ、ひっくり返す。

7cm折っている部分も同様にひっくり返す。

角は待ち針などでキレイに引き出し、形を整える。

下図のように布を置き、左端を22cm折る。

折ったところを縫い代1cmで縫う。

完成!

さっそく装着してみました!

トイレットペーパーホルダーに装着するときは、ふたの取り付け部分近くの隙間に布を通して、引っ張り上げる。

ポケット状になっている部分に、ふたをセットして装着完了。

ふたをセットするとき、ポケットの幅とふたの幅がピッタリなので、少しセットしにくいかもしれませんが、ぴったりとフィットしている方が見た目がすっきりとしてキレイです。

下の輪の部分には、予備のトイレットペーパーが入ります。

思っていた以上に簡単&短時間に作れました。ホルダーにセットしてみると、これまた思っていた以上にかわいく、お手洗いの雰囲気がパッと変わってリフレッシュ!

毎日利用するお手洗いが、トイレットペーパーホルダーカバー1つで、気持ちのいい空間になるなんてびっくり。材料は「手ぬぐい1枚」とコスパも良好なので、気に入った絵柄で数枚作り、季節ごとに取り替えて使いたいですね。