洗濯機に紙おむつを入れて洗ってしまった!乳幼児育児中の「あるある」事件ですね。「この事件はもうウンザリ…」というママたちへ、2つの対策を紹介します。材料費も時間もわずかで済み、家族全員が実行できる超簡単な方法です。被害がなくなりますように。

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一度経験したら「こんな後処理は二度とごめん!もう絶対におむつは混入させない!」と心に誓ったはずが、悲しいことに忘れた頃にまたやってしまうのが、紙おむつの洗濯機混入事件。

経験しているママも多いと思いますが、紙おむつを洗濯してしまうと、紙おむつは水で膨れてパンパンになり、中からブヨブヨした小さな固まり(ポリマー)が散らばって、洗濯物や洗濯機内のあちこちにくっついてしまいます。思い出しただけで、げんなりする惨状。

後処理の方法は?

まずは、原因となった紙おむつやゴミ取りネット、または排水フィルターに溜まったゴミを取り除きます。特に苦労するのは、洗濯物や洗濯機内に付着した、紙おむつから散らばったポリマーの除去。

その簡単な方法として、ネットやTVで紹介されているのは、以下の方法です。簡単にいうと、「ポリマーを溶かす」「小さくする」というものです。

ただ、塩は洗濯機を傷める可能性がありますし、どれも完璧にキレイに取れるわけではありません。いずれにせよ、時間をとられてしまいます。

では、再発防止、および発生時に被害を最小限にするために、何ができるでしょうか。当たり前ですが、「紙おむつを入れない」「ポリマーを散らさない」のが一番です。私のやっている効果的な対策方法を教えます。

【対策その1】紙おむつを入れないために

「おむつNG!」を常時アピール

方法は簡単。どんな紙おむつのパッケージにも付いているおむつの画像を切り取り、その上に×印を書いて、洗濯機や洗濯物入れに貼るだけ。

私は100円ショップの透明な袋に入れましたが、おむつ画像に直接マスキングテープ2枚を×の形に貼るだけでもOK!

見るだけで意味がわかるので、そのうちつい忘れてしまう私も、夫や子どもも家族みんなで注意するようになります。この事件を起こすのは、脱いだ服を自分で入れるようになった子どもや、たまに洗濯する夫であることも多いので、加害者全員に有効です。

貼った後に説明するか、子どもと一緒に貼る、もしくはあえて何も言わず気付いて質問させる、など対象者の意識に残りそうな方法で試してみてください。

【対策その2】ポリマーを散らさないために

ポリマーの散らばる範囲を狭くする 

方法は、たいていの家庭にある「洗濯ネット」に、おむつ使用中の子どもの洗濯物を入れるだけです。

万が一、紙おむつが混入しても、被害が大人の衣料や洗濯機内部までは及びません。これは失敗から学んだアイデアでもあります。私が実際に紙おむつを混入させてしまい、後処理をしていたとき、洗濯ネットに入れていたブラジャーだけ無害でした。つまり、目が細かいネットならポリマーは通過しないようです。

わが家は上記の写真のように、毛布洗い用の大きめな洗濯ネットを洗濯機のフタに取り付けて、子どもの洗濯物はそこへ入れ、そのまま洗うようにしています。

忙しいママの貴重な時間と気力を奪う「紙おむつの洗濯機混入事件」。無駄な消耗をしないために、わずかな時間と労力でできる対策、試してみてはいかがですか?