沖縄にこれから行く人、帰ってきた人、まだ行ったことがない人。どんな人でも、入ったらたちまち沖縄好きになっちゃう「銀座わしたショップ」。そこは東京とは思えない南国の空気が流れていて、居心地バツグン。親子で東京にいながら沖縄を感じてみませんか?
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「わしたショップ」って何?
「わした」とは、沖縄の方言で「私たち」という意味だそう。私たちのお店、「わしたショップ」。その名の通り、沖縄の名産品を集めたアンテナショップです。
店内にある商品、その数なんと約4000種類。「沖縄で食べたアレがもう一度食べたい!」「やっぱり沖縄へ行ったときに買っておけば良かった!」そんな商品がギュッと詰まったお店なのです。
ちなみに店員さんの約半分が沖縄県出身とのこと。そして、県外出身の人でも、年に数回沖縄へ行く沖縄マニアなんだとか。だから、沖縄へのどんな疑問も解決できちゃう!? それが「わしたショップ」です。
店内はどんな感じ?
東京メトロ有楽町線・銀座一丁目駅を3番出口の地上を出ると、目の前に大きなシーサー2体に守られた「わしたショップ」があります。
店内は、1階と地下1階の2フロアになっています。
沖縄のお土産がギュッと詰まった1階
入ってすぐの1階は、まさに沖縄のお土産ショップそのもの。Tシャツ・お酒・果物・お菓子など、店内ところ狭しとならんでおり、テンションアップ!この日、店内で流れていたBGMは安室ちゃんではないですか。さすが徹底されています。
美ら海水族館のお土産コーナーが、こんなところに!
このパーラーの厨房でサーターアンダーギーや天ぷら、沖縄そばなどが用意されています。イートインスペースもあるので、東京にいながら、本場のできたての沖縄料理を堪能できます。
こちらに並んでいる野菜は、すべて沖縄県産のもの。毎日、飛行機で運ばれてきているんですって。東京では馴染みの薄い野菜たちもたくさん。
調理方法がわからない人には、食べ方も書いてあるので、それを参考にして、沖縄野菜を楽しんでみてはどうでしょう。店員さんに聞いてみるのも一つの手です。沖縄家庭料理のことを教えてくれますよ。
もちろん、定番お土産やお酒もかなりの種類が並んでいます。このフロアに、沖縄の名産品がほとんどそろっている、と言っても過言ではない!? そう思ってしまうほどの充実ぶりに、正直ビックリしました。
沖縄の文化を感じられる地下1階
先程の1階とはうってかわって、とても静かな雰囲気の地下1階には、「琉球伝統工芸館」が入っています。こちらには、沖縄県のさまざまな地方で作られている伝統工芸品の数々が並んでおり、うっとりしてしまいます。
沖縄ミュージックといえば、三線。あのゆったりとした曲調、それに合わせて歌われる歌が何とも言えない癒しですよね。いつかは習ってみたい楽器の一つです。
壺屋焼コーナーは、沖縄らしい色合いの素敵な焼き物がたくさん。沖縄では焼き物は「やちむん」と呼ばれ、那覇市にある「やちむん通り」は、人気観光スポットですよね。
沖縄へ行ったら、毎回買い足してしまう琉球ガラスが、東京で買えたことにショックを受けました。この独特な色の混ざり方が、とても美しいですよね。一つひとつ手作りなため、似ているようでまったく違うものというところも、琉球ガラスの良いところです。
この他、かりゆしウェアや沖縄の作家さんたちの作品など、見ていて飽きない美しいものたちであふれていました。
わしたショップ人気商品を紹介
店内には、本当にたくさんの商品が並んでいるので、人気商品をジャンルに分けて紹介します。
生もの部門
- もずく
- 海ぶどう
- 沖縄そば
もずくといっても、東京で売っているものとは太さも!長さも!弾力も!比べ物になりません。1kgなんてすごい量で驚いてしまいますが、これからの暑い夏にはピッタリで、あっという間に食べ終わってしまいそうです。
いまや定番となった海ぶどう。このプチプチ感、クセになりますよね。しぼんでしまうため、冷蔵庫に入れるのはNGなんですよ。
この部門に麺を入れるのはどうなのかと迷いましたが。この麺、生麺なんです!東京で見る沖縄そばは、インスタントラーメン状か乾麺ですよね。それもそのはず、この沖縄そばは賞味期限が製造から5日。輸送時間を考えると、東京で生麺に出会えない理由がわかりますね。
飲み物部門
- オリオンビール生ビール
- さんぴん茶
10年位前は、東京で見かけることはほとんどなかったのに、今はこうして買えるようになって、本当にうれしいです。1位はオリオンビール生ビールですが、売り場には他にもさまざまなオリオンビールがたくさんありますよ。
中でも「シークワーサービアカクテル」を初めて見ました。今度飲んでみようと思いましたが、入荷は期間限定で、在庫がなくなり次第終了!とのこと。次の沖縄旅行で探してみようかな。
大人も子どももみんな大好き。ボトルの柄もかわいいので、持ち歩きたくなりますね。
お菓子部門
- 雪塩ちんすこう
- オリオンビアナッツ
「ちんすこうといえば紅イモ!」だったのが、いつの間にか雪塩が定番になりましたよね。ちょっと塩気がある感じで、無限に食べ続けられてしまうところが人気の秘密でしょうか。
こういう小袋って便利ですよね。ちょっと配ったり、子どものおやつに持たせたり。また、会社用に箱で買ってきたのに数本足りない!という場合にも、小袋を買い足せば調整できるのでうれしいです。
これとオリオンビールさえあれば、東京の海でも沖縄に来た気分になれるかも。ポリポリカリカリ、せっかく小分けになっているのに、あっという間に全部食べ終わってしまいそうな予感がします。
やはり人気商品は、沖縄の定番お土産ですね。みなさん、沖縄でおいしかったものや、もっと食べたかったものなどを購入しているのでしょうか。
番外編
沖縄が大好きな私が、みなさんにおすすめしたいのがこちら。
毎年沖縄へ行くのは、この塩せんべいを買うためだった、と言っても過言ではないくらい大好きなんです。おせんべいなのに、お米ではなく小麦粉を使用している不思議な食べ物ですが、沖縄産の天然塩で味が付けられているので、本当においしい!
チョコソース付のものもあり、甘さ×しょっぱさの無限ループが止まりません。この塩せんべい、なかなか物産展などでは取り扱っていないことが多いのですが、こちらには定番商品としていつでも購入できるので、本当にうれしいです。これを買うためだけに銀座に通ってしまいそうです。
買ってきた材料で沖縄料理を堪能
「わしたショップ」へ取材に行った日のお昼ご飯がこちら。
親子でお店へ行ってみよう!
今回はお店の紹介だったため、商品の紹介がメインとなってしまいましたが、少し沖縄気分に浸れましたでしょうか?
こちらのお店には、平日にも関わらず子連れのお客様も多く来店されています。売っているグッズや食品一つを取ってみても、東京ではあまり見かけないパッケージだったり、色遣いだったり、と親子で楽しく商品を選んでいる姿がありました。
沖縄へ旅行!となると、さまざまなハードルが出てきてしまいますが、電車で沖縄気分を味わいに行く!だったら気軽に楽しめるのではないかと思います。
店内には、今回紹介しきれなかったものがまだまだたくさんあります。琉球の歴史の本だったり、シーサーを作るキットだったり。夏休みの自由研究にもいかがですか?
毎日忙しいママ・パパも、たまには東京の沖縄で、のんびり気分を親子で味わってみてはいかがでしょうか。
あ~沖縄に行きたい!
施設情報(アクセス・サービスなど)
名称 | 銀座わしたショップ本店 |
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公式サイト | https://www.washita.co.jp/info/shop/ginza/ ※最新の情報はこちらでご確認を |
おすすめ年齢 | 4歳~(店内には壊れやすい商品もたくさんあるので、小さい子と一緒に行く際は手を離さないように) |
営業時間 | 10:30~20:00(年末年始以外は営業) |
アクセス | 〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル1F・B1F 東京メトロ有楽町線「銀座1丁目」駅3番出口の階段を上がってすぐ JR「有楽町」駅京橋口改札から徒歩4分 東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座」駅から徒歩7分 |
駐車場 | なし |
店内での注意 | 店内通路はあまり広くないため、ベビーカーより抱っこ紐が◎ |