先週より「透明なゆりかご」がついにスタート!原作ファンも多いなか、初回の感触はいかに?今週は「ヒモメン」の放送も控えており、どのドラマもスタートダッシュを切りました。「義母と娘のブルース」ではPTA廃止運動に奮闘するも…?
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2018年夏ドラマ、レビュー作品はこの4本
タイトル | 放送時間 | テレビ局 |
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義母と娘のブルース | 火曜22時 | TBS系 |
透明なゆりかご | 金曜22時 | NHK |
サバイバル・ウェディング | 土曜22時 | 日テレ系 |
ヒモメン | 7/28(土)23時15分 | テレ朝系 |
レビューするのは6人のママたち!
毎週木曜に感想をレポートします!
義母と娘のブルース
綾瀬はるかがPTAと対立 !?
前回仕事を辞め、専業主婦になった亜希子(綾瀬はるか)。娘のみゆき(横溝菜帆)とも少しずつ距離を縮めているようでなによりです。
今回は、小学生の親なら避けては通れないPTAに参加することになった亜紀子。運動会の係決めで鋭い質問を連発し、役員から反感を買ってしまいます。
しかもそのことが原因で、楽しみにしていたみゆきのおうち会がドタキャンされる事態に…。
親同士のケンカに子どもを巻き込む大人げないやり方に亜希子は静かに怒るのですが、子どもを思う母の切なくもどかしい気持ちがわかりすぎて胸が痛かった…。
しかしここで黙っている亜希子ではない!こんなことの原因になるPTAなどいらない!とPTA廃止運動に乗り出します。
良一(竹野内豊)に「そのやり方はなんか違うと思いますよ」と反対されても止まらない亜希子。準備期間は残り一週間もないのに、PTAの力を借りず一人で運動会を成立させると言ってしまいます。
おいおい大丈夫か~?でも、
かわいい一人娘に、強きに屈し長いものに巻かれるような背中を見せたくはない
と言い放った亜希子はもう立派な母親!
亜希子なりに万全に準備をしたつもりの運動会でしたが、当日はトラブル続出。見かねた他の保護者たちが手伝ってくれ、最後には役員の面々の手も借りなんとか終了。
さらに帰り際、亜希子はPTA会長と和解することができました。
「証明されたのは、PTAは不必要ということではなく、必要だということでは?」と話す亜希子。
PTA活動の理想は、今日のようにポジティブな気持ちで参加してもらうこと
だと。うーん、うまい!さすが、話の持っていき方が巧みです。無敵のキャリアウーマンの人心掌握術が垣間見えた気がしました。
(ぽりこ)
第3話 亜希子さんからの学び
今回も亜希子さんに勉強させてもらいました!(笑)特にグッときた3つのシーンをご紹介します。
- 本当かどうかを確かめ、そうなった原因を明らかにし、対処を考えるべきだ
- タスクはパーソナリティーを考えてアサインすべし
- 親の人間関係と子どもの人間関係に対する問題提起
友達に約束をすっぽかされてしまったみゆきに対しての一言。「そんなの恥ずかしいし、ウザい」と言うみゆきに(分かる、その感覚!)、亜希子は“前向きに善処することは恥ずかしくないこと”だと言いました。
ラストは亜希子さんとPTA会長がそれぞれの得意分野(組織改革と家事改革)を教えあう関係になり、パーソナリティーを高めあえる理想の関係に。
「子どもは親が嫌われるようなことをしたら自分も嫌われると思っている。親は子どもが嫌われることを恐れて、言葉を飲み込み、陰口で憂さを晴らす。
長いものには巻かれればいい、強いヤツには逆らうな、そんな背中を子どもに見せるのか」
亜希子さん、シビレます!!どんな背中を子どもに見せたいのか、親としての在り方を考えさせられる、そんな3話なのでした。
(松田あき)
透明なゆりかご
透明感がすごい!16歳の清原果耶ちゃん
アウス(人工中絶)の後に命のかけらをガラス瓶に入れるアオイ(清原果耶)の透明感がすごかった!光がいっぱいのこのシーンからは、タイトルである「透明なゆりかご」のメッセージが伝わってきます。
そして何と言っても第1話での見どころは、田中さん(安藤玉恵)の一挙一動でしたね。未受診妊婦で出産直後に失踪した田中さん、アオイと赤ちゃんとのやり取りで笑顔が増えてきた、それなのに…。
原作が映像化されると厳しい意見が出ることも多々あります。が、私は「とても良かった」と感じましたよ。心温まるシーンも、苦しいシーンも、とてもリアルに映像化されています。
舞台である由比産婦人科では、アウス(人工中絶)と出産が毎日のように見られるわけですが、このお話の核となるその二つの場面の対比がすごかったです。
時間が止まってしまったかのようなアウスの圧迫感のあるシーンと、賑やかで慌ただしくバタバタしているけれど、おめでたい出産のシーンは、どちらもとてもリアル。
看護師見習いとしてアルバイトをしているアオイ(清原果耶)に
このバイトを続けていれば色々な命の在り方が見られる
と言わせるのですが、見ていた私にもその言葉がすっと胸に落ちてきました。次回は「母性ってなに」がテーマとのこと。どのように「命の在り方」を見つめ、描かれるのか、見逃せません。
(岬さちこ)
ヘビーな描写がありながらも新生児に癒される!
日本の死亡原因で一番多いガンで亡くなる人よりも、アウス(で死んでいく子)の方が実は多いという事実。これは私にも衝撃的でした。
アルバイト初日からセミを見ていて遅刻し「人の気持ちが分からない」と自分で言っちゃう不思議ちゃんなアオイ。
そんなアオイの頑張りで一度は見捨てられそうになった新生児の健太くんを無事母親と一緒に帰宅させることに成功します。
しかし良かったと思ったのもつかの間、健太くんはすぐに亡くなってしまいます。普通、虐待か、ネグレクトかと疑い、腹立たしい状況でもあるのに、アオイは「私は健太くんは愛情に包まれて死んでいったと思いたかった」。
と一言。すてきな感性だなぁと、思わず私も涙してしまいました。
産婦人科が舞台ということでヘビーな描写も続きますが、新生児の赤ちゃんが、お風呂に入れてもらっている表情やミルクを飲む姿が本当にかわいくて癒されます。
(りちママ)
サバイバル・ウェディング
風間俊介のクズ男っぷりにあきれちゃう!
宇佐美編集長(伊勢谷友介)に「(元彼には)絶対に体を許すなよ」とクギをさされてたのに、あっさりベッドに行ってしまったさやか(波瑠)。
しかも元彼の和也(風間俊介)には「このままの関係(婚約破棄からのセフレ?)で」と言われてしまう。あーあ、アカンって言われてるのに聞かないから。しかし和也、ズルい男だなぁ…。
その後、あからさまな都合のいい誘いを断ると「これからの俺たちのことを話そうと思ってたのにな」と!!ズルいうえに黒ーい。しかも、もう新しい女がいる様子。ズルくて真っ黒、まさに元彼底なし沼ですわ。
そして、いよいよ超絶さわやかスーパーイケメン王子様として柏木祐一くん(吉沢亮)が登場!
たしかにカッコいい非のうちどころのないイケメンではありますが、宇佐美編集長のインパクトには若干負けるかも。でも元彼底なし沼からは救ってくれるかもしれません。
今週の宇佐美編集長のアドバイスもグイグイ!!いちいち的確で、私は全面的に支持です!ちょっとナルシストだけどいい男だなーと思います。
ヘンな髪型もほとんど気になりません(笑)。
(りちママ)
宇佐美編集長(伊勢谷友介)の教えに納得
序盤から、元カレ底なし沼から救ってくれる王子様・吉沢亮くんの登場、キターー!
若くてさわやかイケメンなのに仕事も出来てイヤミがないのがすごいなー。目の保養をありがとうございます。
愛され系ぶりっ子との地味バトルや、王子の発する、名言でもないのに イチイチさやかの心に染みてる(どデカ活字&窓に映る)表現がコミカルでウケるー!
マスターの一言、
男ってのは、惚れた女には何でもできる。でもたった一つできないコト、それは愛し続けること。
くぅーーーーーー!
今週の宇佐美編集長のマメ知識
- 「いかなる時も自分にだけは愛を注がなければいけない」甘やかすのとは違うって言ってたけど、みんな自分には甘くなっちゃうよね(笑)
- 「自分を愛すれば時間をムダにしないし、自分を磨くことができる」
- 「自分を傷つけることもなければ、自分の体を大切にする。自分を愛せ」(イイこと言うなー)
- 「いらない物を捨てろ。バッグの中を片付けられないヤツは部屋も片付けられない。インテリアは心の表れ」(納得!)
和也との思い出を断捨離していくのが、心をリセットするうえで実践的アドバイスだなと思いました。
次回は、男に媚びないファッションから愛され系女子ファッションに変身していくみたいなので楽しみ!
本来はハイスペックな波留さんが、めっちゃ野暮ったく見えてたのでファッションやメイクってやっぱり重要なんだなーと痛感しちゃいました(笑)
(オマタアズサ)
ヒモメン
いよいよ今週28日23時15分からスタート!
「働かないという、働き方改革」
窪田正孝のヒモ男っぷりに期待が高まります!
次回は8/2(木)に更新!