TVで話題「乃が美」“生”食パンの質感に驚き。1本864円でも1時間で完売

炎天下でも行列の人気ぶり

パン好きのママ友に紹介され、長い間気になっていた「乃が美」の高級「生」食パン！メディアにも多数取り上げられ、店舗には行列ができる、とっても話題の食パン専門店です。8月下旬の平日、千葉県柏市にある「乃が美 はなれ柏販売店」にお邪魔しました。

この日は朝からかなり暑い日でしたが、店先にはお客さんが並び、11:00のオープンを待っていました、とばかりにお客さんが次々と入店すると、みなさん大きな紙袋をいくつもぶら下げて出てきます。

その様子を何事かと、通行人や通りがかりのドライバーが興味深そうに見ています。行列が行列を呼ぶ、そんな感じです。

オープンから30分後の11:30、ようやく行列がおさまったので店内へ！店内は、余計な装飾がなく超シンプル。レジカウンターの奥には、紙袋がずらっと並んでいます。

こちらでは、毎朝千葉中央店で焼き上げたものを運んで、販売しているとのことです。

魔法の食感！「生」食パン！

こちらがお待ちかね、高級「生」食パンです。

封を切ると、ふわっと小麦のいい香りが漂って、それだけでウキウキしてきます！店長の三村さんに、おすすめの食べ方を聞いてみたところ、まずはちぎってそのまま食べてください、とのこと。贅沢に、真ん中から割っていただきました。

真ん中の部分を、耳からちぎってみて、その質感にびっくり！

中の白い部分はきめ細かく、ふわっふわの質感です。口に入れてみると、口内の水分を含んでパンがまとまり、噛んでみるとちょっと意外にも、もちっとした軽い弾力を感じます。そして、噛めば噛むほどに、甘みが口の中に広がります。

ほんのりと甘く、心地よい食感にどんどん手が伸びてしまいます。いつもキレイに食パンの耳だけを残すわが子たちも、この「生」食パンはそのままパクパク、あっという間に2斤なくなります！

消費期限は20～25度の常温で4日間ですが、暑い時期などはスライスして1枚ずつ、ラップで包んで冷凍保存が可能です。冷凍保存した分を食べるときは、スライスをそのまま通常通りトースターで。

個人的には耳のやわらかさを残すために、焼き色がつかないほど軽めにトーストするのが好きです！外はカリカリ香ばしく、中はさらにふんわりもっちりします。

開発に2年！こだわりの製法と材料

この「生」食パンは、創業者の方とシェフが2年の研究を重ね、子どもからお年寄りまでみんなを笑顔にしたい！と、たどり着いたこだわりの逸品だということです。通常より生地をこねる時間を長く、焼き上げる時間を短くすることで、やわらかくなめらかに仕上がるのだそうです。

また、材料にもとことんこだわり、最高級カナダ産小麦粉を100％使用し、卵アレルギーの人もパンを楽しめるように、という心遣いから卵は使用していません。

原材料は、小麦粉・乳などを主要原料とする、食品・砂糖・マーガリン・バター・ハチミツ・食塩・パン酵母と記されていました。なので、卵アレルギーの経過観察中の1歳の娘もパクパク食べてくれました。

風味づけにはちみつを使用しており、体に害がないほどに殺菌されていますが、1歳未満の子どもには与えないように、との注意書きがありました。

購入方法

乃が美の「生」食パンは、店舗販売が基本。

とのこと。　

店舗は東京都と秋田県以外に、日本全国に101店舗（2018年8月現在）あります。早いときは開店から1時間ほどで、完売してしまうこともあるそうなので、近くの店舗で予約するのが確実です。

近くに店舗がなく購入できない場合は、上本町総本店と梅田御堂筋店でのみ、電話で全国発送を受け付けてくれます。詳しくは、「乃が美」公式サイトでチェック！

おいしいだけじゃない！みんなが笑顔になる理由

子連れでお店に入るのってとても気を使うものですが、とにかくスタッフさんが笑顔で親切！お客さんもスタッフさんとの世間話を楽しんだり、ベビーカーで店内に入るときに、スタッフさんがお手伝いされていたり。また、行列で待っているお客さんを気遣って、日傘まで貸し出していました。

こういったお客さんへの心遣いから、食べたみんなを笑顔にしたい！という創業者の方の思いが、しっかりと伝わってくる気がしました。ただ、おいしいだけではなく、ほっこり幸せな気分にもなる、そんなハッピーな「生」食パン。大ファンになってしまったので、またすぐお邪魔したいと思います。

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