/ 2020.03.12

子どもの小学校入学を控え、学習机購入を考えている人もいらっしゃると思います。今買うべきか?どんな机を買うべきか?塾無しで国立大合格&元中学教師の経験から、学習机を選ぶときに譲れないポイントを紹介します!

入学式前のこの時期、家具屋などには子ども用の学習机のコーナーも出てきて、「学習机は入学前に買った方がいいのかな?必要性を感じてからでもいいのかな?」と悩まれる人も多いと思います。値段もピンキリだし、どんな学習机を選ぶべきか悩みますよね。

正直、

買う時期は入学前でも、必要性を感じてからでも、いつでも良い!

と思います。

入学前に買う一番のメリットは「もうすぐ小学生!という気持ちを盛り上げて、子どもが前向きに過ごせるようにするため」「学習への意欲を高めるため」が考えられます。

また、住居の状態や家族構成等のため「自分の机でじゃないと、とても学習環境には向かない」場合は、学習机を購入する方が良いでしょう。ただ、しばらくはリビングのテーブルで学習させたい場合は、入学前に購入しなくても「必要になったら購入する」で十分だと思います。

ちなみに、わが家は夫の希望もあり、子どもの気持ちを盛り上げるために、入学前に購入しました。

意欲を高めるという点では、一定の効果はあったと思いますが、子どもはリビングで学習したがるので、現在子どもが学習机を使うのは月に1~2回の「兄弟がテレビを見ていて、リビング学習では集中できないとき」くらいです。

どんな学習机を選ぶべき?

学習机は、材質や収納棚付きかどうか、選べるイスなど、いろいろな違いがありますが、学習机を大学受験まで使うと考えると、購入時の大事な注意点は一つだけだと思います。

それは、天板の広さです!

中学生にもなると、ノートと教科書を広げ、参考書と辞書も広げて、見渡せられるような広いスペースが必要になります。教育には一家言ある夫と、私の意見が一致したのが「天板の広さは譲れない」ということ。

学習に力を入れてほしいのならば、材質や見た目のオシャレさではなく「天板の広さ」にこだわってあげてください。

高度な学習になるほど、子どもは広いスペースが必要になります!

例えば、中学生が社会(歴史)を学習するとき、上の画像くらいは教材を広げたいものです。天板が狭くて資料集を置けないとなると、イライラして資料集を開けなくなってきます。

また、全部同時に広がらないために、いちいち教材を入れ替えたり、探したりするのは時間のロス。これは学習上、大きなマイナスです。

「部屋が狭くて大きな机は無理」という人は、脇机(できれば天板と同じか、似た高さにできるもの)を用意して、学習時のみ学習スペースを広げると良いでしょう。

わが家も子ども部屋は狭いので、天板は普通~やや広めのサイズ(幅100cm×奥行82cm)で、引き出しの天板が昇降して、天板と同じ高さにできるものを選びました。

通常はこの状態

普段は、上の写真のように使っています。

引き出しの天板を持ち上げた状態

必要とあらば、引き出しを外に出し、天板を上げることで、上の写真のように脇机にすることができます。これで天板が広がるので、さらに学習スペースを広げることができ、追加で辞書なども3冊くらい広げられるわけです。

「リビングのテーブルで学習する子は成績が良い」と言われるのは、保護者が学習状況を確認しやすいというのもありますが、広いスペース(天板)で学習しているから、という側面もあると思います。

住居の形態によっては、床に座る形(コタツ机など)で学習しても良いと思います。椅子に比べて足はしびれやすいですが、床も利用して資料集などを広げられるメリットはあります。

重要なのは、「あれ?ここ分からないな」「これで正解か確かめたいな」と感じたとき、あれもこれもササッと開けて、ストレスなく短時間で確認できる環境です。

小さな子どもほど、学習机の見た目のかわいさ&カッコよさなどに目がいきがちですが、学習机は「学習スペースが広く取れるか」に注目して選ぶようにしましょう。

この記事を書いたライター

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マミーさん

2児の母。住宅ローン(新築)完済のやりくり上手。「合理的」「簡単」大好き!家事や節約に役立つアイテムなどをご紹介☆

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