日々の掃除といって一番に思い浮かぶのが、掃除機がけ。やろうやろうと思っていてもついつい先送りに。週末にとりあえず1回かけるのがやっとという人も多いと思います。掃除機がけをしたくなる部屋作り・道具選びをすれば自然とやる気もおきますよ。

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コツ1 軽い掃除機を選ぶ

仕事柄、私は色々な掃除を体験してきました。そして出した答えは、以下です。

いくら高機能の掃除機であっても、重いとやる気がでない

吸引力が強い掃除機を週1回かけるより、手軽な掃除機を週2回かける方が部屋はキレイになります。とにかくやる気がでる相棒(掃除機)を探しましょう!

コードレスタイプの落とし穴は「重さ」

コードレスタイプは、各メーカーが新作を出し今や大人気です。ですが意外に落とし穴が多いので注意が必要です。

形状がスッキリしていても、実はとても重いものがあります。重心が足もとにあるから大丈夫と思っても、掃除機がけのときにヘッド部分をちょっと持ち上げる動作が多く、すごく負担に感じます。特に家具を多く置いている家、絨毯やラグを敷いている家は軽さにこだわりましょう。

キャニスタータイプは「軽さ」が魅力

軽さに注目するとキャニスタータイプがおすすめです。近年では多くの軽量タイプが発売されています。長年使っている人は買い替えもおすすめです。その軽さに驚きます!

キャニスタータイプのコードは、実は平均5mあります。80m2以下の家だったら、1回のコンセント差し替えで終わります。何度もコンセントの差し替えが必要な場合、床置きのものが邪魔している可能性があるので、まずはその点を見直しましょう。

また、キャニスタータイプで、吸引力が強すぎて床と掃除機ヘッド部分が密着するため、力が必要なタイプもあるので注意しましょう。

コツ2 床置きのものを減らす

想像してみてください。家具も荷物もまだ何もない新しい部屋に引っ越して来て「この部屋を掃除機がけしてください」と言われたら? 簡単ですね。すぐに掃除機をかけられました。

次に、この部屋にTシャツを1枚ポトリと落としました。同じく「この部屋を掃除機がけしてください」を言われたら? 掃除機をかける範囲はどう変わりますか?

床置きのものが多い部屋だと、掃除機をかけることができる面積がどんどん狭くなります。行き過ぎると掃除機をかけるメリットが見えなくなり、結果やらない、という発想に。

掃除機がけを億劫に感じる原因は、物を持ち上げたり、移動させたりすること。

当たり前の話ですが、部屋にものが置いてあると掃除は面倒に感じてきます。ちょっとしたものでも移動するのが面倒ですよね。たった本1冊でも、ひとつひとつ腰を下げて持ち上げる。重い物だとさらに面倒です。

「片付いていると掃除がしたくなる。」そんな好循環にしたいですね。

コツ3 キレイがきもちいい!を知る

掃除機をかけたあと、家の空気も入れ替わり気持ちいいと感じませんか? そして掃除機がけをした後に外出をし、帰ってきたときも気持ちいいですね。この感覚こそが、続くモチベーションです。

掃除が好きな人は、掃除後の爽快感が好きな人。家をキレイにしてストレスフリーになりましょう。

掃除機がけをするには前準備が必要。それが面倒で第一歩を踏み出せず、どんどん汚れていく…この負のスパイラルを今こそ終わらせましょう。頭で分かっても行動しなきゃ、よくはなりません。

キレイがキレイを呼ぶ部屋に。いまこそ変身です!

この記事を書いたライター

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藤井あや子さん

家事代行サービスを通じて得た経験から独自の効率的な部屋作り・家事らく技を確立。個人宅をスッキリ空間に変身させる整理収納・お片付けサポートサービスを行う。また自宅を公開した収納セミナーも開催中。第5回SHUFU-1準グランプリ。整理収納アドバイザー。

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