2019.04.06
日常の中で、作る楽しさ・うれしさを無理なく増やしていけるように、「身近な材料で、誰でもおいしく作れるレシピ」を追求し続けています。今回お届けするレシピは、手軽に購入できる「油揚げ」を使ったレシピです。簡単でおいしい!を実感してください。
index目次
魅力たっぷり、愛しの油揚げ
安くて、手軽に手に入り、栄養満点、そして何よりおいしい!油揚げは家計をやりくりする、ママの強い味方です。
そして、ほんのひと手間かけるだけで、おかずにおつまみにデザートにまで変身しちゃいます。まさに、キツネが化ける!です(笑)。
みそ汁に入れたり、煮物にしたりも良いですが、今日はパリッと焼くことで、香ばしさと食感も楽しめるレシピをいくつかお届けします。
油揚げのぱりぱり焼き、大根おろし添え
ポイントは、油揚げにしっかり味をつけておくこと。お酒のアテにもぴったりで、パパたちからも支持されている、しみじみおいしいレシピです。写真では伝わりきらないおいしさが、ぎゅっと詰まっているので、ぜひ試してほしい一品です。
- 材料
-
- 油揚げ
- 2枚
- 大根おろし
- 5cm分
- しょうが(すりおろし)
- 10g
- しょうゆ
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1/2
- 作り方
-
- STEP1
- 大根おろしをざるに入れて、軽く汁気を切り、しょうがと混ぜておく
- STEP2
- フライパンに油揚げを並べて火にかけ、こんがりと焼き色がついて、パリパリになるまで焼く
- STEP3
- ボウルにしょうゆと砂糖を入れてよく混ぜ、食べやすく切った2の油揚げを加えて、よく絡める
- STEP4
- 器に盛って、1の大根おろしをたっぷりのせる
好きな具材をのせて焼くだけ!きつねピザ
トマトやしらす、キノコのマリネ、残り物のカレー、缶詰のサバのみそ煮やネギ、そぼろ…などの好きな具材を油揚げにのせて、チーズを散らして焼く。たったこれだけで、何ともおいしいのです。
トースターを使って、ふんわり・サクッと香ばしく焼けるのも、うれしいポイント。トースターにきつねピザをお任せしている間に、他の作業ができるのも、またうれしいですね。
油揚げは、100%大豆からできているので、小麦粉アレルギーでピザが食べられない子どもも一緒に食べることができ、またまたうれしい♪
キノコとトマトの油揚げピザ
- 材料
-
- 油揚げ
- 1枚
- キノコのマリネ(後出のレシピ参照)
- 好きなだけ
- ミニトマト(スライス)
- 2個分くらい
- ピザ用チーズ
- 好きなだけ
- 作り方
-
- STEP1
- 油揚げに、後述するレシピで作ったキノコのマリネ、スライスしたミニトマトを並べて、チーズを散らす
- STEP2
- トースター入れ、チーズが溶けて、焼き色がつくまで10~15分焼く ※トースターの機種によって、焼き時間を調整してください
- STEP3
- 焼けたら、食べやすい大きさにカットして、器に盛る
しらすと大葉のピザ
- 材料
-
- 油揚げ
- 1枚
- しらす
- 大さじ2
- 大葉
- 好きなだけ
- 白いりごま
- 大さじ1/2
- ピザ用チーズ
- 好きなだけ
- 作り方
-
- STEP1
- 油揚げにしらすとごま、大葉をのせ、チーズを散らす
- STEP2
- トースターに入れ、チーズが溶けて、焼き色がつくまで10~15分焼く ※トースターの機種によって、焼き時間を調整してください
- STEP3
- 焼けたら、食べやすい大きさにカットして、器に盛る
冷蔵庫の常連、キノコのマリネ
キノコを切って火にかけるだけの、簡単・うま味の宝庫レシピ。わが家の冷蔵庫の常連です(笑)。いろいろな種類のキノコを混ぜて作ることで、味わい深さやうま味が増しますよ。
今回は上記の「きつねピザ」に使いましたが、オイルもおいしいので、バケットやパンにつけて食べるのも最高です。パスタと和えたり、サラダのトッピングにしたり、冷ややっこにのせたりして食べても◎。
※冷蔵庫で1週間~10日ほど保存できます。長い間冷蔵庫に入れていると、オリーブオイルが固まってくることがあります。その際は、再度軽く火を通し直してください
- 材料
-
- マイタケ(小房に分ける)
- 1パック
- エノキ(長さを半分にカット)
- 1袋
- シメジ(小房に分ける)
- 1パック
- シイタケ(スライス)
- 4個
- エリンギ
- 1パック
- ニンニク(みじん切り)
- 2片
- 塩
- 大さじ1/2
- トウガラシ
- 2本
- オリーブオイル
- 1カップ
- 作り方
-
- STEP1
- エリンギは長さを半分に切って、縦3~4つに切る
- STEP2
- 鍋またはフライパンに、オリーブオイルとニンニク、トウガラシを入れて弱火にかける。ニンニクの香りが立ち、薄く色づいたら、塩とキノコ類をすべて加える
- STEP3
- 中火にして、2~3回全体を大きく混ぜ、オイルで煮るようにして加熱する
- STEP4
- キノコ類に火が通ったら、火から下ろし、冷めたら保存容器に移す
おまけのデザート
油揚げをフライパンで、パリッと焼いているのを見た娘が、ポツリと一言。「このお揚げさんって、パリパリしてて、パイみたいやなぁ~」
確かに!そう言われてみれば、パリパリしているところは、パイに似ているかもしれません。ならば、「デザートにもなるのでは!」と作ったみたレシピです。
見事、娘のお気に入りデザートに仲間入りしました(やった!)。子どもの視点や発想って、いつも「なるほど~」と学びになります。
- 材料
-
- 油揚げ
- 好きなだけ
- バニラアイス
- 好きなだけ
- はちみつ
- 適量
- クルミ(軽くローストしたもの)
- 好きなだけ
- 作り方
-
- STEP1
- 油揚げを食べやすい大きさに切り、フライパンでカリっと焼く
- STEP2
- 器に盛り、はちみつをかける。好みでクルミをトッピングして、アイスを添える
良いものを、少し知っておく。持っておく
最後のデザートレシピの中で使ったはちみつは、山口県産の「百花蜜(写真右)」です。2~10種類の花から集めた蜜の百花蜜は、その年ごとに風味が違う、というのが醍醐味のはちみつでもあります。
今回のはちみつはまろやかでコクがあり、油揚げのデザートにもぴったりでした。トーストやヨーグルトにかけたり、ドリンクに使ったりも良さそうです!
写真左の「あかしあ蜂蜜」はクセがなく、やさしい甘さと香り、味わいが魅力のはちみつです。素材の味を邪魔しないので、砂糖の代わりに料理に使うのも素敵ですよ。
私は普段、料理に高級食材を使いませんが、特別な調味料や良い食材を知っていたり、少し持っていたりすると、「料理すること・味わうこと」の楽しさだけではなく、心も豊かに過ごせる気がするのです。
ちなみに、写真のはちみつはどっちも、大好きな山口と大阪の友達からのプレゼントです。思いやりにあふれた人たちは、プレゼント選びのセンスも抜群!とても勉強になります。
この記事を書いたライター
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ぷっちょさん
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小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
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