ダイソーで見つけた「ヘアーカッター」は、4段階も隙量が変えられる優れもの。本当に4段階きちんとカットできるのか、切れ味はどうなのか試してみました。男の子の髪の毛のちょっと伸びたところを、カットしたいときに使えるかも!?

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「ヘアーカッター」とは?

今回、試しに買ってみたダイソーの「4段階に隙量が変えられるヘアーカッター」。「ヘアーカッターって何?」と、思われる人がいるかもしれませんが、「レザーカット」と言うと、ピンとくるでしょうか?そう、“カミソリ”です。

ダイソー「4段階に隙量が変えられるヘアーカッター」108円

袋から出してみると、結構シンプル。白いキャップは取り外しができ、キャップを付ける向きによって、髪の毛の切れ方が変わる仕組みになっています。

下の図のように、本体のみの場合とキャップを着用の場合と、計4段階の切り方が可能です。

キャップの着脱は、コツをつかめば簡単!

下の写真の丸で囲んだ部分を押すことで、取り外しができます。

本体のみの状態でも、直接刃に触れることがなく、ケガする心配がない作りになっています。

【動画あり】4段階の隙量を切り比べ

今回は、どんな切れ味なのかかわからないため、ウイッグで実験。「隙量少なめ」から一番切れる「ヘアーカット機能」まで、毛束を取り、5回ずつヘアーカッターを当ててみました。

  • 隙量少なめ
    キャップ着用。ごく少量削げた
  • 隙量普通
    キャップ着用。「隙量少なめ」に比べると、多く削げた
  • 隙量多め
    本体のみ。キャップ着用に比べると、がっつり削げた
  • ヘアーカット機能
    本体のみ。カット機能というだけあって、「カミソリそのもの」といった感じで切れた

動画を撮影してみたので、見ていただいた方がわかりやすいと思います。

子どもの「ちょこっとカット」に使える?

まず問題点は、ハサミに比べると“ジョリジョリ”と音がして、頭皮に伝わる刺激があること。短時間・小範囲であれば、抵抗ない子どももいると思いますが、普段から頭皮が敏感だと感じる子どもには、向いていないかもしれません。

いつも自宅でカットをしている人で、そろった感じに仕上がるのを解消したい人には使えそう◎ 毛量調整は正直、失敗する可能性が高いです。推奨しませんが、「それでも使ってみよう」という人は、髪の長さに対して、半分より多く削らない方がいいでしょう。

今回使用したものは、刃を替えることができないのがデメリット。替え刃があるタイプも売っているので、そっちの方が経済的です。髪質にもよりますが、何回か使ったら取り替えた方が無難です。

また、部分的なカットであれば、とても便利ですが、ヘアーカッターだけでのカットは正直難しいかも。ハサミも一緒に準備しておくといいですよ。

男の子の襟足、耳まわりをカットしてみた

伸びすぎてしまった髪の毛を、少しスッキリさせたい!とのこと。

襟足のカット

  1. ヘアーカット機能(本体のみ)の刃を使って、カットしていく。髪の毛はあらかじめ濡らしておく
  2. 毛束を取って指で挟み、右利きであれば、右から少しずつ長さをカットしていく
  3. 大体カットできたら、飛び出ている毛をハサミでカットする
  4. これで襟足のカットは完了

耳まわりをカット

  1. 次は耳まわりをカット
  2. 襟足と同じように、ヘアーカッターでカットし、ハサミで整える
  3. 最後に、耳後ろの髪と襟足の髪をつなげて、カットしたら完了

Before&After

左:Before / 右:After

今回は、まわりの髪の毛だけをカットしています。必要であれば、すきバサミで少し上の髪をすいてあげるとGood!あくまでも、伸びた髪の応急処置的な感じですが、参考にしていただけるとうれしいです。

おまけ

大人の斜め前髪の微調整には、もってこい!です。ケガをする恐れもありませんし、試してみるのもアリ。

この記事を書いたライター

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ちゃこさん
プラチナライター

プチプラものづくり好き。出産前は美容師。今は、ヘアメイク・着付けと2人の子育ての両立に、奮闘中のママです。

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