2019.05.04
今回は揚げたてはもちろん、お弁当やおかず、おつまみ、持ち寄りパーティーでも大人気!スタンダードなから揚げから、アレンジから揚げまで、わが家のおすすめから揚げレシピをいくつかお届けします。作って、食べて、みんなで笑顔になりましょう!
index目次
みんなの人気者
家族みんなの人気のおかずといえば…、「から揚げ!」と元気な声が聞こえてきそうです。わが家も例外ではなく、みんなから揚げが大好きです。
ところが…「から揚げは大好きだけど、作るのは面倒くさい」「揚げ物はスーパーで買ってしまう」など、こんな声をよく聞きます。
でもでも、家で作る揚げたてのから揚げは、たまらなくおいしいのです。そのおいしさをお伝えしたくて、今回はから揚げをテーマにしたレシピをお届けします。
簡単、おいしい、アレンジがきく!
下ごしらえは、実は簡単です(「簡単」は重要ですよね)。下味や衣のつけ方、粉の種類でまったく違った味わいを楽しむことができるのも、うれしいポイントです。
そして、揚げたてのから揚げのおいしさ!もうたまりません。娘は必ず、揚げているそばに「味見」という名の、つまみ食いをしに来ます(笑)。これも手作りの醍醐味の一つです。
私はと言うと、こうやって書いている間に、早くもから揚げが食べたくなってきてしまいました。「から揚げ作りって楽しい!」「意外と簡単!」「めっちゃおいしいやん!」そんな声がたくさん聞くことができたなら、とってもうれしく思います。
ソースバリエーションで味わいに変化を!
基本のから揚げや、塩から揚げにソースをプラス。ソースを変えれば味わいに変化がでて、ますます食べる手が止まらなくなります。から揚げレシピと一緒に、数種類のアレンジソースの作り方もお届けします。
鶏ももから揚げ、いろいろ7種
家族の大好物、カリッとジューシータイプのから揚げです。ふっくら・カリッと揚げるポイントは、下味を肉にしっかりもみ込むこと、片栗粉はふわっとまぶし、揚げ始めは触らないこと。
【1】基本のから揚げ
下味をもみ込むときに、かつおぶしを使うと、より味わいに深みが増します。
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- しょうゆ
- 大さじ1
- おろしにんにく
- 小さじ1/2
- おろししょうが
- 小さじ2
- かつおぶし
- 5g
- 酒
- 大さじ1
- 作り方
-
- STEP1
- 鶏肉は余分な脂肪を除いて筋を切り、3~4cm角のそぎ切りにする
- STEP2
- ボウルに1を入れてAを加え、よくもみ込む。10~20分置くと、よりしっかり味がなじむ
- STEP3
- 鍋に揚げ油を入れて中火にかけ、170℃に熱する(ぬれぶきんで拭いた菜箸を入れ、細かい泡がシュワシュワ出るくらいが目安)
- STEP4
- 2に片栗粉をまぶして、油に入れ強火で揚げる。最初は触らず、表面が固まったら上下を返しながら、6分ほどかけてカリッと揚げる。こんがり色づいて泡が小さくなり、ピチピチいい始めたら、揚げあがり!
【2】ゆずこしょう味
ゆずの上品な香りがふわり。ほのかな辛みが心地良く、口に広がります。8歳の娘も大絶賛ですが、小さな子どもにはピリッとしすぎてしまうので、“大人のお楽しみから揚げ”ということで。作り方は上記の「基本のから揚げ」と同じです。
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- ゆずこしょう
- 小さじ1強
- 酒
- 大さじ2
- 砂糖
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ1
【3】白みそ山椒味
「基本のから揚げ」を作り、山椒を揚げたてのから揚げにまぶすことで、香りを活かします。写真では伝えきれない、おいしさを秘めたから揚げです。わが家のから揚げランキングで、3位に入っています!ぜひ、試してもらいたい一品です。
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 片栗粉
- 適量
- 粉さんしょう
- お好みで小さじ1くらい
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- 白みそ
- 大さじ2
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/4
- おろししょうが
- 小さじ1
【4】塩から揚げ
シンプルでおいしい!塩から揚げ。お酒の味を引き立ててくれるので、おつまみにも◎
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- 塩
- 小さじ1/2強
- 酒
- 大さじ1
- おろししょうが
- 小さじ1
作り方は「基本のから揚げ」と同じ。塩から揚げにぴったりの「トマトしょうがだれ」を合わせると、フレッシュでさっぱりした味わいを楽しめます。
子ども用はしょうがを抜くか、控えめにするのが良さそうです。娘は、後述の「タルタルソース」をつけて食べるのがお気に入りです。
- 材料 2人分
-
- トマト
- 1/2個
- しょうが
- 1かけ
- 酢
- 小さじ2
- しょうゆ
- 小さじ1弱
- 作り方
-
- STEP1
- トマトは1cm角に切り、しょうがはみじん切りにしてボウルに入れ、酢としょうゆと混ぜる
- STEP2
- 揚げたてのから揚げにかける
【5】ハニーマスタードしょうゆ味
はちみつ入りの粒マスタードだれと、カリカリのから揚げの相性が抜群です。
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- しょうゆ・酒
- 各大さじ1
- 塩
- 小さじ1/2弱
- ごま油
- 小さじ1
- おろししょうが
- 小さじ1
- おろしにんにく
- 小さじ1
- B
-
- 粒マスタード
- 大さじ3
- はちみつ
- 大さじ3
- こしょう
- 少々
作り方は「基本のから揚げ」と同じ。食べる直前に、混ぜたBをかけます。片栗粉を手で押しつけるようにしっかりつけることが、カリカリのポイント!ハニーマスタードだれの他に、タルタルソースをつけて食べても、またまたおいしい。
カリカリのから揚げを「らっきょうのタルタルソース」で食べれば、みんなの箸が止まらなくなるスペシャルなおいしさです。
らっきょうの風味で、ピクルスやケッパーを使わなくても、簡単に味が決まります。から揚げの他に、エビフライやカキフライにもおすすめです。パンに塗って、トースターで焼いて食べても。
- 材料
-
- らっきょう(粗みじん切り)
- 5個分
- ゆで卵(粗みじん切り)
- 1個分
- マヨネーズ
- 大さじ4
- パセリ(みじん切り)
- 小さじ1
- 塩・こしょう
- 各少々
- 作り方
-
- STEP1
- ボウルにすべての材料を入れて混ぜる
- STEP2
- 揚げたてのから揚げにかけて食べる
【6】チーズ味
チーズがガリっと楽しい歯ざわり。子どもやビール好きに大人気のから揚げです。作り方は「基本のから揚げ」と同じ。衣は手で握るようにして、しっかりまぶすことで、チーズの風味が引き立ちます。
- 材料 2人分
-
- 鶏もも肉
- 1枚(300g)
- 揚げ油
- 適量
- 片栗粉
- 大さじ2
- A
-
- 粉チーズ
- 大さじ3
- 酒
- 大さじ1
- こしょう
- 少々
- 塩
- 小さじ1
- おろしにんにく
- 小さじ1/2
- 卵
- 1/2個
【7】極上のカリカリ感がたまらない油淋鶏
鶏肉のカリカリッとした食感、そこに香味野菜たっぷりの甘辛ねぎソース。この2つが油淋鶏(ユーリンチー)のおいしさの決め手です。ソースに黒酢と米酢、ごま油を使い、奥行きのある味に仕上げます。
- 材料 3~4人分
-
- 鶏もも肉
- 2枚
- 塩・こしょう
- 各少々
- 揚げ油
- 適量
- A
-
- 溶き卵
- 1/2個分
- 酒
- 小さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- 小麦粉
- 大さじ2
- 片栗粉
- 大さじ2
- B
-
- 米酢
- 大さじ1
- 黒酢
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ2
- ごま油
- 大さじ2
- 水
- 大さじ2
- 青ねぎの小口切り
- 大さじ4
- 白ネギのみじん切り
- 大さじ1
- しょうがのみじん切り
- 1/2かけ分
- ミニトマト(8等分にカット)
- 6個分
- 作り方
-
- STEP1
- 鶏肉は余分な脂を切り落とし、塩とこしょうをふって10分置き、水気をペーパータオルで拭き取る
- STEP2
- 1をボウルに入れAを順に混ぜながら加え、しっかりとまぶす。中温(170℃)の揚げ油に入れ、強めの中火でカリっと、きつね色になるまで9~10分揚げる
- STEP3
- 食べやすい大きさに切り、器に盛って混ぜたBをかける
朝の1時間を有効に
私は娘を出産後、10カ月で職場(イタリアンレストラン)に店長として復帰しました(今は別の仕事をしています)。育児をしながらの仕事と家事…、いくら時間があっても足りません。やりたいことと、やらなきゃいけないことがあふれていました。
でも、子どもも仕事も家事も好き!で、自分で決めて選んだ道です。「どうやったら、毎日機嫌良く、家族と過ごせるかなあ…」「ウキウキ仕事や家事に集中できるかなあ…」そんなことを考えながら、自分らしいやり方を探り続けている中で、随分と時間の使い方が上手くなりました(自分で褒めてみる…笑)。
洗濯機を回しながら、5~10分で朝食の準備をした後、15分くらいで夕食の下準備をし、5~10分で洗濯物を干してから、10分くらいでさっと掃除をします。娘を送り出した後、ストレッチをして、コーヒーを飲む。それから仕事に向き合います。
今回、紹介したから揚げレシピも、朝の間に鶏肉をカットして、下味をつけて冷蔵庫で寝かしておけば、夕食時は片栗粉をまぶして揚げるだけです。下味をつけるのも揚げるのも、時間がかかる作業ではありません。朝と、食べる直前に分けてすれば、なおさらすぐに終わって楽チンです。
それぞれの生活スタイルに合ったやり方を見つけられたら、きっと、もっと毎日が楽しくなりますね!
みんなの声大募集!
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読者のみなさんと一緒に、「みんなが知りたい!」「役に立つ!」そんなページ作りをしたいです。みなさんからのお声、お待ちしています!
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ぷっちょさん
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小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
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