うららかな春の訪れとともに、ついに入学!新生活が始まります。子どもたちの力強いスタートを頼もしく感じる反面、あれれ?と思うようなつまづきもあるかもしれません。でも、大丈夫。いきなり立派な小学生には誰もなれません!ママだって1年生、息抜きも◎

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新1年生の子どもたち、保護者のみなさん、

入学おめでとうございます!

さあ、親子共々フレッシュな気持ちで、新しい生活の始まりです!わが家には、4年生になる姉と1年生になる妹がいます。姉のときに経験し考えたことを、私なりの目線ですが、紹介させていただきます!

初めての登下校。親がすべきは防犯の強化!

今までは、園への送迎は親の務めでしたね。小学生になると、親の送り迎えが不要に!

その姿が頼もしくもあり、寂しくも感じました

登下校の練習をされた家庭も多いかと思いますが、機会があれば“実際の時間”に、一緒に歩いてみてください。そこを歩く小学生たちの様子、そして車の通行量などを肌で感じることができます。旗を持って児童たちを見守ってくれている人の存在が、とても頼もしかったですよ!

防犯対策だって入学準備の一つ

心配性の私は、いろいろなことが心配です…。不幸なニュースを見るたびに、わが子も事件に巻き込まれないか、心配になってしまいます。

  1. 目立つ場所に子どもの名前を書かない
    それは、ニュースで知った誘拐事件。その児童は傘に大きく書かれていたフルネームを見られ、不審者に親しげに名前を呼ばれて、関わっても大丈夫だと信じてしまったようです。
  2. 「毎朝見かける人」でも「信用しないで」
    同じ時間に通学路を歩くので、そこを歩く人もだいたい一緒。もし、声をかけられても、個人情報を話したり、ついて行ったりしないように。
  3. 何かあったら、大声を出して、走って逃げる!
    これ、今の子どもたちは、なかなかできないそうです。練習してみるのもいいかも。
  4. 登下校は友だちと一緒に!
    娘の学校には「通学班」がないので、1人で歩いている子どもも多いのですが、娘には友だちと登下校するよう伝えています。

いきなり、完璧な小学生にはならない

長女が入学したとき。どんどんと「できること」が増えて、母の期待もどんどんと膨らみました。ですが、「できないこと」も目立つ。「周りの友だちはできているのに~」とモヤモヤしたことが多々ありました。そんなときに出会った言葉が胸に響きました。

他人と比べてはいけない。比べるなら、その子の今と昔を!

私がモヤモヤ・イライラしてしまったのは、他の子どもと比べたから。「昔と比べたら、ぐんと成長しているじゃない!」と、娘のできていることを褒めることができました。

小学校に入学すると、気持ちは小学生に変わりますが、心が追いつかず園児のままのこともしばしば。それは親だって同じ。入学して数週間は、びっくりするくらい忙しいです。提出物の山に、用意するものの多さ。

わが家は下の子どもがいたので、ゆっくり書類を見れず。下の子を公園で遊ばせている時間に、プリントに目を通していました

親だって、慌ただしく過ぎていく4月。それはきっと子どもも同じ。

疲れが見えたら息抜きを♪

給食を食べないで帰ってくる?

入学後に一番驚いたのが、帰宅時間。娘は学童に行かせていないので、学校が終われば帰ってきます。その時間はなんと、お昼前!

完全給食になるまで、時間がかかります!

給食の配膳や下膳の仕方を少しずつ教えているそうなのですが、牛乳だけで帰宅。それにひと品、またひと品と段階を追って増え、10日ほどかけ完全給食になりました。お腹を満たさずに帰ってくるし、幼稚園よりも早く終わる1年生。午後の時間がまあ長かったです…。私は書類に追われていましたけどね。(笑)

昔と違う!書き順に教え方

さあ、いよいよ学習が始まりました。そこで遭遇した「ジェネレーションギャップ」!

【その1】「も」と「上」の書き順

私はこう書いていました
娘はこう
私はこう書いていました
娘はこう

この他にも、「色々と違う~」と思う字がいくつかありました。

書き順が変わった理由

その理由は、おそらく1958年(昭和33年)に当時の文部省が作成した「筆順指導の手引き」。私たちが小学生のときにも存在していたのですが、今ほど遵守するよう指導されていませんでした。しかし、今は逆に、手引き通りに教わるようになっているのです。

【その2】算数に出てくる「さくらんぼ」と「ウインナー」

よくありそうな問題です。その考え方が以下の通り。

「ん?」って思った人もいると思います。この計算を書き表すと…、

こうなります

「なんだか、面倒だぞ」そう思いますよね。(汗)ですが、今の教え方では「10のかたまり」が大事。この考えができると、この後の大きな数の計算などへの移行がスムーズなんだとか。

【その3】英語でアルファベットを覚える目的は…

3年生になってからですが、英語の指導が始まりました。「グローバルね~」なんて思っていたら、アルファベットを覚える目的はなんと!

そう、パソコン入力!キーボード入力のためのアルファベットの練習だったのです。アルファベットですが、国語の授業で教わっていました。タッチパネルが増えているので、「パソコンの授業もなくなるのかな~」なんて思ってしまいますが…、時代はどんどん変わっていきますね!

ママだって1年生

親も今の教育に触れるのは1年目め。知らないことが続々と出てきても、「ママもわからないから、一緒に勉強しよう!」と言うと、子どももすごく喜ぶと思います。これからの長い小学校生活、思いもよらないトラブルやつまづきが起こるかも知れません。わが家で気をつけていることは、

できないことは、一緒に乗り越えよう!

という姿勢を示しています。娘に話しかけられたら、テレビとスマホをオフにして、向き合うようにしています(なかなかできませんが…)。

3年前の私は小学生になったら楽になる、と聞き楽しみにしていた入学。その期待とは裏腹な、慌ただしい4月。運動会が春開催だったのも加わって、「落ち着いたな~」と思ったのが夏休み前だったのは忘れもしません。(笑)ですが、やはり小学生は園児とは違って、お兄さん・お姉さんです!

子どもたちの健やかな成長を期待して、ママも頑張りましょう!

※今回の記事の内容は、娘の学校の教育内容によるもので、全国的に当てはまるものではありません。また、私の考えを示したもので、異なる考え方もあると思います

この記事を書いたライター

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みつかママさん

長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。

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