これから子どもにおやつをあげ始めようと考えている人、子どもが歯磨きを嫌がって困っているという人に試してほしい、歯科医であるママ直伝の虫歯予防法を紹介します。生活に負担がなく、簡単に取り入れられる習慣で、子どもの歯の健康を守りましょう。

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子どもの虫歯は親の責任!?

私は親から結構厳しめに、歯の大事さを教えられてきました。なので、自分の子どものオーラルケアにも関心が高いです。

もちろん、体質はそれぞれ違うので、虫歯のできやすさには個人差があります。が、やはり自分でしっかり歯を磨けない子どものうちは、親が関心を持ってケアしてあげたいですよね。

もし、わが子が虫歯になったら、痛い思いをさせるのもかわいそうだし、歯医者なんてギャン泣き間違いなしなので、通院にものすごく苦労しそうです。

そこで、私は子どもの虫歯をなるべく作らないよう、歯科医をやっているママから教わった習慣法を実践しています。ママ視点で、生活に負担が少ないのがポイントです。

そのおやつ、ちょっと待った!

赤ちゃんの離乳食が進んでくると、7カ月頃からあげられる「赤ちゃんせんべい」や「ボーロ」などが気になりますよね。私も、手軽で持ち運びも楽な市販のおやつは、子どもが食べたときの喜ぶ顔、食いつきの良さについついあげてしまいたくなります。

でも、おやつをあげる前に、原材料をよ~く見てみてください。いつも食べている某乳幼児用せんべいでも、原材料名の中には意外と「砂糖」が含まれているものが。

わが家では、虫歯を作る原因になる砂糖を使わないおやつを、積極的に与えることにしています。「砂糖不使用のおやつなんて、おいしいの?」と思うかもしれませんが、子どもが喜んで食べるものって、意外とあるんです。

素材の甘さ、旨味を活かしたおやつ

わが家のおやつを紹介します。

【1】麩

そう、スーパーで売っている車麩などの麩です。外で食べさせていると、「え、麩!?」とよく言われますが、うちの子どもたちは大好きです。1歳頃から食べていた長女も、3歳7カ月の現在まで、まだ喜んで食べます。小さいひと口サイズの麩もよく食べます。

【2】甘栗

ダイソー「有機栽培栗100% こだわりのむき甘栗(120g)」108円

保存料・着色料・砂糖・甘味料不使用。私も大好きなので、よく買います。

【3】そのほか

そのほか、「するめ」「にぼし」など、スーパーで簡単に手に入る素材も、おいしいおやつになります。食塩が少なめで、「食べるにぼし」などのタイプがベスト。

ただし、奥歯が生えて噛みつぶせるようになってからでないと、なかなか噛み切れず、飲みこんだとき痛いので、気を付けてください。

チョコレートやアメ、キャラメルなどはおいしいですが、歯にくっつきやすくて糖分が口に滞在する時間が長く、虫歯になる可能性が高いそうです。確かにおいしいですが、歯磨きがまだ上手にできない子どもには、知らない方が幸せなこともあると思います(笑)。

子どもがすでに、市販の味の濃いおやつに慣れてしまっていると、上記に挙げたおやつは受け付けない場合もあります。その場合は、少しずつ虫歯になりやすいおやつを減らして、虫歯になりにくいおやつを取り入れてみると良いと思います。

歯磨きが好きになる!? 歯磨き後の習慣

 

1歳8カ月の次女は、イヤイヤ期の影響もあり、とことん仕上げ磨きを嫌がります。追いかけまわし、やっと捕まえて羽交い絞めにして、挙句の果てには号泣です。それでも歯磨きの後は、喜んで口をゆすぎに行きます。それは、キシリトールのタブレットがもらえるから。

ロッテ「キシリトール・タブレット(10個)」2808円

ロッテの公式サイトには、このような紹介文が。

このタブレットは虫歯の原因にならない甘味料(キシリトール)を使用しております。歯の再石灰化を増強するキシリトール、フクロノリ抽出物(フノラン)、リン酸一水素カルシウムを配合しているので、歯を丈夫で健康に保つことができます。

出典:ロッテ公式サイト

2歳頃の子ども向けに、しまじろうのパッケージの子ども用タブレットもありますよ。

あまりにも歯磨きを嫌がって、しっかり磨けなかった日も、口をゆすいでタブレットを食べれば、唾液がたくさん出るので、何もしないよりは少しは虫歯予防になるかな、と思っています。

簡単に取り入れられる習慣で、子どもの歯の健康を守りましょう!

※効果には個人差があります

この記事を書いたライター

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ほみるんさん

洋楽を完コピしてお風呂で歌うことが趣味の2児の母。海外移住の夢を果たせなかった代わりに、英語育児を実践!子供向け英語サークルを主催する傍ら、ヘアサロンモデルとしても活動中。

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