スーパーの魚売り場にあった、たっぷり入って激安な“アラ”を使って作る「自家製ツナ」。そのままメインにもなっちゃう存在感!たっぷり作ってメインに、アレンジに、と使い勝手も抜群です。

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安いまぐろのアラを使います

スーパーの鮮魚コーナーの「アラコーナー」(アラや値下げ品を集めてあるコーナー。勝手にそう呼んでいます)で見つけた、ずっしり重たいまぐろのアラ(帰って量ってみたら、7~800gありました!そりゃ重いはず)。

この量でこの値段…、安い!安すぎる。「何かおいしい食べ方はないものか」と考えて、たどり着いたのが「自家製ツナ」作り。

以前、雑誌で自家製ツナの作り方を紹介していたものを見たことがあるのですが、刺身用のサクを使って、オリーブオイルもた~っぷりと使用。「なんだかとっても高級品!」と感じたものです。

でも、「アラでもできそうだし、鍋を小さめにしたら、オリーブオイルもそこまで必要ないかも?」と、今回のレシピを考えてみました。材料など「適量」ばかりで恐縮ですが、それが「自家製」の醍醐味かも!と、許してくださいね。

自家製ツナの作り方

材料 作りやすい量
まぐろアラ
1パック
オリーブオイル
適量(200~300cc)
適量
好みのスパイス、ニンニク(今回はローリエ、黒こしょうを使用)
少々
作り方
所要時間60
STEP1
まぐろのアラは、余分な水分と臭みを取るため、全体に塩をまんべんなくふって、2~30分置く(後で水で軽く洗うので、しっかり塩を振ってください)
ステンレスのバットに入れると、魚臭さが軽減すると聞き、家にあったステンレスのボウルを魚の下処理に活用
STEP2
1のまぐろは軽く水洗いし、キッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取る。軽く塩をふって、スパイスと一緒に鍋に入れていく
鍋が大きいと、オイルも大量に必要となるので、やや小さめが◎ 私が使用しているのは直径16cmの鍋
STEP3
まぐろが隠れるくらい、ひたひたにオリーブオイルを入れる
STEP4
オイルがふつふつと沸騰してきたら火を弱め、途中裏に返しながら、30~40分ほど加熱する
まわりが白くなってきました。出てきたアクは取り除きます
重なったりくっついたりしていると、火が通りにくいので、裏返すときに気を付けます
STEP5
表面が生のところがなければ、火を止めてそのまま冷ます。冷めたら、一度厚めのところを割ってみて、火が通っていれば完成!
じっくり火を通すことで、パサつき防止!

保存するには

3~4日で食べきれそうなら、オイルに漬けたまま密閉できる容器に入れて密封し、冷蔵庫に保存。

それ以上なら、オイルごとジッパー付き袋に入れて、冷凍保存。ツナ作りに使用したオイルは、炒め物や和え物などにも使えます。

自家製ツナの楽しみ方

そのまま!メインとして

作ったその日は、やはりそのままメインとして。

付け合わせの野菜は、ツナ作りに使ったオリーブオイルと塩をまぶして、180℃のオーブンで20分ほど焼いたもの(スナップエンドウは10分ほど)です。オイルも無駄なく使える組み合わせです。

パスタに

ツナ作りに使ったオイルで野菜を炒め、ほぐしたツナを入れて軽く温め、ゆでたパスタとあえて塩こしょうで味を調えるだけ。ゴロゴロのツナが食べ応え抜群のパスタに!

他にも楽しみ方たくさん!

通常の缶詰のツナ同様、サンドイッチやサラダにも使える自家製ツナです。でも、まずは「かたまり」を楽しんでみてくださいね。

今回の道具の話

今回ツナを作るのに使用したのは、「取っ手が取れる~♪」で有名なティファールの小鍋。2種のフライパンと大小2サイズの鍋のセットでかなり重宝しています。今回はツナを作るのにも使い、そのまま保存用のふたをして、冷蔵庫で保存できるので便利!

カラフルでかわいいホーロー鍋も持っていますが、とにかく重いので洗うのが面倒。その点、これは軽いし、取っ手が取れるので洗いやすいです。

このセットは、実は2回目の購入。結婚した際に1セットお祝いにいただき、10年ほど使ってテフロンもはげ、だいぶくたびれてきたので、数年前に買い替えました。手入れが楽というのは、主婦にはうれしいポイントですよね!

この記事を書いたライター

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すなねっこさん
プラチナライター

高1男子、小6女子、小3男子のママ。家族みんなが食いしん坊!酵母でパンを焼いたり味噌を仕込んだり、趣味は「食のDIY」!

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