新年度になったか、と思ったらもう夏!「八十八夜」は春から夏に移り変わる節目の日。夏の準備を始める縁起の良い日、とされています。最近は、急須で入れるお茶を飲む機会が減っていますが、新茶を飲んで食べて楽しみましょう!

な~つ~もち~かづく、は~ちじゅうは~ちや♪

この歌を知っていますか?八十八夜は、立春から数えて88日目。2019年の八十八夜は5月2日です。お茶の産地では、この時期は新茶摘みの最盛期。また新茶は、後に摘まれる二番茶・三番茶よりも、栄養とうまみ成分に富み、質も良く風味豊かです。

そんな縁起の良いお茶はぜひ飲みたい!

緑茶の正しい入れ方

緑茶と煎茶の違いは?

緑茶は、生のお茶の葉を発酵させずに作った不発酵茶。製法の違いによって、煎茶・玉露・番茶・抹茶・ほうじ茶などに分けられます。そのうち、一般的な製法で作られたお茶を「煎茶」と呼び、日本人に最もなじみの深い緑茶です。

煎茶の入れ方

  1. 急須に茶葉を入れる(2人前でティースプーン2杯=4gほど)
  2. 湯のみに入れ、湯冷ましした湯を急須に移す(適温は約80℃)。ポットのお湯をそのまま急須に入れてもOK
  3. ふたをして、約30秒蒸らす
  4. 少しずつ均等に注ぐ。最後の1滴まで!

茶葉活用レシピ

茶葉は緑茶として飲むだけではなく、料理やスイーツ、その他ドリンクに使えるんです。今回はその中から、茶葉をたっぷり使ったスコーンのレシピを紹介します!

材料(直径6cm 6つ分)
ホットケーキミックス
150g
バター
35g
茶葉
大さじ1~1.5
1/2個分
砂糖
大さじ1
薄力粉
適量

作り方
所要時間20
STEP1
砂糖に溶きほぐした卵、レンジで溶かしたバターを加えて、よく混ぜる
STEP2
茶葉はみじん切り、もしくはミキサーで細かくし、1に加え混ぜる
STEP3
ひとまとめにして、薄力粉を広げたまな板などで1.5cmの厚さに伸ばし、コップなどに薄力粉をつけて丸く抜く
STEP4
オーブンペーパーを敷いた鉄板に並べ、予熱したオーブンで190℃で5分、180℃に下げて、さらに5分焼けば完成!

お茶が主張した渋めのスコーン

このスコーンは甘さ控えめ、というより「お茶の味!」「苦い・渋い!」。わが家の子どもたちは、小さい頃からお茶に親しんでいるので、「おいしい」と食べましたが、渋みが苦手な子どもは「うぇ~」というレベル(笑)。

今回、茶筒の底にあった茶葉がよい感じで細かかったので、それ以上粉砕せずに使ったのもありますが、茶葉をかみしめることができました。苦さを軽減したい場合には、茶葉の量を大さじ1/2~1弱で様子を見てください。

すみずみまで茶葉が

茶葉ではなく、粉末緑茶でもOK。その場合は、分量を半分くらいに。粉末緑茶は、原材料が緑茶のものを選びましょう。

飲んで良し、食べて良しの緑茶。新茶パワーで縁起良く過ごしましょう♪

この記事を書いたライター

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みつかママさん

長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。

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