3〜6歳は視覚・触覚・味覚・嗅覚・聴覚など感覚器官が発達する時期。子どもたちはとにかく「感覚的」な刺激に興味津々です!今回は絵の具を使って「色彩感覚を育てる」遊びを紹介します。

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色彩感覚を楽しむ「染め紙遊び」

用意するもの

  • 水彩絵の具 赤、青、黄、黄緑など
  • 絵の具を入れる器(4つ)
  • 障子紙
  • お手拭き
  • 新聞紙

絵の具や障子紙、容器は100円ショップで購入しましたが、どんなものでも構いません。絵の具は3原色を基本に、1~2色加えても良いでしょう。

準備

  1. 障子紙をカットする。今回は14センチ×20センチに切り、子どもが持ちやすい大きさに畳んで使用。

    このように持って使います
  2. 障子紙は使う直前に一度水にぬらし、水気を絞っておく

机に新聞紙を敷く、子どもにはスモックやエプロンをつけるなど、事前の汚れ対策を忘れずに!

子どもと遊んでみよう

障子紙の隅を絵の具に浸します。少しずつ紙に絵の具が染みて、色が広がっていく様子を観察してみましょう。

片方の隅を赤に染めたら、反対側は青など別な色で染めてみましょう。

色を混ぜてみるのも楽しいです。

紙を広げて、どんな色に染まったか見てみましょう。新聞紙の上に乗せて乾かします。さまざまな色、柄を楽しんでみましょう!

こんなにカラフルに染まりました!

染めた紙でできるいろいろな作品

染めた紙が乾いたら、いろいろな作品を作ってみましょう。

トイレットペーパーの芯を使って魚に

トイレットペーパーに巻きつけて、魚を作ってみました。3歳半~の子どもなら芯に巻きつけるところから仕上げまで、2歳児ならシールを貼る部分だけを子どもにさせても良いですね。

カラフルな花に

子どもが好きな色の花びらを選んでのりで貼ると、すてきなお花ができます。

今回は2歳児の活動として用意したので、事前に花びらと葉の形に紙を切って用意しておきました。見本も作っておくと良いでしょう。

子どもが好きな色の花びらを選んで紙に貼り付けました。母の日が近かったので、お母さんへのプレゼントにしました。

折り紙にしても楽しいです

正方形に切って折り紙にしてもいいですね。障子紙は少々硬いので、大きめサイズにした方が使いやすいと思います。

ノートの表紙や箱に貼り付けてオリジナルグッズを作ったり、子どもが好きな形に切り抜いて絵の材料にするなど制作のアイディアはたくさん!子どもの年齢や能力に合わせて楽しんでみるといいですね。

この記事を書いたライター

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堀田はるなさん

モンテッソーリ原宿子供の家・モンテッソーリすみれが丘子供の家教員、保育士。アパレル業界、eコマース、金融など様々な業種でのマーケティング業務を経験後、教育の道へ転身。日本モンテッソーリ協会承認モンテッソーリ教員免許取得。著作「子どもの才能を伸ばす最高の方法 モンテッソーリ・メソッド」。

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