/ 2021.07.05

これから夏にかけて、野菜を育てるのにぴったりな季節がやってきました!道具をそろえて、本格的に始めるのは少し大変ですが、おしゃれなキッチンインテリアとして、野菜やハーブなど食べられる植物を飾りながら育てて、収穫してみませんか。

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キッチンに食べられる植物を飾ろう!

いざ、植物を育ててみようと思っても、種や苗、土や肥料の準備、植木鉢なども必要で、なかなか始められない人も多いのでは? 近頃はスーパーでも、ミントやローズマリーなどの、フレッシュハーブが手に入りやすくなりました。

まずは、ハーブや普段使うネギなどを水に浸けて育てる、気軽な「水耕栽培」から始めてみましょう。

まずはこの植物で挑戦!

クレソン

水辺に生える植物なので、水耕栽培にはぴったりの植物です。旬の時期は3~6月頃。この時期は特に栄養がたっぷり!新鮮なクレソンには、β-カロテン(ビタミンA)やビタミンCなどが、豊富に含まれています。

ミント

ハーブの中でも特に種類が多く、ペパーミント・スペアミント・レモンミントなど、さわやかな香りの中にも、いろいろな香りが楽しめるハーブです。収穫したての葉を数枚ちぎって入れる、ハーブティーは格別!

ネギ

みそ汁や冷奴の薬味など、何かと便利に使えるネギも、水耕栽培ができます。キッチンインテリアには、太めのネギより細めのネギが良いですよ。

その他「水耕栽培」に向いている植物

  • タイム
  • バジル
  • ローズマリー

水耕栽培のコツは?

水耕栽培のコツは、キレイな水を保つこと

葉が水に浸かると腐りやすいので、水に浸かる部分の葉は取り除いて、水はこまめに替えましょう。

簡単に始められる「リボベジ」

「リボベジ」とは、捨ててしまうはずの野菜のヘタや、収穫した後の豆苗などを水に浸けて再収穫を楽しむ、「リボーンベジタブル(再生野菜)」の略語です。

ニンジンやキャベツ、ブロッコリーの芯など、実は栄養価の高い部分なのに、捨てることが多い部分を再利用します。

スーパーでは、葉付きのニンジンは珍しく、あまり見かけませんが、ヘタの部分を厚めに残して、風通しの良い明るい場所で浅めの水に浸けておくと、1週間ほどで葉が出始めます。意外と水をたくさん吸うので、1日1回は水の量を確認しましょう。

ミニキッチンガーデンを楽しもう!

水耕栽培のメリットは、育て方が簡単なことです。また、虫がつきにくいのもうれしいですね!キッチンでも衛生的に育てられて、使いたいときに収穫できます。デメリットは、土で育てる植物ほど長持ちしないことと、ハーブの香りが弱くなるところです。

家族が集まるキッチンやテーブルに飾っておくと、新芽が出たり、1~2週間ほどで白い根が出たりする様子など、植物の成長を子どもと一緒に楽しめます。また、お気に入りの容器を使えば、キッチンインテリアとしても楽しめますよ。

この記事を書いたライター

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yukikutsuさん

2児のママ。ブライダルフラワーコーディネーターを経て、アロマテラピーインストラクターとして活動中。植物を通して「健やかで喜びのある暮らし」を提案しています。

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