2019.06.02
6月4~10日は「歯と口の健康週間」です。よく知られた「虫歯予防デー」が、昭和3年から10年間の取り組みだったと知り、驚いています(笑)とにかく、歯の健康を見直す時期なので、わが家の経験談を交えながらむし歯予防レシピを紹介します♪
index目次
むし歯の原因って?
おやつも気をつけているし、歯磨きもちゃんとしているのに、むし歯になるんだよね~。
お菓子をたくさん食べているのに、むし歯にならないのよ~。
この会話、子育て中のママなら「あるある!」と思う人もいるのでは?
それがたとえ、同じ兄弟姉妹でも、この違いが出ることも。わが家も例外ではなく、姉にはむし歯がなく、妹にはむし歯があります。通院している歯科で教えてもらった、むし歯の原因…それは
食習慣・歯を守る力・菌の数
この3つの組み合わせによるものなんだそうです。むし歯の対策として、おやつや歯磨きばかり気をつけていましたが、それは表面上の対策だったと知り、ショックを隠せませんでした。
むし歯の原因を知る検査がある!
そこで、わが家がやってみたのは「唾液(だえき)検査」。

検査は簡単で、ガムのようなものを一定時間噛み、唾液を容器に出すだけ。短時間で唾液の力や、むし歯菌の数がわかります。その結果に合わせた対策によって、生涯むし歯の心配がない、なんてことも。
娘たちの口の状態はいかに?
そんなこんなで、小4と小1の娘たちの唾液検査をしました。いろいろと指導されたことはあるのですが、私は専門家ではないので、ここでの細かな結果や指導内容の説明は、省略させていただきます。わかった結果のうちのひとつが、
2人とも唾液の量が少ない
唾液が少ないと、口の中の残存物を流しきれなかったり、歯の質が落ちてしまうのだとか。唾液を増やす方法はいくつかありますが、その中でも実践できそうなことが「よく噛むこと」でした。
この検査以降、わが家の食事に「カミカミ食材」が増えたのは、言うまでもありません。
唾液を増やせ!カミカミレシピ4選
カミカミ食材の代表格!「ゴボウの甘辛タレ」
- 材料 2人分
-
- ゴボウ
- 1本
- シイタケ
- 2個
- 熱湯
- 大さじ2
- 白ゴマ
- 小さじ1~2
- A
-
- しょうゆ
- 大さじ2/3
- 料理酒
- 大さじ1.5
- みりん
- 大さじ1
- 砂糖
- 小さじ2
※芋類やレンコンなど、野菜を他に加えても◎
- 作り方
- 所要時間10分
-
- STEP1
- ゴボウは皮を取り除き、3~5mm厚さの斜め切りにする。シイタケは、縦に1/3~1/4に切る
- STEP2
- 切った野菜を素揚げする
- STEP3
- 鍋にAを入れて煮立たせ、煮詰まりだしたら熱湯を加えて、ひと煮立ちさせる
泡が大きくなるまで煮詰めると、香ばしさがプラスされます
- STEP4
- 揚げた野菜を鍋に入れ、ゴマと一緒にタレをからめて、完成!
加熱しないで完成!「切干大根とさきいかの酢の物」
- 材料 2人分
-
- 切干大根
- 3g
- さきいか
- 5g
- キュウリ
- 15g
- ニンジン
- 少量
- 塩
- ひとつまみ
- かんたん酢など
- 小さじ2
※キュウリの他、ゆでたモヤシや白菜などでも◎
- 作り方
- 所要時間10分
-
- STEP1
- 切干大根はさっと洗い、水につけて戻す。さきいかは細くさき、長いものは切っておく
わが家は切干大根は、戻したらそのまま使いますが、臭みが気になる人はゆでてもOK
- STEP2
- 野菜は千切りにし、塩をふっておく
- STEP3
- すべてを一緒にし、混ぜて完成!
残り物とは言わせない!「野菜と昆布のきんぴら」

- 材料 4人分
-
- ニンジン
- 小1本
- エリンギ
- 大1個
- ブロッコリーの芯(皮は厚めにむく)
- 1個分
- しらたき
- 1/2袋
- さつま揚げ
- 小1個
- だし昆布
- 約3cm
- A
-
- しょうゆ
- 大さじ1.5
- 料理酒
- 大さじ1.5
- 砂糖
- 大さじ1
- みりん
- 大さじ1
- 白ゴマ
- 小さじ1
※野菜は何でも◎
- 作り方
- 所要時間10分
-
- STEP1
- 野菜、さつま揚げはマッチ棒くらいの太さに切る
- STEP2
- 昆布はキッチンばさみで細く切る
細く切るので水戻しなしで、野菜と一緒に炒められます!
- STEP3
- 鍋に油を熱し、野菜類を炒める。しんなりしたらAを入れて、全体を混ぜ合わせる
- STEP4
- 最後にゴマを散らして、完成!
しゃぶしゃぶだって、カミカミ食材をプラス!
レシピというほどではありませんが、やわらかい野菜や肉だけで済んでしまう「しゃぶしゃぶ」。そこにも、カミカミ食材を足すようにしています。わが家では、タケノコの水煮を薄く切ったものを、加えるようにしています!
もちろん、毎日の歯磨きやおやつの与え方だって大切です
わが家の場合、姉にはないむし歯が妹にあるのは、甘いおやつを与え始めた時期が関係していると思います。私は与えるつもりはなかったのに(と言い訳)、気づいたら当時1歳の妹が、姉のおやつを勝手に食べていました。
それ以降、あげまいとする私と、お菓子の味を知ってしまった妹との攻防もむなしく、今に至ります…。
今回の記事では、「唾液を増やすカミカミレシピ」を重点に紹介しましたが、唾液検査を受け、歯科衛生士からは毎日の歯磨き、そして甘いものの与え方も指導されました。
むし歯は1日にしてならず。毎日の食生活、歯磨き、甘いものをもう一度見直しましょう!
この記事を書いたライター
ライター一覧- みつかママさん
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長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。