6月4~10日は「歯と口の健康週間」です。よく知られた「虫歯予防デー」が、昭和3年から10年間の取り組みだったと知り、驚いています(笑)とにかく、歯の健康を見直す時期なので、わが家の経験談を交えながらむし歯予防レシピを紹介します♪

index目次

むし歯の原因って?

おやつも気をつけているし、歯磨きもちゃんとしているのに、むし歯になるんだよね~。

お菓子をたくさん食べているのに、むし歯にならないのよ~。

この会話、子育て中のママなら「あるある!」と思う人もいるのでは?

それがたとえ、同じ兄弟姉妹でも、この違いが出ることも。わが家も例外ではなく、姉にはむし歯がなく、妹にはむし歯があります。通院している歯科で教えてもらった、むし歯の原因…それは

食習慣・歯を守る力・菌の数

この3つの組み合わせによるものなんだそうです。むし歯の対策として、おやつや歯磨きばかり気をつけていましたが、それは表面上の対策だったと知り、ショックを隠せませんでした。

むし歯の原因を知る検査がある!

そこで、わが家がやってみたのは「唾液(だえき)検査」

「カリエスリスクテスト」といい、世界保健機関(WHO)の調査で使われていたのだとか

検査は簡単で、ガムのようなものを一定時間噛み、唾液を容器に出すだけ。短時間で唾液の力や、むし歯菌の数がわかります。その結果に合わせた対策によって、生涯むし歯の心配がない、なんてことも。

娘たちの口の状態はいかに?

そんなこんなで、小4と小1の娘たちの唾液検査をしました。いろいろと指導されたことはあるのですが、私は専門家ではないので、ここでの細かな結果や指導内容の説明は、省略させていただきます。わかった結果のうちのひとつが、

2人とも唾液の量が少ない

唾液が少ないと、口の中の残存物を流しきれなかったり、歯の質が落ちてしまうのだとか。唾液を増やす方法はいくつかありますが、その中でも実践できそうなことが「よく噛むこと」でした。

この検査以降、わが家の食事に「カミカミ食材」が増えたのは、言うまでもありません。

唾液を増やせ!カミカミレシピ4選

カミカミ食材の代表格!「ゴボウの甘辛タレ」

材料 2人分
ゴボウ
1本
シイタケ
2個
熱湯
大さじ2
白ゴマ
小さじ1~2
A
しょうゆ
大さじ2/3
料理酒
大さじ1.5
みりん
大さじ1
砂糖
小さじ2

※芋類やレンコンなど、野菜を他に加えても◎

作り方
所要時間10
STEP1
ゴボウは皮を取り除き、3~5mm厚さの斜め切りにする。シイタケは、縦に1/3~1/4に切る
STEP2
切った野菜を素揚げする
STEP3
鍋にAを入れて煮立たせ、煮詰まりだしたら熱湯を加えて、ひと煮立ちさせる

泡が大きくなるまで煮詰めると、香ばしさがプラスされます
STEP4
揚げた野菜を鍋に入れ、ゴマと一緒にタレをからめて、完成!

加熱しないで完成!「切干大根とさきいかの酢の物」

材料 2人分
切干大根
3g
さきいか
5g
キュウリ
15g
ニンジン
少量
ひとつまみ
かんたん酢など
小さじ2

※キュウリの他、ゆでたモヤシや白菜などでも◎

作り方
所要時間10
STEP1
切干大根はさっと洗い、水につけて戻す。さきいかは細くさき、長いものは切っておく

わが家は切干大根は、戻したらそのまま使いますが、臭みが気になる人はゆでてもOK
STEP2
野菜は千切りにし、塩をふっておく
STEP3
すべてを一緒にし、混ぜて完成!

残り物とは言わせない!「野菜と昆布のきんぴら」

わが家の子どもたちが大好きな料理。余ってる野菜も消費できるので、私もよく作ります
材料 4人分
ニンジン
小1本
エリンギ
大1個
ブロッコリーの芯(皮は厚めにむく)
1個分
しらたき
1/2袋
さつま揚げ
小1個
だし昆布
約3cm
A
しょうゆ
大さじ1.5
料理酒
大さじ1.5
砂糖
大さじ1
みりん
大さじ1
白ゴマ
小さじ1

※野菜は何でも◎

作り方
所要時間10
STEP1
野菜、さつま揚げはマッチ棒くらいの太さに切る
STEP2
昆布はキッチンばさみで細く切る

細く切るので水戻しなしで、野菜と一緒に炒められます!
STEP3
鍋に油を熱し、野菜類を炒める。しんなりしたらAを入れて、全体を混ぜ合わせる
STEP4
最後にゴマを散らして、完成!

しゃぶしゃぶだって、カミカミ食材をプラス!

レシピというほどではありませんが、やわらかい野菜や肉だけで済んでしまう「しゃぶしゃぶ」。そこにも、カミカミ食材を足すようにしています。わが家では、タケノコの水煮を薄く切ったものを、加えるようにしています!

もちろん、毎日の歯磨きやおやつの与え方だって大切です

わが家の場合、姉にはないむし歯が妹にあるのは、甘いおやつを与え始めた時期が関係していると思います。私は与えるつもりはなかったのに(と言い訳)、気づいたら当時1歳の妹が、姉のおやつを勝手に食べていました。

それ以降、あげまいとする私と、お菓子の味を知ってしまった妹との攻防もむなしく、今に至ります…。

今回の記事では、「唾液を増やすカミカミレシピ」を重点に紹介しましたが、唾液検査を受け、歯科衛生士からは毎日の歯磨き、そして甘いものの与え方も指導されました。

むし歯は1日にしてならず。毎日の食生活、歯磨き、甘いものをもう一度見直しましょう!

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
みつかママさん

長女出産後に2年働きました。今は3人の子どもを育てるパート主婦です。家にいても時間がない!家事は朝終え、日中は子ども優先!管理栄養士資格有り。

みつかママさんの記事一覧 v-right