共感しかない！大人気マンガ「生理ちゃん」は女性の辛さに笑って泣ける傑作

日本にはマンガの傑作があふれている…！

マンガって最高ですよね。おもしろいマンガを読んでいると、思わず時を忘れて没頭してしまいます。「日本に生まれて本当に良かった…」と思う理由の一つに、「おもしろいマンガの数が多い」ことを挙げる人、結構多いと思います。

えっ、何ですか？おおげさですって？でも、そんなあなたもマンガは結構好きですよね？「累計2000万PV」「共感しかない！」「まさかの感動！」なんて、帯に書かれているマンガが目の前に置いてあったら、思わず読んでしまいますよね。

先ほども書きましたが、日本には…いや、世界には傑作名作がたくさんありますが、その中でも「異色」と言えるこの1冊。今回紹介したいマンガのタイトルは、「生理ちゃん」です。

今年11月8日（金）には、映画も公開されるという話題の作品ですので、知っておいて損はありません。

毎月の生理がキャラクターになっちゃった!?

表紙には、ピンク色のハートの形に目・鼻・口、そして手足もある、なんだかキモカワイイ系の謎の生き物が大きく描かれています。「来ちゃった♪（てへっ）」と、玄関のドアをガチャっと開けるそのキャラは、「生理ちゃん」です。

その名の通り、女性特有の「生理」のことです。このマンガのすごいところは、このように“女性の毎月のブルー”を擬人化して、キャラクターにしてしまったこと。生理が歩いてやって来て、話しかけてくるんですよ？びっくりしますよね。

変な話ですが、毎月の生理どんな感じ？

私の場合で恐縮なのですが、眠気が3割増しになり、そこに片頭痛と腰痛を加え、さらにお腹の不調（詰まったり出すぎたり）という症状が現れます。

気分的にも何かと沸点が低くなり、ちょっとしたことでもカーッとなり、その後すぐに落ち込むという、まさに感情のジェットコースターのような日が続きます。

特に何かあるわけでもないのに、忙しい1週間がやっと終わったと思ったら、あっという間に1カ月が経ち、またもや生理が「来ちゃった♪」となるのです。もし、「生理ちゃん」として私の元にやってきたら、「まだ来ないでー！」と叫んでしまいそう…。

こうやって、毎月ほぼ定期的に女性を苦しめる生理…。マンガの中でも、なかなかの暴君ぶりを発揮し、女性たちを振り回しています。

そのちょっと過激な行動にびっくりしつつも、「そうそう、生理ってこんな感じ！」と思わず、プッと吹き出して共感してしまうのです。

生理ちゃんは女性を苦しめるだけじゃない

毎月「ああ、つらいなぁ」と思う人も多いと思いますが、女性を苦しめるばかりではないんですよ。マンガの中では、生理ちゃんは女性のことを一番よくわかっている理解者で、苦しいときにはそっと支えてくれることもあります。

そんな場面では、胸にグッとこみあげてくるものがあり、思わず目頭が熱くなります…。それは表紙からは想像できないことでした。率直に言って、「まさかこのマンガで感動して、ちょっと泣いちゃうとは思わなかった」のです。

そんな「生理ちゃん」は、現在2巻まで出ています。タイトルは「生理ちゃん 2日目」です。2日目って！うわぁ～、1巻目よりもさらにパワーアップしていそうですね…。

笑っちゃうんだけど、グッとくるマンガ「生理ちゃん」。

映画が公開される前に、読んでみてはどうですか？