/ 2020.02.14

今回作るのは、両方から紐を引っ張るタイプのコップ袋です。程よい余裕があるので2~3歳児でも出し入れしやすく、面倒な採寸や型紙も、A4用紙1枚あればOK!使いやすい大きめのコップ袋で、子どものお弁当や給食準備をスムーズにしてあげましょう♪

index目次

使用頻度が高くて、使う期間も長い「コップ袋」

保育園や幼稚園で、お茶を飲んだり歯磨きのときに使ったりするコップを入れておくための袋です。保育園や幼稚園、小学校に入ってからも、何かと必要になるアイテムの1つ。

特に濡れたり汚れたりしやすいものなので、洗い替えも何枚かあるのが望ましいです。できれば、子どもの好きな柄で作ってあげて、愛着のあるものの1つとして使ってもらえたら、うれしいですよね。

今回作るのは、両方から紐を引っ張れるタイプ。程よい余裕があり、マチ付きで出し入れしやすいので、2~3歳の子どもでも使いやすいサイズにしてみました。

縫う工程もそれほど多くはなく、ミシンがなくても作れるので、入園・入学直前になってから慌ててしまわないように、今のうちから少しずつ作ってみると良いですよ◎

完成サイズは?

縦22cm×横15cm×マチ幅(底辺)8cm

よく使用されている通常のプラスチックコップが楽に入り、歯ブラシも一緒に入れられる縦長サイズです。

プラスチックコップは100均で購入したもの。2歳の娘が使っている小さめのものを入れてみましたが、もう少し大きい縦長のサイズでも楽に入ります

準備する材料

  • 裁断はさみ
  • 針・糸(あればミシン)
  • チャコペン(えんぴつでもOK)
  • アイロン(使うと縫いやすく、キレイに完成します)
  • 生地:60cm×21cm(A4用紙、縦に2枚分のサイズ)
  • 紐:1m
  • ループエンド(なくても可)
  • 紐通し(安全ピンでも代用可能)
今回は、男の子柄で作成してみました

作り方

  1. 布にA4用紙の端を合わせて、印をつける。1枚めの型を取ったら、紙を縦にそのまま移動して、もう1枚分印をつける(A4用紙2枚分、縦長の生地ができる)
    そのまま切り取り線になるので、えんぴつで印を付けても大丈夫
  2. 生地を印通りに切り取る
  3. 両端がほつれないように、5mmで3つ折り縫いをして処理する(※持っている人は、ロックミシンやジグザグ縫いで端を処理してもよい)
  4. 生地の表側を、内側(中表)にして2つ折りする
  5. 輪になっている方を4cm折り上げて、まち針、または仮止めクリップで留めておく
    赤線部分を折りあげる。この部分がマチになる。簡単にできる、この形を「折りマチ」という
  6. 上7cmを残して、両端の3つ折り処理した境目あたりを縫う。折り上げたマチ部分も、そのまままっすぐ下まで縫っていく
    マチの部分は、返し縫いなどでしっかり縫い留めておくと、より安定した作りになる
    この段階で、縫い代を開いた状態の部分と、全体に軽くアイロンでかけておくと、仕上がりがキレイになる
  7. 縫わずに残しておいた上7cm部分を開いて、左右2カ所ともコの字型に縫う
    赤線部分を縫う
  8. 袋の口側を端から1cm折り、さらに3cm折って、最初に折った部分の折り目の上を縫う(ここが紐通し部分になる)。折り目にアイロンをかけておくと、キレイに縫いやすいが、時短したい場合はまち針で留めてそのまま縫う。縫う部分はこれで完了
    紐通し部分が完成した状態
  9. 紐を半分に切り、紐通しを使って、1本を片側からぐるりと通す
  10. 2本の紐の端と端を合わせて、ループエンドの穴が小さい方から広い方に通して、結び目を作る(※セロテープで先を軽く留めておくと、穴に通しやすい)
  11. 結び目をギュッと留め、その上から隠すように、ループエンドをスライドさせて被せる
  12. 反対側から同じように紐を通し、ループエンドを付けて結べば完成!(※ループエンドを付けない場合は結んで完成)
コップを入れて紐を絞ると、こんな感じ
コップを入れると、底(折りマチ)の部分がこのように開く

毎日使うコップ袋。ママの手作りで、使いやすいお気に入りを作ってみてください♪

この記事を書いたライター

ライター一覧 arrow-right
akkoさん

5歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。

akkoさんの記事一覧 v-right