2019.10.14 / 2019.10.16
料理をしたあと、食材のにおいが手についてしまって気になる! そんなとき、簡単ににおいを落とす方法を紹介します。ネットで有効とされる方法を実際に試した結果、本当に効果があったのは…?
【重曹】消臭剤としては使えるけれど…
消臭剤として、冷蔵庫や靴箱に入れて使う人もいる重曹。水1カップに大さじ1杯の重曹を溶かして手を洗ってみると、ぬるぬるとした感触。においも取れそうな気がします。
しかし、多少は軽減したものの、完全ににおいを取るまでには至らず。濃度を濃くすれば消臭効果も高まりそうですが、今度は肌荒れの心配が出てきます。
お掃除には万能の重曹も、手についたにおいをとるには、あまり向かないようです。
【ステンレス】スプーンで手をこすりながら水で流すだけ!
キッチンに必ずあるステンレス。実は、におい消しに有効なのだそう。「ステンレス石鹸」「ステンレスソープ」という名称で、ステンレスの塊も市販されています。
手軽なやり方としては、家にあるステンレス製のスプーンで手をこすりながら、水で流すだけ。ニンニクやネギ系のにおいに有効だそうで、たしかに気にならなくなりました。外出してから気づいても、給湯室などにステンレス製の食器やシンクがある環境なら落とせますね。
【レモン】においが消えるというよりも…?
レモンにも消臭効果があるといわれています。レモン汁を手に塗ったり、皮をこすりつけたあと、水でしっかりとすすいでみました。
たしかに気にならなくなりましたが、消臭というより、レモンのにおいに変わるといったほうが正しいかもしれません。
ちなみに、レモンにも含まれる「クエン酸」の粉末を水に溶かして手を洗ってみましたが、こちらはあまり効果がありませんでした。
【お茶の出がらし】ほんのり緑茶の香りに
お茶の出がらしは、茶葉に含まれるカテキンに消臭効果があるといわれます。
適量を手に取り、揉み込むようにしてから水で洗い流します。こちらもレモン同様、においを上書きしているような感じがしました。
手からほんのりとお茶のいい香りがするので、柑橘系の香りがニガテな人には、茶葉がおすすめです。
以上4つの方法を試してみた結果、重曹以外は効果を感じられました。魚をさばいたあとや、ニンニクをみじん切りにしたあとなど、手についたにおいが気になるときは、ぜひやってみてくださいね。
(ライター/カフェくろねこ)