2019.12.10 / 2019.12.11
ソニーのスマートホームサービス「MANOMA」は、カメラで家の見守り、鍵の遠隔操作、留守中の侵入者の防犯対策など活用方法がたくさん。家族が安心して過ごせる未来の家の形でした。最新のスマートホーム生活体験をレポートします。
index目次
まるで家がロボットみたい!スマートホームサービスとは
スマートホームとは、スマートフォンとIoTデバイス(AIスピーカーやセンサー、防犯カメラや家電のリモコン)をネットワークで繋ぎ、音声やスマートフォンの操作で自動にコントロールすることが出来る仕組みが整った家のことです。複数のリモコンを使わず音声やアプリですべての家電を操作することが可能になるという未来の家の形です。
今回、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、生活空間の新たな体験価値を提供するスマートホームサービス「MANOMA(マノマ)」の専用アプリが全面リニューアル。10月18日より提供が開始されました。最新のスマートホーム生活の体験会に参加した様子をレポートします。
1人で抱えなくてもいい時代!もっと「他力」を活用しよう
第一部では、知的家事プロデューサー 本間朝子さんをゲストにお迎えして、《無理なく家事や仕事を両立する方法》についてトークセッションが行われました。
——本間さんが「知的家事」を考え始めたきっかけは?
私がこの仕事を始めた10年くらい前は、まだ「家事をラクにしたい」「家事がつらい」と大きな声で言いづらい雰囲気がありました。でも私は、「仕事をがんばりたいから家事をラクにしたい」と思うことはとても知的なことだし、社会的にもそういった風潮になってほしいと思っていました。そんな思いから家事に「知的」という言葉をつけて活動をするようになったのです。
以前、会社勤めをしていたときは、ノルマのある営業職だったためかなり多忙な毎日でした。疲れて帰宅するとソファーには洗濯物の山、散らかった部屋、ご飯も作らないといけない。家にいるのにいつも何かに追われている感じがしてリラックスできない、という日々でした。
——そんな本間さんが、生活をよりよくするために、取り組んだこととは
最初は家事の小ワザや便利グッズを取り入れたりと試行錯誤をしていましたが、いろいろ試すうちに、自分が頑張らなくても家事が動いていくような、進んでいくような方法を取り入れるのが一番負担が少ないことに気づきました。
そこからは、ロボット掃除機とか、自動調理鍋のようなスマート家電を取り入れていきました。家事代行もたまに使っていますが、それに加えて、家事代行サービスやスマート家電利用をサポートしてくれる「スマートホームサービス」を併用し始めたことで、家事が大幅にラクになりました。
2年前にワーキングマザーが7割を超えたというニュースがありました。今の働く女性は育児に家事に仕事にといろんな役割を担っています。そしてそれがプレッシャーになったり負担になったりすることもありますよね。昔は「1人でがんばることが美徳」という文化があったと思います。今は、1人で抱えなくてもいい時代だと思います。ぜひ「他力」を活用してもっと身軽に過ごしてほしいと思っています。
——「MANOMA」のスマートホームサービスを体験してみて
家事の負担を減らすため、月に数回、家事代行サービスを利用しています。往来は、鍵の受け渡しなどで立会いが必要でした。でも、「MANOMA」と提携している家事代行サービスは、遠隔で鍵の開け閉めが可能なので、不在時にサービスを受けることも可能なんです。
また、カメラで家の様子も確認できるので、「MANOMA」があれば家事代行サービスをもっと気軽に活用できるようになったり、離れていても家族とのコミュニケーションの時間が持てるようになると思います。
ソニーのスマートホームサービス「MANOMA」とは
「MANOMA」はソニーネットワークコミュニケーションズが提供する月額制のスマートホームサービス。専用アプリを通して、家電のON/OFF操作だけではなく、遠隔操作で鍵の解施錠、カメラで自宅の様子を見守り、窓の戸締り確認や不審者の侵入を通知、スマートフォン(GPS機能を利用)もしくは、スマートタグでお子さんの帰宅を確認することができます。
今回リニューアルした「MANOMA」のアプリは操作性・デザイン性ともに従来のデザインより使いやすくなっています。また、初期申込時にスマートホーム化に必要な機器を選択でき、設置の工事も無料なので、自身で行う面倒な設定は不要なんです。
ワーママならでは!スマートホームサービスの活用法
第二部では、実際に「MANOMA」を使った「スマートホームサービス」の世界を体験。いろいろな活用方法が広がります。たとえば、子どもが大きくなり、1人で留守番をさせたいけれど、鍵を預けるのは不安、というご家庭も多いのではないでしょうか。
わが家は長男が小学3年の頃に鍵を預けたところ、大人不在の家に友人を招きやりたい放題。お菓子は食べ散らかされゲームやおもちゃはひっくり返され鍵は開けっぱなし…という悲惨な状態が何度かありました。未就学児のときは常に親が一緒ですが、小学校に上がると保護者会やPTA、地域の会議や打ち合わせで親は不在、子どもだけでお留守番してもらう機会も多くなります。
スマートホームサービスを活用すれば、カメラで家の中の様子が分かるだけではなく、鍵も遠隔で操作できるので、かけ忘れも防止できます。
また、遠方で暮らす祖父母の様子や、ペットの見守りもスマホがあれば出先でも確認出来るので安心ですね。
音声一つで操作が出来、操作の手を省くことがこんなにも便利なんだな、と驚きの連続でした。スマートホームやスマート家電の需要が高まり、これからの私たちの生活がどのように進化していくのか、子どもたちが親になる頃にはどんな家に住んでいるのか、子どもの成長の楽しみがまた一つ増えました。
この記事を書いたライター
ライター一覧- meguさん
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大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。