低糖質で華やかなお祝いの和食レシピを紹介します。いつもと違う、醤油の香り。フライパンでも、グリルでもOK!上手に焼き目をつけましょう。

紅鮭の醤油焼き

材料 2人分
紅鮭
4切れ(小さめのもの)
少々
薄口醤油
大さじ2
作り方
STEP1
鮭の切り身に塩を少々振りかける
STEP2
10分ほど置き、鮭から水分が出てくるのを待ち、魚の臭みを消す。水分をキッチンペーパーでやさしく拭き取る
STEP3
薄口醤油をバットなどに入れ、2を並べて、10分ほど浸す
STEP4
3を焼き、皮に焦げ目がついたら完成。(フライパンにクッキングペーパーを敷き油をひかずに焼いても、グリルで焼いてもよい)

新年マメ知識

神様をお迎えする供物

千年以上も前から宮中行事に使われたり、当時の貴族の給料のかわりに配られたりしていたという鮭。昔から貴重で、縁起のいい魚として日本人と深く関わってきました。

鮭の寿命は3~5年だそうですが、昔の人は、春に生まれて川を下った鮭の稚魚が、大人になって大海を旅し、秋にまた産卵のために川に戻り、その役目を終えて命を閉じると信じていたために鮭を「年魚」といも呼びました。

「一年限りの命を繰り返す魚」。そう考えた昔の人は、古い歳が終わり、新年の神をお迎えする供え物として、鮭がふさわしいと考えたようです。また、堂々とした姿で、身の色も赤いことから今でも縁起の良い魚とされています。