/ 2020.02.19

ある日のこと。

小1の次男が泣きそうな顔で帰ってきました。

「どうしたの?何かあった?」と聞くと、

「明日から学校へ行きたくない」と。

んんん?どうした?

朝は普通にニコニコで学校へ行ったのに、どうしたのかな。

これは学校で何かあったんだな。。

学校でどんなことが起きたのか、経緯

「何があったのか教えて?」

次男に聞いてみました。

すると、2日前に学校へ新しい消しゴムを持っていきました。

それは、数日前に私と一緒に買ったもの。

次男の通う学校はおもちゃのような文房具は禁止。

消しゴムも、色つきや練り消し、遊べるようなものは基本禁止です。

最近は、昔と違ってかわいらしい、オシャレな文房具がたくさんあって、小3の長女は普段学校以外ではそういったものを使うので、よく購入しています。

そのかわいい文房具が売っているお店で次男が

「そう言えば消しゴムなくなったんだ!買って!」と言うので、そこのお店で新しい消しゴムを購入しました。

色は白、普通の四角形、消しゴムのまわりの紙がかわいらしいデザインで香りなし。

紙のデザインはかわいいのですが、普通の消しゴムです。

色も白だし四角です。

買った次の日、消しゴムに名前を書いて筆箱に入れて持っていきました。

すると隣の女の子が「○○君の消しゴムかわいい!見せて」と言ってきたようです。

女の子はこういうアンテナすごいです。

すぐに新しいものと気づきます。

次男は「はい」と渡したそうです。

すると女の子は、その消しゴムをくんくんと匂いをかいできたそうです。

香りつきの消しゴムではありません。

でもパッケージがかわいいので、何か良い匂いがしそうな感じがしたのかもしれません。

次男が「もう返して」と言っても、しつこくくんくんと匂いをかいできたそうです。

それがとてもイヤだったようなのですが、その女の子は次の日もまた、次男の消しゴムの匂いをしつこくかいできたようです。

次男は「もう返して」と何度も言ったみたいなのですが、

「○○君の消しゴムかわいいから匂いしそう。匂いのする消しゴムはダメなんだよ」と言ってきたみたいで、次男はそれもとてもイヤだったようです。

帰ってきて「明日から学校行きたくない」そう言ったのでした。

これは先生に伝えるべか、対処法は

それは確かにイヤだね。

だって香りつきの消しゴムではないのに、何度も何度も匂いをかいでくるのです。

そして、少しでも匂いがしたら先生に言いつけるかのように、何度も匂いをかいできたようなのです。

でも実際、次男に買った消しゴムは香りつきではないので、当たり前ですが消しゴムの匂いしかしません(笑)

「明日もかいできたらイヤだな、席替えしたいな」

そう言っていますが、この件を先生に伝えるべきか、このままにしておくべきか…。

何かあれば何でも言ってください、と学校側は言うものの、些細なことなので、わざわざ連絡帳に書くのもな。

ましてや学校に電話するのもな。

そんなふうに思ってしまいました。

でも、次男がとても困っていたので、考えました!

よし!

まわりのカバーをはずしちゃお!

せっかくかわいいカバーの消しゴムですが、でもカバーがかわいくて匂いがしそう、と思われるならいっそのことカバーをはずして、はだかの消しゴムだけ持って行ってみよう!

ちょっと次男は残念がっていましたが、紙のカバーをはずして、白い四角の消しゴムに名前だけを書いて持たせました。

帰ってきた次男は?

学校から帰ってきました。

「どうだった?」と次男に聞くと

「何もなかった。匂いもかいでこなかった」とのこと。

はぁ、単純だなー、子どもって。

そう思いました。

でも様子は見ますが、とりあえずは今のところは何も起きず 、隣の女の子は消しゴムを見てくることもないそうです。

大人が「え?!」と思うようなことでも、小さな子どもの間では気になることがあったり、それで傷ついたりいろいろあるんだなと思いました。

親の私ができることとして、1番大切なことは、まずは話をしっかり聞くこと!そう思っています。

わが家は子どもが4人いて、毎日とても忙しい。

でも、それを理由に子どもの話を聞かない、聞けない、ということがないように、帰ってきたらまず「今日学校どうだった?」と聞くようにしています。

みんなが毎日、学校を楽しく通ってくれることが私にとって1番うれしいことです。

<あんふぁんメイト 松田瞳>

夫、長男14歳(中2)、長女9歳(小3)、次男7歳(小1)、 次女0歳
おもてなしが大好きです!お友達を招待して、HomePartyをよくしています。その際は朝からパンを焼き、パンバイキングをしています