【ユニクロ】着るものに悩む春先は、ヒートテックの“見せコーデ”が使える！プロの着回し実例6

梅の開花に、春の訪れを感じるこの時期。そろそろ厚手のニットや冬物コートは手放したいですよね。しかし春本番というにはまだ早く、着るものに悩む人は多いでしょう。そんなときにちょうどいいのが、ユニクロのヒートテックを使った見せるコーディネート。ファッションアドバイザーの筆者がリアルコーデを紹介します。

ユニクロ「ヒートテックタートルネックT」

筆者が愛用しているのは、ユニクロの「ヒートテックタートルネックT（長袖）」（商品番号418326）と、「同（ボーダー・長袖）」（商品番号：421741）。価格はいずれも990円（税別）です。

薄手ですっきりとしたフィット感で、首まで心地よい暖かさ。風合いはツルッとして光沢感があり、滑らかな肌触りです。トップスの下に着るインナーというイメージを持っている人が多いと思いますが、十分カットソー感覚で着られる質感です。

それでは筆者の実際のコーディネートを見ていきましょう。

暖かさはそのままに、春を感じるニットとのレイヤード

明るいカラーニットに、ヒートネックをイン。タートルネックで首まわりの暖かさを確保しつつ、つるんとした素材の質感と、清潔感のある白で春を感じさせるさわやかなレイヤード（重ね着）スタイルに。

ジャケットのインナーとして

ジャケットの下には襟つきシャツやカットソーが定番ですが、白タートルを合わせて、スポーティーなトラッドスタイルを楽しむのも◎。

ヒートテックならサラリと滑らかな腕通しで、ジャケットの下のもたつき感はゼロ。すっきり見えるのに、もちろん暖かさはキープです。

春夏用ワンピースにも、ヒートテックをイン

春夏シーズンに活躍する透け感のあるマキシ丈ワンピースも、ヒートテックを中に着れば、ひと足早く楽しめます。マキシ丈を生かして、スカートの下にもレギンスやロングブーツをしっかり着込んでおきましょう。

オーバーサイズシャツの下に仕込んで

春には1枚で主役になるオーバーサイズシャツ。こちらもヒートテックを重ねれば、もっと幅広い季節に活躍してくれます。

今年っぽく着るなら、裾のボタンは全部とめずに片側だけアウトして。ほどよく肩の力が抜けた、シャツスタイルが完成します。足元は白ソックス＆ローファーできちんと感をプラス。

スナップカーディガンでフレンチシックに

ボーダー柄のヒートテックに合わせたのは、フレンチシックなコットン素材のスナップカーディガン。ニットカーディガンよりアクティブな印象になります。ボトムスも元気になれるイエローで軽やかにまとめて。

寒暖差が大きい日は、コート+ライダース+ヒートテックで

1日の寒暖差が大きい日は、コートのライナー代わりにライダースを仕込んで。さらにその下にヒートテックを着れば、ニットなしでも十分に暖かく、身軽に過ごせます。コートまでフルで重ねてもすっきり見えるように、ボトムスは白のロングプリーツで明るさをプラス。

春まであともう少し。ヒートテックを暖かいカットソーとして使いこなせば、半端な季節もじょうずに乗りきれるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。

（ファッションアドバイザー／里村素子）