2020.03.20
子どもが好きなもの、手づかみしやすいものを詰めた「春のお弁当」。しかも簡単&ラク技で栄養も考えたお弁当です。室内にレジャーシートを敷き、家族で一緒に食べるお弁当。たまにはそんな食卓も楽しいですよね。
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1歳半の娘が、保育園で「ピクニックごっこを楽しんだ」と先生から伺い、おうちでもお弁当を作ってやってみました。でも、「お弁当」と聞くと「何を作ったらいいのだろう?」、「たくさんおかずを詰めなくちゃ!」など気負ってしまうことはありませんか?短時間であれこれ準備するのも一苦労。食中毒だって気になります。
今回紹介するのは、簡単&ラク技で栄養も考えたお弁当です。

ひじきとじゃこの炊き込みごはん
手軽に少しでも栄養があるものを食べてもらいたい。そこでおすすめなのはカルシウム豊富なひじき、切り干し大根、じゃこ入りの炊き込みごはん。切り干し大根は軽く洗いみじん切りにして加えると、存在感は感じないのにお米の甘みがアップするというイチオシの食材です。子どもが食べやすい大きさのおにぎりにしました。
材料
- 米…3合
- ひじき(生または戻したもの)…大さじ2
- 切り干し大根…5~8g
- じゃこ…大さじ2~3
- 出汁用こんぶ…適宜
作り方
- 切り干し大根をさっと水で洗ってボウルなどにつけて置き、お米を研ぐ
- 生のひじきは熱湯で2~5分下茹でする。乾燥の場合は水で戻す
※購入したらすぐ、全部下茹でして小分けにし冷凍しておくと便利です - 炊飯器にすべての材料と3合分の水を入れて炊く
※調味料を加えなくても、じゃこの塩気と切り干し大根、こんぶのうまみで十分おいしいです。
卵焼き
お弁当の定番「卵焼き」は、1人前用のフライパンで作ります。
材料(1人分)
- 卵…1個
- 白だし…小さじ1
- こめ油またはサラダ油…適宜
作り方
- 卵をボウルに割り入れほぐし、白だしを加えて混ぜる
- フライパンに油をひき1/3量の卵液を入れて中火で焼き、くるくる巻いて、フライパンの片側に寄せる
- 再びフライパン全体に油をひき、卵液を流しいれ2のたまごを芯にしてくるくる巻き、もう一度同じように焼く
「茹でて和える」もシンプルに
ニンジンと菜の花を茹で、そのお湯でマカロニを茹でる。菜の花はめんつゆと鰹節で和え、マカロニはニンジン、コーンとともにマヨネーズで和える。こうすれば「菜の花のおひたし」と「マカロニサラダ」があっという間に出来上がります。
菜の花のおひたし
材料(作りやすい分量)
- 菜の花…2~4本
- めんつゆ…小さじ1
- 鰹節…適宜
作り方
- 菜の花1/2くらいの長さが入るフライパンにお湯を沸かし茎を30秒茹で、葉先を加えて更に1分半ほど茹で、小口切りにする
※菜の花を買ってきたらまず茹で、食べやすい大きさに切り小分けにして冷凍しておくと便利です - ボウルに菜の花、めんつゆ、鰹節を入れて和える
マカロニサラダ
材料(2人分)
- マカロニ…50g
- ニンジン…1cmほど
- スイートコーン…大さじ1~
- マヨネーズ…大さじ1~2
- しょうゆ…少々
- 飾りのパセリ…適宜
作り方
- ニンジンを薄く切りいちょう切りにし、小鍋またはフライパンでマカロニと一緒に茹でる
- ボウルにマカロニ、ニンジン、コーン、マヨネーズ、しょうゆを加えて和え、盛り付けたらお好みでパセリをトッピングする
そのほか、魚や肉を焼くだけ、ブロッコリーやサツマイモなど、野菜を電子レンジで加熱するだけ。調味をするなら塩やマヨネーズくらいでOK。「焼くだけ、チンするだけ」というおかずでラクをしましょう。
子どもと一緒に、楽しくお弁当を食べてみませんか
この記事を書いたライター
ライター一覧- 田村佳奈子さん
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フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。