親も慣れない朝の見送り…

長い休園や休校、テレワークの期間があったことで、学校や職場への足が重くなることもありますよね…。子どもにとっても環境の変化があり、進級や入学したばかりで慣れるまでに時間がかかる場合も。

わが家も例外ではなく、旧正月明けに迎えた新学期の3日目の朝、行きたくないと泣き出す娘。たしかに、初日から、新しい副担任の先生が怖い…と言っていたので嫌な予感はしていたのですが…。(台湾では、8月~1月を上期、2月~7月を下期としており、娘の通う園では半年に一度、副担任が交代するシステム)

そんなとき、親としてはいくつかの選択肢があると思いますが、とりあえず行かせようと、幼稚園バスが来る場所まで連れていくことに。

先生に連行されるようにバスへと乗って行く娘を見ながら、親も耐えねば…とサッとその場を立ち去ることに。

園に着いたら、楽しく過ごしてはいるようですが、先生に詳しく話を聞いてみると、娘の衝撃発言が明らかに!新学期初日、新しい副担任の先生に向かって…

私はあなたが好きじゃない!前の先生がいい!

しかも、現地の言葉(中国語)を使って…(笑)。驚きと感心と申し訳なさで「あ~どうしよう…」と心が忙しくなる私。

結局、1週間程で慣れ、登園しぶりはほとんどなくなりましたが、“お昼寝がうまくできない”“中国語でなんと言ったらいいか分からないときがある”と新たな悩みがあらわれるたびに解決策を探っていく日々…。

登園に関する親子の悩みは日本でも台湾でも同じだな~と思いながら、この記事を書いていたら、異国で頑張る娘を今日はいつもより“ぎゅって”してあげたい、そんな気持ちになりました。

イラスト

中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。一児の母。Instagram:@nakaniwanimo

台湾在住3歳と0歳女の子のママ

nimo*さん

岐阜県出身の姉妹の母。夫の転勤に伴い、17年秋より子連れ台湾生活をスタート。趣味は、工場見学で国内外問わず、その魅力に魅了されている。Instagram:@nimo_ff>その他記事はこちらから