2020.04.18
8人家族の部屋割りはどうなっている?4LDKの一軒家に1歳児から小学生の子ども6人と暮らしています。片付けと収納が大の苦手な筆者が、狭い部屋でも物を減らして生活スペースを広く確保出来るよう心がけている工夫を紹介します。
マンションから一軒家へ引っ越し
みなさんのお住まいはマンションですか?一軒家ですか?
結婚を機に東京に暮らし始めて十数年、マンション生活でした。その間、家族が増えたり職場環境が変わったりなど家庭の状況も変化したので、何度か引っ越しを繰り返し、最近まで賃貸マンションの3LDKに子ども6人、夫婦2人の8人家族で住んでいました。
子育て核家族が多い都心のマンション事情。都心になればなるほど、一人暮らし用のワンルーム設計が多くなり、子どもが多いファミリーが住める3LDKの間取りがあるマンションは希少です。
ただ、まだ小さい子どもの人数が多いとは言え、この人数で3LDKのマンションで生活するには少し不便がありました。そこで昨年末、運良く見つけた賃貸の4LDK一軒家に引っ越しをしました。
部屋割りは?
わが家の子どもの内訳は新6年生・新3年生・新1年生・1歳児の男の子が4人、新4年生・3歳児の女の子が2人です。家の間取りは1階がLDKとバスルーム、2階が洋室2部屋と和室1部屋、トイレとベランダという昔ながらのシンプルな構造です。
2階は大きい洋室が小学生組3人の着替えや荷物が置いてある男子部屋。小さい洋室が女子2人の女子部屋。和室をママの趣味(ネイル)保管場所やパパとママ、1歳児ベビーの洋服を収納する部屋と割り振っています。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0328-02.jpg)
就寝は男子の小学生組は男子部屋で。女子と未就学児、パパとママは和室にマットレスを敷き詰めて寝ています。
大きな据え置き家具は最小限に!
2階の各部屋には衣類タンスがありますが、このタンスは2人以上でシェアして使ってもらっています。内容はシーズン中に着られる衣類と下着がメインです。ベッドや勉強机を置くとスペースが狭くなるため、小学生男子たちは、ちょっとお高い折りたたみ可能なマットレスを部屋に敷き詰めて寝ています。
このマットレス、寝心地が抜群なうえに使用しないときは畳んで重ねておけるタイプ。部屋で遊ぶときはローソファとして使ったり、未就学児がトンネルにして遊んだりしています。ベッドのように固定の配置が必要ないので、就寝するときだけ広げれば常に部屋が広く使えます。男子部屋は週末にホームシアタールームになったりと、状況に応じて活用しています。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0328-03.jpg)
また、長男は人が見ていないと勉強をしないタイプなので、勉強机を部屋に置かず、常に親の目が届くダイニングテーブルで宿題やプリントをやってもらっています。他のきょうだいもテーブルの上で一緒にやっていますが、宿題や工作をやるときに一人で集中したい長女は、折りたたみミニテーブルを女子部屋に設置し、もくもくと作業を行っています。
主に生活する場所は1階
唯一テレビがある1階の部屋に、きょうだい全員が集まって遊んでいます。せっかく自分たちの部屋があるのになぜ部屋で遊ばないのかを子どもたちに聞いてみると、「マンション住まいが長かったので2階まで上がるのが面倒」だとか…。
ローテーブルとテレビ、ソファベッドのほかに、スツールおもちゃ箱を1つだけ置いて未就学児のおもちゃはここに収納しています。ゲームやタブレット、本を読んだり異年齢の子どもたちが各々過ごしているので、その光景はまるで学童クラブの一室です。盛大におもちゃが散らかり、日々片付けをしなくてはいけない場所は子どもたちが遊ぶこの部屋に限定しています。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/b1fcbaf3ed9bbcbe9b30dbc8f60395f0_s.jpg)
短いですが廊下を挟み、遊ぶ部屋・飲食する部屋と目的別に部屋が別れているので、自然と食事中にテレビは見ない習慣が身につきました。食事が終わった子はさっさと遊べる部屋へ行くので、食べこぼしで床が汚れたり散らかるのは飲食する部屋のみです。
また、先日ママ友にベビーサークルをいただいたので簡易的なキッズスペースが食事の部屋に出来ました。未就学児はご飯を作っている間に入って遊んでいます。でも、なぜかサークルの外にベビーがいて、小学生がベビーサークルを占拠しているときもしばしば…。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0304.jpg)
かさばる厚手のコートや衣類は月額レンタルコーデで!
この人数の洋服となると、収納場所も悩みますが、衣替えも1日では終わりません。子どもの服はサイズアウトや穴をあけたり汚したりするので潔く捨てることが出来るのですが、簡単に処分できないのがパパとママの服(苦笑)。
保管場所がないうえに衣類は処分が大変なので、最近では靴も洋服も1つ捨てたら1つ買うようにしてタンスに収まる量に抑えるように心がけています。そんな工夫をしてみても、季節のコート類は買うか否か悩みます。
そこで今冬は収納で必ずかさばるダウンコートや厚手のハイネックニットを、サブスク(月額制)のレンタルコーデで借りてみました。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0328-05.jpg)
私は月額5800円(税抜)で3着借りられる《メチャカリ》のサービスを使いました。新品の洋服が届くのでシーズン中は借りたコートや洋服を着回ししていました。そしてシーズンが終わった頃、自分の好きなタイミングで返却。ちょっと返却作業が面倒だとは感じましたが、流行のデザインの洋服を自由に着られて、着なくなったりシーズンが終わったらクリーニングは不要で返却するだけなので、フリマサイトで売る手間や保管場所を考えなくて便利でした。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0328-04.jpg)
食材のストックはせずに必要なときに買い、どんどん使う!
私は収納が大の苦手です。洋服や食材、生活用品の在庫の保管が一番スペースを取ってしまうため、食材も収納をしなくて良いように<必要最小限だけ買いそろえる>、<1つ捨ててから買い足す>、<ストックせず今必要な分だけ買う>と、物を増やさないように心がけてます。
普段の食卓用に常備菜で作り置きをしておきたいのですが、家族が多いと、保管する前に当日のおかずの1品としてほぼ食べ尽くされてしまうので常備菜の意味がありません。買ってきた食材をその日のうちに使い切ってしまうので、野菜のロスもなく冷蔵庫は見通しが良く、ストックは引き出し1つに収まるだけ。食器も家族分だと洗い物や保管が大変なのでメインとご飯はワンプレートにするなど工夫をしています。
![](https://gyutte.jp/wp-content/uploads/2020/03/0328-06.jpg)
一緒に住む人が多いので、家族全員分の衣類やおもちゃの収納スペースの確保は永遠の課題ですが、レンタルコーデや据え置きしないコンパクト家具を上手に活用して、大人数の家族でも過ごしやすい生活が出来るようにがんばりたいと思っています。
この記事を書いたライター
ライター一覧- meguさん
-
-
大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。