/ 2020.04.18

見立て遊びの定番「おままごと」。ママやパパになりきって、大好きなぬいぐるみを抱っこ・おんぶができる、人形用の抱っこ紐を作ってあげませんか。メルちゃんにもOKなサイズです!

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うちの子、おままごとが大好きなんです!

そんなお母さん、たくさんいると思います。最近はお父さんが赤ちゃんを抱っこしたり、家事を一緒にする家庭も多いからか、男の子でもおままごとが好きな子が少なくないと聞きます。わが家の2歳児も、保育園でも家でも大好きな遊びは「おままごと」。

ある日保育園に迎えに行くと、娘が小さな抱っこ紐でぬいぐるみを抱っこしながら「ママ」をしていて、それはそれはかわいらしい(親ばかです)。

「これかわいいですね~」と言うと、先生が園で使っている人形用抱っこ紐の形を見せてくれました。形は割とシンプル。家にある材料でも作れそう…。

おんぶもできます

その形から少しアレンジを加えた、わが家の人形用抱っこ紐の作り方を紹介します。

材料

  • 型紙用紙※カレンダーの裏などでOK
  • 本体用布…縦27cm×横25cm以上
  • 肩紐用布…6cm×94cmを2枚
  • Dカン…3.5cm巾を2つ
  • Dカン接続用布…6cm×4.5cmを2枚
  • (お好みで)ポケット用布…縦10cm×横14cm
わが家はいつも、型紙用の紙は硬くてしっかりしたカレンダーの裏を使用しています

道具

  • 糸(※使用する生地に合わせた色)
  • ミシン
  • 布切はさみ・千枚通し(あれば)
  • まち針(または仮止めクリップ。わが家はこちらを使用しています)
  • チャコペン(縫い代込みの型紙で完成した表生地に響かないので、鉛筆やにじまないペンなどでも可)

作り方

  1. 本体用型紙27cm×25cm、肩紐用型紙6cm×47cm(肩紐は生地が長いので「わ」にして型紙を取ります)、Dカン接続部分用型紙6cm×4.5cm、(お好みで)ポケット用型紙10cm×14cm、それぞれの型紙サイズで紙を切る
  2. 型紙に沿ってそれぞれ使用する生地に印を付け、裁断する(※肩紐用生地・Dカン接続用生地はそれぞれ2枚必要です)
  3. 「わ」にして型紙を取るとは、「わ」を中央にして左右(又は上下)の生地を対象に裁断する型紙のことを言います

  4. 本体布の周りをほつれ防止に、3つ折り縫いか、ミシンに機能があればジグザグミシンをかけ、折り返し縫う
  5. 肩ひも用布の端をまず6cmの部分の1cmを折り折りたたんで縫い、その後両端を画像のように半分の幅になるように折ってぐるり1周縫う

    紐の生地はとても長いので、等間隔で多めに待ち針などで留めた状態で縫うと、ずれにくく縫いやすいです
  6. ※肩紐を作るのは難しくはないですが、縫う距離が長いため、途中で縫いがずれると少し厄介な作業です。もし代用が効きそうな太さの、丈夫な紐やリボンがあればそちらを利用しても良いと思います。紐があれば、後は手縫いでもできる縫いの分量です。

  7. Dカン接続用布の6cm両端を3つ折り縫いか、ミシンに機能があればジグザグミシンをかける
    Dカン接続用布×2枚
  8. 画像のように端を5mm飛び出すようにずらしてDカンを挟み、その部分を折り返して縫う
  9. 折り返し部分を下にして、本体生地の下から1.5cmの箇所に縫いつなげる
  10. 肩ひもを本体布の裏側上部に縫い付ける
    本体と紐の接続部分は、力がかかっても大丈夫なように画像のようにしっかりと縫い付けておくと良いです
    すべて縫いつなぐとこのような状態になります
  11. ポケットを付けたい場合は、周辺を同様に3つ折り、またはジグザグミシンで始末したポケット用生地を、本体下から5.5cmほどの真ん中の位置に待ち針で留めて、両サイドと下の3辺を本体に縫い付ける
  12. 完成付けるときは肩ひもを背中でクロスさせ、Dカンに通してから背中で結びます。
  13. 大好きなぬいぐるみのお世話に一役買う、かわいいおままごとアイテムになりますよ

この記事を書いたライター

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akkoさん

5歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。

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