外出自粛、テレワーク開始、保育園が休園!? この1カ月半で生活が激変した家庭も多いのではないでしょうか。みんなどうやって子どもを見ているの?「在宅ワーク、うまくいった日の回し方」を聞いてみました。

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時間配分や役割を分担して乗り切っている

  • 双方が仕事に集中できるように、午前はパパ、午後はママなど、交代制のシフトを組み、時間で分けて、子どもの面倒を見ている。(44歳・神奈川県)
  • いつもはできない家事に通勤時間分をあて、昼休みもご飯作り。自分の時間がないし、しんどいけれど、普段より子どもと一緒の時間が作れるので、たまにはいいかな。(34歳・大阪府)
  • 早めに起床し、娘が寝ている時間から仕事を始めています。娘が起きたら朝食をとり、DVDを見せてながら、午前中は仕事。午後は散歩・外遊びをの後、お昼寝をさせ、その間に作業。夕方に家事をして、パパが帰宅したらは娘をまかせ、また作業。在宅ワークの場合はまとまった時間を取ることが難しいので、1回の作業時間は大体2時間と決めています。(32歳・兵庫県)
  • ママの始業・終業時間を早めにずらしました。パパの始業まで家の周辺を散歩し、ママの終業後は豆のさやをむいたり夕ごはんの簡単な手伝いをしています。ママ・パパは別室で仕事をし、リビングに子ども用テントを出して遊ぶ場所にして、人がいる場所を三カ所にわけることで、ほどよく両立。(39歳・神奈川県)
  • 午前中は、ママは仕事、子どもはパパと遊ぶ。 お昼は、子どもとパパは二人で早めに昼食。ママが子どもを昼寝をさせた後に、昼食と片付け。お昼寝中は、二人とも仕事。お昼寝後は、ちょうどママの時短勤務が終わる少し前なので、ママの在宅勤務が終わるまでは、パパと遊んでもらう。 ママの勤務終了後は、おやつ、お散歩、お風呂。パパは午前中仕事をしていない分を夜までやる。というように、時差勤務をして、交代して面倒をみています。(42歳・神奈川県)

ママもパパも在宅ワークであれば、時間配分や役割の分担をやりやすいですね。パパが出勤していて休めない場合でも、「子どもを預けられない状況でパパは在宅ワークができない職業なので、ママは1日合計6時間働けば良いことにしてもらい、朝と夜、パパがいる時間と子どものお昼寝の時間に仕事をし、あとは子どもを見る時間にさせてもらっている。」(34歳・東京都)という人も。

家事を上手に手抜きする

  • テレワーク日のお昼ご飯はとにかく手軽に夜も炒め物などで手間をかけない。不慣れな自宅業務、ストレス発散できない子ども達、ただでさえイライラしがちな私…。負のループにはまる前に、イライラしないことを最優先に。私がテレワークをしていると下の子はお昼寝ができず、夕食を食べずに寝落ちしてしまうので、それが今の悩み。(38歳・京都府)

家の中の雰囲気を明るく保つために、家事の時短をしながらママの心がリラックスしないように工夫することも、大事ですよね。

子どもにその日の予定を考えさせる

  • 1日のスケジュールを、前の日の夜に子どもとたてる。自分で決めたからと頑張っています。その夜に反省会もして、自分で無理なく計画がたてられるようになってきました。(39歳・埼玉県)
  • 毎朝、家族で朝の会をして、昨日の振り返りと今日やることを決めて1日をスタート。このおかげで、子どもたちはテレビのダラダラ見を抑えて、数や工作などのワークなどもできています。また、パパも家事育児の見通しが立てられて、上手く協力できています。(40歳・東京都)

自分で決めた予定なら子どももやる気になりますし、予定を立てる力も育ちますね。

いつもと違うスペシャルな遊びにトライ

  • 普段はしまってあるおもちゃを出したり、テントを出したりしていつもとは違う雰囲気が出て楽しめるように工夫している。普段は休日はなかなか昼寝をしないが、テントのなかに布団を入れて、テントで寝ようか?と誘うと、いつもと違うワクワク感でうれしそうにして寝てくれた。(37歳・東京都)
  • 子どもが寝ている間に集中して作業!お昼休みは一緒にごはんを食べてお散歩。リモート会議に一緒に参加させて、同僚に大変さを知ってもらう。リビングにトランポリンを設置するとひとりで遊んでくれる。(37歳・東京都)
  • 私がお休みをいただいた日の1日の過ごし方。パパは始業時間を早める。小学生の姉が家庭学習している間に、保育園児も園でやりそうな「ぬりえ」「ねんど」「ピアニカ」などを授業ごっこのように隣でやる。「できたら見せてね」と言っている間に、洗濯や掃除をできる範囲で行う。休み時間を設けながら、午前中2コマくらいを目安に。午後は、庭先で少し運動(トランポリン、なわとびなど)をしたり、石に絵を描くなど汚れそうな遊びを思い切りしたりする時間にして、昼寝させるために車で周辺をドライブ。帰ったら手洗い・うがい・着替え、上の子はピアノの練習・下の子はブロックや人形遊び・私は夕飯の支度・パパが仕事を切り上げる、といった流れでうまくいった日がありました。(35歳・千葉県)

普段とは違う家での遊びに、子どもたちもわくわくして楽しんでくれそうですね。これまでにない毎日の中で、パパやママたちがいろいろな工夫をしていることがわかりました。

わが家ではあまりにうまくいかないときは“いったんあきらめる”ことで心がラクになった日も。どっちもちゃんとやらなくては!と気負わず、家族の笑顔のために力を抜きつつ乗り越えていきたいですね。