/ 2020.05.01

私はヨガのインストラクターの仕事をしています。

現在は、外出自粛中なので、子どもたちは運動不足解消と体幹づくりを、私は体型キープとくびれづくりを目指して、ヨガやストレッチをしています。

今回は、親子で簡単にできる宅トレとして、ペアヨガをご紹介したいと思います。最後に動画でもポーズのとり方を紹介しているので、見てみてくださいね。

ポーズは正確でなくでもOK!楽しんでやってみる

おうち時間に親子や兄弟姉妹で行う場合、正確なポーズにとらわれず楽しむことを第一に!

無理に長い時間取り組むのではなく、アレンジ含めて1~2分でも十分です。

運動する!と意気込まず、親子やきょうだいのスキンシップの延長線上と考えて気軽に試してみてください。

舟のポーズ(基本のポーズ)

【鍛えられる場所】

腹筋・背筋・腸腰筋(太腿を引き上げる筋肉)

⇒ ランニングやダッシュ、サッカーボールをける動作に貢献します。また、立ち姿勢を美しくしたり、内臓を支える筋肉でもあります

出典:あんふぁんWeb

【ポーズのとり方とポイント】

・向かい合わせに座り、両手を伸ばして手のひらを組みます。両脚は足裏を合わせて持ち上げます

・アゴを軽く引いて、ペアの人の顔を見るとバランスがとりやすいと思います

柔軟性は個人差あるので、ヒザの裏は無理に伸ばさなくて大丈夫です。

子どもが小さいと、身長差があるので、ママの柔軟性がかなり必要。無理をせずにママはヒザを曲げていいですよ。

お互いに手が届かず、うまくいかなくてもOK! そんなときは笑い合いましょう(笑)。

※幼児と行う場合は手首を引っ張りすぎたりしないように気をつけてください

舟のポーズのアレンジ1

出典:あんふぁんWeb

【ポーズのとり方とポイント】

・基本のポーズから、手を片手ずつ持ち上げた足の内側で組み直し、足裏を合わせたままゆっくりと床に下ろします

・腰が丸まる場合は、肩の力を抜きましょう

舟のポーズのアレンジ2

出典:あんふぁんWeb

【ポーズのとり方とポイント】

・基本のポーズから、1人は右手で、相手の左手を引きます

・1人は右、もう1人は左と逆の方向に体をねじるように動かします

・背筋を伸ばせば、体幹がつき、下腹も引き締まります。脚裏の柔軟性もつきます

舟のポーズのアレンジ3

出典:あんふぁんWeb

【ポーズのとり方とポイント】

・基本のポーズからグーチョキパーで遊びます。お互いに一緒の動きをしましょう

・「グー」…膝を曲げる 「チョキ」…少し広げ高く上げる 「パー」…持ち上げた両足の内側で両手を組み、足は外に広げる

1人時間ができたら、くびれを意識した動きも

出典:あんふぁんWeb

1人時間が少しでもできたら、1人で行う舟のポーズを。

バランス力の向上、集中力の向上、体幹の安定にもつながります。

ママがくびれづくりを目的で行いたい場合は、ヒザを曲げて足先を少し(できる人は膝と足先と同じ高さでもオッケー)浮かせて、左右交互に身体をねじります。ねじるときは吐く息に合わせてゆっくり。

この動きは内臓のむくみもとる動きです。

できる方は左右交互に30回/1日くらいを目安にやってみてくださいね。

親子で体を動かせば、短い時間でもなんだかスッキリ。うまくポーズがとれなくても気にせずに。

たくさんのスペースを必要としないので、思い立ったらすぐできるのも魅力です。

最近ちょっと体がなまってきているかも…と感じたら、ぜひトライしてみてください。

■参考までに、子ども達のポーズのとり方を動画にしました

https://youtu.be/FENICO8J4NY

※腰やお腹の痛い方は無理しないでください

※床の上にでじかに行うと、座骨や尾骨が当たって痛い人も。マットやブランケットの上で行うことおすすめします

<文・写真:ライター みち>