2020.07.24
紫外線が強い真夏の季節。お構いなしに公園や水遊びを楽しむ子どもに帽子をかぶせていても、後ろ首の周りが心配になるときはありませんか?約200円で作れるこのバックシェードは、濡らしてつければひんやり、市販の帽子にも取り付け外し・丸洗い可能です。
index目次
子どもの紫外線対策
梅雨が明け、紫外線の強くなる真夏の季節がやってきますね。大人でも熱中症は心配なのに、外遊びが大好きな子どもたちは帽子1つではしゃいでいることも少なくありません。つばが前にしかついていないキャップタイプは、子どもの首後ろが真っ赤になってしまいそうで、心配になることはありませんか?
皮膚がまだ薄い子どもの肌を守るため、濡らしてつければひんやり効果もあり、取り付け外し可能で丸洗いもできる、そしてどの帽子にも出来るだけ使えそうなバックシェードを作ってみました。
帽子本体には何も細工をせずに付けれられるので、携帯しておき、外遊びに向かうと安心です。ほぼ100均の材料で作成可能、手縫いでも難しくない縫い量です。
用意するもの
- 冷感タオル(無ければ通常の綿などの生地でもOK)
- バンドクリップ…2個
- 糸(※使用する生地に合わせた色)・針(あればミシン)
- リボン(ここでは幅10mmのもの)…6.5cm×2本
- ゴム(ここでは幅4mmのもの)…15cm×1本
※ここでは2歳児のかぶる、サイズ52cmの帽子で作成しています
作り方
- 冷感タオルを縦16cm×横20cmサイズに裁断する
写真と同じダイソーの冷感タオルを使用する場合、横幅はそのままなので縦だけ測って裁断したサイズです。他の生地を使用する場合は、端の始末をする分として横22cm(+2cmにしたサイズ)で裁断してください - 布の裁断した部分を、3つ折り縫いまたはロックミシン(ジグザグミシン)などで始末する
- リボンを半分に折り、タオルの端から5mmほどの位置に縫い留める
- 生地の中央部分にゴムを半分に折り、画像のように縫い留める
縫い留めるのはすべて裏側です。何回か返し縫いなどをして、しっかり留めておきます 縫い留めた状態の表側 - 生地の表側、ゴムを縫い留めた裏あたりにボタンを縫い付ける
- 画像のようにゴムの先を、付けたボタンが通るくらいの輪っかを作り結ぶ
- 帽子の後ろのサイズ調整ベルトの後ろからゴムを持ってきて、結んだ輪っかをボタンに引っ掛けとめる
- 帽子の横にバンドクリップを留める
- 画像のように、バンド部分に記事両サイドに縫い付けたリボンを通す。ボタンを留めて生地を固定し完成
横から見た図 濡らして絞ってから付けると、首回りが涼しいです 今回の生地サイズだとこのくらいですが、好みの長さで調整して作ってみてください - 折り返しのある麦わら帽子などに取り付ける場合は、バンドクリップを逆さまに付ける
- ゴムを付けるところが無い場合は、小さ目のゼムクリップ1個をゴムの固定に使用
麦わら帽子に装着した状態
今回は冷感タオルで作成していますが、縫う手間が惜しい場合は市販の薄手のタオルやハンカチなどに、取り付けるリボン・ゴム・ボタンだけ手縫いで縫い付ければ、代用が利くと思います。また、生地のサイズを変えて大人の帽子用として作って付けても良いですね。
首回りも紫外線からしっかりと守り、お子さんと真夏の外遊びを楽しんでください♪
この記事を書いたライター
ライター一覧- akkoさん
-
5歳のおてんば娘と、多趣味で自由人な旦那、野生0で甘えん坊な猫2匹暮らし。ぬいぐるみデザイナーとPCインストラクターの経験から、趣味兼実用で、お手軽で役立つモノ作りを趣味にしています。