脳の働きをよくするといわれる栄養素「DHA」を豊富に含むさば。ぜひとも子どもに食べてもらいたいのが親心ですよね。少しでも食べやすく、手間をかけず作れるレシピを紹介します。

青魚、食べていますか?

青魚には子どもの脳の働きをよくすると言われる栄養素「DHA」が多く含まれているので、ぜひ食べてもらいたい食材のひとつ。特にDHA含有量の多い鯖(さば)は一年中流通していますが、これからの季節は旬を迎えるのでおすすめです。ちなみに、「秋さば」は10月~11月が旬のさば、「寒さば」は12月~2月頃が旬のさばを言います。

2歳の娘に、旬のさばをおいしくたくさん食べてもらうにはどうしたらいいか。茹でたり煮たものに飽きてしまい、塩焼きにすることが多かったのですがそれも飽きた様子。

そこで竜田揚げにすると、ものすごい勢いでパクパク食べました。揚げ物は避けていたものの、やっぱりおいしいんだなぁ、と実感。とはいえ、やっぱり油が気になり、オーブンで作る揚げない竜田揚げにしました。片付けもラクですし、ほったらかしにできるのがいいですよね。

トースターでもOK。もちろんフライパンで揚げ焼きにしてもOK(その場合は1cmくらいの高さまで油を入れて裏返しながら揚げ焼きしましょう)

さばの竜田揚げ

材料

  • サバ(三枚おろし)…1尾分
  • A:しょうゆ…大さじ1
  • A:酒…大さじ1
  • A:みりん…大さじ1
  • A:しょうが(すりおろし)…1かけ
  • 片栗粉…適宜

作り方

  1. サバを一口大にそぎ切りする
  2. Aをポリ袋に入れて合わせ、1のサバを入れて20~30分漬けおく

  3. ※このときボウルなどにポリ袋をかませおくと作業がしやすいです

    ※サバを入れたポリ袋はときどき向きを変え、全体が漬かるようにしましょう

  4. サバを取り出し軽く水分をふき取り、片栗粉を薄くまぶして天板に並べ、200度のオーブンで10分ほど焼く


脂がのっていないサバの場合は、焼く前に少し油をプラスしましょう。

オイルスプレーやスプーンの背で、サッと油を塗り広げます。きっちりしなくて大丈夫!オイルスプレーは手軽で簡単、しかも油のかけ過ぎを防止できるのでおすすめアイテムですよ。100均にも売っています!

塩サバの場合は塩味が強い場合、水に30分ほど浸けておくと塩抜きができます。途中で数回、水を替えることをおすすめします。

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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