トロける、なめらかおやつで家族の笑顔と元気をチャージ。今回は、家事や育児、仕事の合い間のすきま時間で簡単に作ることができるパンナコッタのレシピをお届けします。オーブンを使わないパンナコッタ作りは子どもと一緒に楽しく挑戦できますよ◎

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今、私たちが身をおいている“新しい生活スタイル”で大切にしたいのは、日々の暮らし中にある、ちょっとした楽しみや喜びに目を向けること。家事や育児、仕事の合い間、ちょっとしたすきま時間をうまく活用して、お手軽で簡単なのに、とびきりおいしいスイーツを作ってみませんか。

オーブンを使わずに作ることができるパンナコッタは、スイーツ作り初心者の人や子どもと一緒におやつ作りを楽しみたい人にもおすすめです。

材料は近くのスーパーにあるもので大丈夫。分量さえ間違えなければ、時間や手間をかけなくても、カフェで出てくるような一品を作ることができます(冷やし固める時間をのぞけば、10分ほどで完成!です)。

今回は、シンプルなパンナコッタのレシピと、アレンジを加えたきな粉のパンナコッタココアのパンナコッタ、そしてこれからの季節にぴったりなマロンのパンナコッタのレシピをお届けします。ぜひ、お子さんと一緒に挑戦してみてください。

パンナコッタとは?

パンナコッタとは、イタリア語でパンナ(生クリーム)とコッタ(煮た)という意味で、生クリームを煮て作るドルチェ(デザート)のことです。今回のレシピは、ゼラチンの量を限界まで少なくして、ふるふる、とろけるなめらかさを目指しました。家族や友人からもリクエストが多いレシピです。

基本のパンナコッタレシピ

まずは、材料が一番シンプルな基本のパンナコッタレシピです。材料も、作り方も、本当にシンプルで簡単でびっくりしてしまいますが、食べるとさらにびっくり!こんなに簡単に作ったとは思えないくらい、ちゃんと、おいしいのです。

材料

  • 牛乳…230g
  • グラニュー糖…45g
  • 生クリーム…200g
  • 粉ゼラチン…5g(水大さじ2でふやかしておく)

作り方

  1. 鍋に牛乳とグラニュー糖を入れて火にかけヘラで混ぜる。グラニュー糖が溶けたら生クリームを加える
  2. 沸騰直前で火を止めゼラチンを加えて溶かし、茶こしなどでこす
  3. 2を氷水をあてたボウルに入れ、混ぜながら冷やし、とろみがついたら器に注いで冷蔵庫で冷やし固める

きな粉のパンナコッタレシピ

ちびっ子たちが(もちろん、大人も)大すきな、きな粉を使ったパンナコッタです。栄養満点なうえに、おいしいきな粉はとっても優秀。トッピングにきな粉を振りかけたり、甘納豆をのせても◎。

材料

  • 牛乳…230g
  • グラニュー糖…45g
  • きな粉…大さじ3 
  • 生クリーム…200g
  • 粉ゼラチン…5g(水大さじ2でふやかしておく)

作り方

  1. 鍋に牛乳とグラニュー糖、きな粉を入れて火にかけヘラで混ぜる。グラニュー糖ときな粉が溶けたら生クリームを加える
  2. 沸騰直前で火を止めゼラチンを加えて溶かし、茶こしなどでこす
  3. 2を氷水をあてたボウルに入れ、混ぜながら冷やし、とろみがついたら器に注いで冷蔵庫で冷やし固める

ココアのパンナコッタレシピ

チョコが恋しくなる季節がやってきました。火にかけると牛乳に簡単になじんでくれるココアを使ったこれからの季節にぴったりなレシピをお届けします。食べるときにホイップした生クリームを添えるのもおすすめです。

材料

  • 牛乳…230g
  • グラニュー糖…45g
  • ココア…20g
  • 生クリーム…200g
  • 粉ゼラチン…5g(水大さじ2でふやかしておく)

作り方

  1. 鍋に牛乳とグラニュー糖、ココアを入れて火にかけヘラで混ぜる。グラニュー糖とココアが溶けたら生クリームを加える
  2. 沸騰直前で火を止めゼラチンを加えて溶かし、茶こしなどでこす
  3. 2を氷水をあてたボウルに入れ、混ぜながら冷やし、とろみがついたら器に注いで冷蔵庫で冷やし固める

マロンのパンナコッタレシピ

近所のスーパーで手に入るマロンクリームを使えば、自宅でも手軽にマロンのパンナコッタを作ることができます。マロンの風味がぜいたくな一品。ぜひお試しください。トッピングに、甘栗や栗の渋皮煮、甘露煮などを飾ってもすてきです。

材料

  • 牛乳…230g
  • マロンクリーム…65g
  • 生クリーム…200g
  • 粉ゼラチン…5g(水大さじ2でふやかしておく)

作り方

  1. 鍋に牛乳とマロンクリームを入れて火にかけヘラで混ぜる。マロンクリームが溶けたら生クリームを加える
  2. 沸騰直前で火を止めゼラチンを加えて溶かし、茶こしなどでこす
  3. 2を氷水をあてたボウルに入れ、混ぜながら冷やし、とろみがついたら器に注いで冷蔵庫で冷やし固める
マロンクリーム

今回使用したのはこちらのマロンクリームです。エスビー食品が輸入販売しているマロンスプレッドです。使用するマロンクリームによって甘さ具合が異なるので、甘さはお好みで調節してくださいね。

より手軽に、あっさり楽しむには…

パンナコッタは生クリームを使うことで濃厚な仕上がりになりますが、「あっさり食べたい」「カロリーが気になる」「生クリームはコストがかかる」という人はレシピ材料中の生クリームの部分を牛乳で代用すると軽やかな口当たりの仕上がりになります。

ふるふる、なめらか、やさしい口溶け

冷蔵庫に作り置きして、家族でほっこりおやつタイム。少しの甘いおやつが、きっと笑顔とパワーの源になるはずです。

この記事を書いたライター

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ぷっちょさん
プラチナライター

小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
子育て中の日々の暮らしや、おすすめのイベント情報などをInstagramやfacebookにて公開中です。こちらもぜひ覗いてみてください。

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