赤ちゃんから小学生まで、子どもが7人いるわが家ですが、月齢や性別で欲しいプレゼントの好みが異なります。クリスマスでプレゼントした本やおもちゃの中で、特に子どもたちに人気があった商品を紹介します。子どものプレゼント探しにお悩みの方は必見です!

子ども7人分のプレゼントの準備が大変!

毎年この時期になると悩む子どものクリスマスプレゼント。特にわが家は子どもの人数が多いので希望通りのプレゼントをそろえられるかが最重要。品切れを恐れて10月下旬あたりからプレゼントの選定や購入をして用意をしています。

そんな準備をしているとは子どもはつゆ知らず、クリスマス直前に希望するプレゼントが変更することはお決まりです。また、カラーが違う商品やクリスマス後に販売の新製品を欲しがるなど、リクエストも多様です。

今年はサンタさん、何持ってきてくれるかな?

サンタさんを信じている子どもたち。人数分のプレゼントを用意しても、子どもたちに見つからないようにクリスマス当日までに隠しておくのも一苦労…。

クリスマス歴代のプレゼント!ロングヒットのおもちゃや本を紹介

わが家は上は小学生、下は乳幼児と7人の子どもがいるので、昔から販売されているおもちゃや知育グッズ・絵本は、ひととおり体験しています。いまだに子どもたちに人気で遊び続けているというおもちゃと、乳幼児から読んでいる絵本や小学生に人気の本を紹介します。プレゼント選びの参考になれば幸いです。

毎年プレゼントの数が多くなっていくクリスマス

乳幼児向けの絵本

「くだもの」


作:平山 和子/出版社:福音館書店

絵本の中には、本物そっくりな果物の絵が、皮つき・皮をむいた状態で紹介されています。食べ物が好きな1歳児の4男は絵本にのっている「りんご」や「バナナ」を食べたフリをして楽しみながら一人でも読んでいます。

何回か一緒に読んでいるうちに、「りんご」「みかん」「ぶどう」「もも」など、2~3文字の言葉をいつのまにか話せるようになっていて、スーパーで絵本に登場した果物を指差して教えてくれるようになりました。

果物を覚えただけではなく、「りんご ない」・「みかん いる」など、発語も多くなったと感じます。

「だるまさん」シリーズ

作:かがくい ひろし/出版社:ブロンズ新社

丸くて赤い「だるまさん」が伸びたり縮んだり歯があったり。かわいくておもしろい動きをするだるまさんの日常を描いた内容に、大人も赤ちゃんも夢中です。保育園では、読み聞かせのときに先生がだるまさんの動きを真似て体をゆすると、子どもたちも一緒になって左右にゆすり始めます。

「だ・る・ま・さ・ん・が…」と絵本の冒頭を読み始めると、まだ話の内容なんて分からない赤ちゃんでも「どんな動きをするんだろう」と目をキラキラさせ、体をゆすりながら絵本をじっと見ていました。ストーリー性はなく、テンポよく読めるので、初めての読み聞かせにもピッタリ。赤ちゃんの好奇心をぐっとつかみ、表現力と感性が豊かになる絵本です。

学習絵本シリーズ

ボロボロになるまで読み尽くします

最近は本物の商品そっくりな再現性の高い付録が人気で、話題ですよね。アニメや人気のキャラクターもページの中にたくさん登場し、シールや工作、お話や付録など、子どもにとっては魅力的な内容ばかりです。イラストや写真が多いので、文字が読めない子どもでも見ているだけで楽しめます。

1歳児~小学生向けまで月齢別に発行されているので、実際に読む子どもの月齢に合わせられ、お値段も1000円前後。男女問わず楽しめる本なので、手頃なプレゼントとしてもオススメです。

小学生向けの本

ドラえもん 科学ワールドシリーズ

小学館 「ドラえもん科学ワールド」

理科やサイエンス(科学)を小学生でも分かりやすく、マンガで紹介する学習マンガです。タイトルのテーマに沿ったドラえもんのひみつ道具やストーリーが登場し、仕組みや現象を読み解き、解明していきます。

マンガ以外にも絵やイラストを使用した図で解説されて、漢字にはルビが振ってあるので小学生低学年でも読みやすいです。

学校の授業でも役立つ内容なので、このマンガのおかげで「理科の授業が分かりやすかった!」と子どもたちもお気に入り。科学への興味と日常の不思議に対する理解が深まりました。

名探偵コナン 歴史マンガ シリーズ

小学館「名探偵コナン歴史マンガ」

名探偵コナンや推理、謎解きが好きな子にオススメのマンガです。江戸川コナンが、現代から過去へと時代を飛ばされた少年少女たち(タイムドリフター)と一緒に、古代から現代までの歴史を冒険します。

タイムドリフターは12の時代に散らばった〝時のイシ〟を集める任務に就くことになり、コナンくんと一緒に推理をしながらイシを集めていくオリジナルストーリーの学習マンガです。

時代ごとに1巻完結するのですが、物語が続くシリーズものなので、マンガを読み進めるうちに歴史を学ぶことができます。文字を読み解くことが苦手な子でも、マンガだったら読みやすく、漢字すべてにふりがなが振ってあるので、小学1年生からでも楽しめると思います。

ミッケ!シリーズ

小学館 ウォルター・ウィック/写真 ジーン・マルゾーロ/文 糸井重里/訳

壮大なジオラマの写真(ページ)の中から、かくれているモノを探して遊ぶ“かくれんぼ”要素が入った謎解き絵本。この絵本の最大の特徴は、通常の「間違い探し」の本とは異なり、「答えがない」という点です。探し物のお題に対して、どれが正解なのか分かりません。一人一人の答えや発見が異なるので、子どもの想像力を育みます。

一緒に読んでいると、大人より子どもの方が先に探し物を発見することも。お題の探し物が見つけられるとスッキリします。逆に探しものが見つからないと答えがないので正解を求めてしまう大人はモヤモヤ。子どもよりハマってしまうかもしれません。幼児~大人まで楽しめる内容で、長く読むことができます。

鉄板のおもちゃから新しいおもちゃまで!

シルバニアファミリー

エポック社 「シルバニアファミリー」

動物の人形とミニチュアの小物や雑貨がかわいいシルバニアファミリー。3歳ぐらいから小学校中学年まで遊べます。仕事や家事で子どもの相手が出来ないときは、シルバニアファミリーを出すと4歳の次女は1人遊びをしてくれるのでとても助かっています。

また、小学4年生の長女もシルバニアファミリー熱は冷めず、一緒になっておままごとをしているので、長い期間飽きずに遊べるおもちゃの一つとして重宝しています。

充実していく雑貨や家具

人形の動物の親子も種類が豊富、細かい所まで作り込んであるミニチュアの家具や雑貨はつい集めたくなってしまい、どんどん人形や雑貨が増えていくという悩みは、わが家だけではないと思います。

プラレール

タカラトミー「プラレール」

男の子のおもちゃの鉄板「プラレール」。青いレールを自由につなげて線路を作り、電車や新幹線を走らせる鉄道のおもちゃです。

同じ車両でも旧と新では少し違います

車両やレールの種類も豊富で、子どもより大人がハマってしまうことも。自分だけのオリジナルコースを考えるだけでも楽しいですよね。

3年生の次男は未就学児から電車が大好きで、今でも新しいプラレールの車両が販売されると欲しがります。

車両が好き

レールを組み立てる工程も好きで、車両だけではなく特殊なレールやパーツを買い増し、小学生になれば複雑なコースを短時間で作れるほど。

1歳児の4男はレールの上ではなく、部屋の中に車両を自由走行させるのが大好きで、レールがなくても車両だけで遊んでいます。未就学児から小学生まで長く遊べるおもちゃです。

ころがスイッチ ドラえもん

バンダイ「ころがスイッチ ドラえもん」

ブロックと仕掛けスイッチを組み合わせてコースを作り、ボールを転がして遊ぶ知育玩具です。「どうやったらボールがうまくコースを転がりゴールまでたどり着くんだろう」という思考が身につくだけではなく、想像力や空間認識能力、集中力向上などの子どもの知育につながります。

ころがスイッチの特徴は特殊なブロック。

ブロックの種類も四角だけではありません

ブロック全体に溝(スリット)が入っているので、4面がコースとして使えます。この溝にボールが沿って転がっていきます。

アニメで登場したひみつ道具をモチーフにした仕掛けは子どもも大喜び。特に小学生がお気に入りで、3年生の次男は一人で長時間集中して、いろいろなコースを組み立てて妹や弟にボールを転がる様子を見せて楽しんでいます。

ボールがコロコロ転がるだけでも楽しめます

ブロックや仕掛けを増やしてコースを充実させたいという要望があり、増築用として2年連続でプレゼントすることになりました。

おもちゃ以外だったらこれ!

電動鼻水吸引機

シースター 「メルシーポットS-503」

この鼻水吸引器、電動で鼻水を吸い取る機械なのですが、新生児から大人まで使える便利なアイテムです。今までは子どもの鼻水が止まらないときは、耳鼻科に行って鼻水を吸ってもらっていました。

しかしこれを使い始めたら、自宅で好きなときに鼻水を吸い取れるので、赤ちゃんや子どもの鼻水がひどくて寝つきやミルクの飲みが悪いという悩みが劇的に減少しました。

パワフルなので奥の鼻水まで取れます!

耳鼻科に行く手間と時間がぐっと減り、子どもの鼻水症状がラクになるので、小学生は鼻水が詰まったら自分で電源を入れて使っています。じょうずに鼻をかめない月齢の子は鼻の通りが良くなり、風邪をひきにくくなったように感じます。

家族みんなで使えるので一家に一台あると非常に便利。新生児より使えるのでプレゼントにおもちゃ以外をあげたいという方にもオススメです。

大人も子どもおもちゃ選びを楽しもう!

毎年プレゼントを子どもの人数分用意するので、おもちゃが年々増えていく一方です。新しいおもちゃが増えたら、使わない・遊んでいないおもちゃは捨てるようにしていますが子どもたちがまだ遊ぶ!と言う「長く使える」おもちゃや本は大体決まっています。

お気に入りのおもちゃは年季が入ってボロボロになりますが、きょうだいで遊べたり、長く使い続けてもらえている点は、プレゼントしてよかったなぁと感じます。子どもたちがサンタさんを信じている月齢のときは、年に一度やってくるクリスマスプレゼント探しに、どの家庭も悩むかと思います。

子どもの知識や学力向上につながるもの・成長しても飽きないもの・生活を充実させるものを意識して、子どものリクエストを取り入れつつ、親もプレゼント探しを楽しんでいこうと思います。

この記事を書いたライター

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meguさん

大学事務員とwebデザイナー、ライターなどを兼業している5男3女の8児のワーママ。趣味はネイルとフラワーゼリー。子連れでも大規模な展示会や旅行へ行くアクティブ派で大人数料理が得意です。

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