もうすぐ2017年で一番大きな満月が見える12月4日(月)がやってきます。親子で星空を眺めるひとときを楽しんでもらいたいと、六本木天文クラブ星空イベント「星のソムリエ」の泉水朋寛さんが今冬の夜空の見どころを教えてくれました!

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お話を聞いたのは

泉水朋寛さん( 星のソムリエ/アストロアーツ )

1975年岡山県岡山市生まれ。京都大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了。
2005年から1年間ニュージーランドで星空ガイドを務め、2008年に「星のソムリエ みたか」に認定。

12月4日は今年で一番大きな満月が見える日

「2017年で一番大きく満月が見えるのが12月4日(月)。しかし、普段の大きさに比べてたったの数パーセントの違いなので、目に見えてわかるものではないのです。

でも、それをきっかけに、この日に夜空を見上げてもらえたら。ほかにも、12月14日(木)のふたご座の流星群も見えるチャンス!夜空を広く見渡していると、流れ星が見えやすくなりますよ。」と泉水さんはいいます。

10月4日(水)に開催された「中秋の名月」星空観望会。この日の東京タワーはお月見ダイヤモンドヴェールの特別ライトアップ

日常生活の中で月や星を眺めるひとときを

泉水さんは「子どもの頃は、学校が終わると外で魚釣りなどをしてずっと遊んでいました。星に興味を持ったのは、キャンプで見た満天の星や天の川がきっかけ。家に帰って、星座の本で色や見え方を確認したことを今でも覚えています。それ以来、ずっと星空にかかわる活動を続けています。

日々の忙しさの中では、夜空を見上げることさえ忘れてしまうもの。日常生活の中で月の大きさや星の輝きをもっと身近に感じて、夜空を眺めるひとときを楽しんでもらいたいですね。」と熱く語りました。

六本木ヒルズの屋上から星空を見る「六本木天文クラブ」

六本木ヒルズ展望台、東京シティビューの屋上「スカイデッキ」は海抜270m、地上238mの位置にあり、東京を一望できる大パノラマが楽しめます。「六本木天文クラブ」は、毎月第4金曜日にスカイデッキで開催されている星空のイベントです。「星のソムリエによる天文ニュースと翌月の星空解説」や星空観望会を行っていて、年間を通じてだれでも参加可能です。

※「星のソムリエ」は、山形大学が商標登録する「星空案内人」資格の愛称です

星空観望会ではスカイデッキのヘリポートに大型の望遠鏡や双眼鏡が用意され、月のクレーターなどを観望

子育てに、仕事に、家事に…。働くママの毎日は大忙しですが、ときには星空を眺めてリフレッシュしてみませんか?

施設情報(アクセス・サービスなど)

公式サイト 公式ウェブサイトアドレスhttp://www.roppongihills.com/tcv/
※最新の情報はこちらでご確認を
おすすめ年齢 4歳~大人
入館料 料金の詳細についてはこちら
アクセス 東京メトロ 日比谷線「六本木駅」1C出口から徒歩1分(コンコース直結)、都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」3出口から徒歩4分、または「麻布十番駅」7出口から徒歩5分。東京シティビューチケットカウンター(森タワー3階)へは、ミュージアムコーンから
駐車場 全日(0:00-24:00)300円/30分、1日料金3,000円/24時間
サービス 六本木ヒルズのキッズガイドはこちら

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