2021.02.24
1月~3月が旬のいちご。そのまま食べてもおいしいいちごですが、ちょっとだけ手間をかけて手作りゼリーにしてみてはいかがでしょう?ひな祭りのスイーツにもおすすめ。「キシリトール」含有量も豊富で子どものデザートにもピッタリなんですよ。
子どもはいちごが大好きですよね。2歳の娘は1パックをペロリと平らげるくらい大好物。
今回紹介するのは、ゼリーというよりほぼいちご、というくらいぎっしりいちごを詰め込んだフレッシュ感のある「いちごゼリー」です。いちごの分量はお好みですが、ここまでできるのは手作りならではだと思います!
甘さ控えめのゼリーにフレッシュないちごの甘酸っぱさ。いちごの赤い色とみずみずしさをそのまま閉じ込めた、見た目もキレイなゼリーですよ♪
いちごゼリー
材料
- いちご…200g~(14粒くらい)
- 水…300cc
- グラニュー糖…大さじ3
- 粉ゼラチン…5g
作り方
- いちごはさっと水で洗いヘタを取り、食べやすい大きさに切り型に入れておく
- 小鍋に水、グラニュー糖を入れてゴムベラで混ぜながら火にかけ、フツフツ泡が出るくらい加熱して溶かしてから火を止め、ゼラチンを加えて混ぜ溶かす
- 型に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固める(2~3時間)
このレシピは、子どもが食べやすいやわらかめの仕上がりです。それでも食べにくいようであれば、ゼリーをフォークで混ぜて細かくしてあげてください。
おすすめのアレンジ
ところで、ゼリーを冷凍して食べたことはありますか?たくさん作って食べきれないときは冷凍するのもおすすめです。冷凍して少し溶けてきたくらいが絶妙な食べ頃。シャーベットのような食感になります。
ゼリーが凍って型から上手く取りだせないときは、しばらく常温で置くか、さっとぬるま湯にくぐらせると良いです。お弁当の保冷剤代わりにするのもおすすめですが、一度冷凍したゼリーは完全に溶けると水分が多くもれだし、おいしくなくなるので要注意です!
いちごの栄養素とわが家の歯磨きエピソード
いちごの栄養素と言えばビタミンC、葉酸、食物繊維、そしてキシリトール。天然の甘味料であるキシリトールは砂糖と同等の甘さながらカロリーは大幅に低くヘルシーなのです。
そして、キシリトールといえば虫歯予防!その含有量はいちご100gあたり350mgにもなり、歯医者さんがおやつにおすすめとおっしゃっていました。
うちの娘は歯磨きが嫌いでなかなか磨いてくれなかった時期がありました。そのとき「おくちのバイキンマンはいちごが苦手なんだよ~」と、毎食後いちごを食べさせていました。
そしていちごを買い忘れたとき(というていで…)、いちご味の歯磨き粉で歯磨きに挑戦しました。
すると「バイキンマン、歯磨き粉でバイバイだね!」と言い喜んで歯磨きをしてくれました。もちろん今でも嫌がる日はありますが、なんとか頑張ってくれています。
話はそれましたが…子どもにも大人にも嬉しい栄養豊富ないちご。注意点は豊富に含まれるビタミンCは水溶性ビタミンなので、ヘタをとってから洗うといちごに含まれる栄養素が流れ出てしまいます。洗うときはヘタをつけたままさっと水洗いするようにしましょう!
この記事を書いたライター
ライター一覧- 田村佳奈子さん
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フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。