食べることは生きることです。「簡単だけど、ちゃんとおいしいレシピ」で、皆さんの生活をサポートできるとうれしいです。今回紹介するタンドリーチキンは、お弁当のおかずにもO K、アレンジするとおいしいバターチキンカレーにも変身する優れものです。

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昨年から増え続けているおうち時間。リモートワークをする方も増え、代わりに外食の機会は減り、

「3食、ご飯を作るのが大変!」、「何を作ったらいいのか悩む…」、「レパートリーが尽きた」、「家事や育児、仕事の合間にパッと作れるものがあったら知りたい」

という声をよく聞くようになりました。

今回は、仕事や育児をがんばりながら、毎日の食事作りに奮闘する皆さまに、「漬け込むだけ」「焼くだけ」でとっても簡単なのに本格的な「やわらかジューシータンドリーチキン」のレシピと、そのアレンジレシピ「バターチキンカレー」のレシピをお届けします。

むずかしい手順はないので、「普段、料理は妻に任せている」「ごはん作りは苦手」というパパにも、ぜひチャレンジしていただきたいレシピです。

やわらかジューシータンドリーチキン

塩とレモン汁で下味をつけておくことで、マリネ液のなじみをよくし、ヨーグルトが肉質をやわらかく仕上げます。前日の夜にマリネ液に漬けておけば、次の日は食べる前に焼くだけで楽チンです。

多めに作って、漬け込んだまま冷凍庫に入れておけば、1カ月ほど保存できます。解凍は、冷蔵庫でOKです◎。

材料

  • 鶏もも肉…2枚(600~700g)
  • A:レモン汁…大さじ1
  • A:塩…小さじ1
  • A:コショウ…少々
  • B:プレーンヨーグルト…100g
  • B:トマトケチャップ…大さじ2
  • B:はちみつ…大さじ2
  • B:おろしニンニク…小さじ1
  • B:おろしショウガ…小さじ1
  • B:カレー粉…大さじ2

作り方

  1. 鶏もも肉は余分な脂などを取り除いて半分に切り、Aの調味料を全体になじませて約10分おく
  2. Bをよく混ぜ合わせてマリネ液を作り、1とともにポリ袋などに入れてもみこみ一晩冷蔵庫で寝かせる(当日食べたい場合は3時間以上漬け込めばOK)。
  3. 大きめの耐熱皿に2を並べ、200℃に予熱したオーブンで15~20分焼く


※手順1で鶏肉の皮も取り除いておくと、お子さまが食べるときに食べやすくなります
※焼き時間はオーブンの機種によって調整してください
※焼き上がったチキンはとてもやわらかく、箸で簡単にほぐすことができます

バターチキンカレー

上記の「やわらかジューシータンドリーチキン」を「バターチキンカレー」に変身させる2度おいしいレシピです。

生クリームの代わりにココナッツミルクを使うと、より本格的な味わいになります。お野菜はお好みのものでOKです。お子さまのお好みに合わせて、はちみつの量を増やしたり、すりおろしりんごを加えても◎。

材料

  • 上記レシピのタンドリーチキン(焼く前の状態のものをひと口大に切る)…600g
  • バター…25g
  • タマネギ(薄切り)…1個
  • インゲン(3cmの長さに切る)…4本
  • トマト缶(ホール)…400g
  • カレー粉…大さじ1/2~1
  • 水…200ml
  • 鶏がらスープの素…大さじ1と1/2~2
  • 砂糖…大さじ1と1/2
  • はちみつ…大さじ1
  • 生クリーム(またはココナッツミルク)…100ml

作り方

  1. フライパンにバターを入れて中火で熱し、タマネギとインゲンを入れてしんなりするまで炒め、トマト缶を加えて木べらでトマトをつぶすように混ぜながらさらに約5分炒める
  2. 1にカレー粉を加えてよく炒め、水を加えてひと煮立ちさせ、鶏がらスープの素、砂糖、はちみつを入れ、タンドリーチキンを漬けダレごと加える。再び煮立ったら、弱火で約10分煮込み、生クリームを仕上げ用に少し残して加えて混ぜ、全体になじんだら火を止める
  3. 器に盛り付けて残りの生クリームを回しかけ、お好みのパンを添える

今日も…
しあわせいっぱい、腹いっぱい

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ぷっちょさん
プラチナライター

小学生の娘と夫と3人暮らし。
料理家・ハンドクラフト作家・ライターとして活動中です。
2021年2月に大阪・天王寺にcotonaコーヒーをオープン。
子育て中の日々の暮らしや、おすすめのイベント情報などをInstagramやfacebookにて公開中です。こちらもぜひ覗いてみてください。

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