拝啓スヌーピー様。あなたは小さなころからそばにいすぎて、意識していなかったというか、例えるなら「幼なじみのあの子」のような…。ここへ訪れてから、今更ながらハマってるよ!好きだよ、スヌーピー!!!                      

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私、スヌーピーファンではない。


2016年4月にオープンしたスヌーピーミュージアム。1年半の間に来場者78万人を突破したそうです。でも実は、2018年9月までの期間限定ということをご存じでしたか?実は、今回初めてスヌーピーミュージアムを訪れましたが何を隠そう私、全然スヌーピーファンではございません。

なのでスヌーピーを見て「かっわいい~!」とかは正直ないです。でもスヌーピーミュージアムは前から気になっていて、ジワジワっと私の中に浸透してくるというか…。「いつものあの娘がだんだん気になる」的なそんな感じがあったんですよ。

たとえばコレ。

ロゼットで大きなスヌーピーになっているのですが、1個1個に「ピーナッツ」のキャラクターが。

ぐ、ぐふぅ!こ、これは、かわいすぎる…。

ロゼットとか、おしゃれな人しか作っていないっていうアレでしょ?ロゼットでこんなことしちゃうその発想力もセンス良すぎだし、こんなにキャラクターがいると自分のお気に入りの子とか探したくなるし。

そして天井には…

スヌーピー100体を使ったシャンデリア!いや、びっしりすぎるだろ!もはやライトなのか何なのか疑うレベルですけど…。これずるいなー。かわいいなー…!女子のハートをわし掴みなわけです!

これはほんの一例で、壁の絵や展示物、グッズなどスヌーピーって「かわいい」というより、「センスがいい」という表現がしっくりくるなと思いました。

昔からいるキャラクターなのに漫画ならではのモノクロやシンプルな線が、逆にイマドキ。まったく古さを感じさせないかわいらしさ、色づかい。時代や年代を問わず愛されている理由が伝わってきます。

4452枚のコミックを使ったという3Dアート

スヌーピーミュージアムって一体何があるの?


そう思って来ましたが、主に「ピーナッツ」原画。つまり漫画です。その数今回は約80点。もうこれは漫画展といっても過言ではないです!!もちろん、日本語訳も付いています。

ですから、スヌーピーファンでなくても楽しめるんです。あ、でも5歳児は英語どころか漢字が読めないのでどうやら楽しくない様子…!?気になったところだけ読もうかなと思っていたのですが、気づけば私、端から端まで読んでいました。だって面白いんだもの。

今回は「LOVE is Wonderful―恋ってすばらしい。」がテーマ。スヌーピーやピーナッツギャングたちの三角関係や片想い、失恋や悲恋がもりだくさん。「ピーナッツ」にこんなに恋バナがあったのね!とびっくりしましたが、そもそも読むのも初めてで、いろいろなことにびっくりしちゃいました。

スヌーピービギナーとしては主人公の男の子、チャーリー・ブラウンは意外とモテ男だということに驚き。女子2人に取り合われているんですねー!

いつも毛布持ってる男の子、ライナス。あの子は、赤ちゃんってわけではないんですね。あとなんとなくサザエさんに出てくるハナザワさんに似ている、怒りんぼの黒髪の子、ルーシーはピアノひいてる男の子、シュローダーに夢中なんですって。スヌーピーにいたっては、結婚式当日に花嫁さんを実の兄にとられるという昼ドラもびっくりのドロドロエピソードが。

コトン!(KLUNK!)じゃ済まないよ!!それぞれのキャラクターの性格やエピソードを知ると、なんだかますますかわいく思えてきます。ほかにも、スヌーピーとキスできるフォトスポットやオリジナルムービー、作者であるシュルツさんのギャラリー、ヴィンテージグッズや初期作品の展示などもあります。ムービーは子どもが何度も繰り返し見て喜んでいました。

カフェやグッズにも胸キュン!!

「Cafe Blanket」って名前に胸キュン!かわいい。あの男の子が持ってる毛布のこと?そんな温かさと居心地の良さのあるお店です。

こちらは中央がルーシー、右がシュローダーをイメージしたオープンサンドです。

ルーシーとシュローダーのオープンサンド1630円(税別)

器がエサの皿!サラダほうれん草やグリーンリーフが入ったサラダにサンドイッチがついています。

スヌーピーのサラダディッシュ1480円(税別)

これはチャーリー・ブラウンが好きな女の子に名前を教えるときに緊張しすぎで、「ブラウニー・チャールズだよ」と言ってしまったという面白エピソードをイメージしたサンデーとお話の中から出てきたようなフロート。ベースはカルピスソーダ味。

写真奥:ブラウニー・チャールズの恋のサンデー1100円(税別)
写真手前:シェアフロート-my sweet baboo-1100円(税別)

グッズショップ「BROWN ´S STORE」ももちろんかわいいものぞろいです。テーマに合わせて新商品が200点も(!)追加されたそうなので、すでに行ったことある人も楽しめます。

グッズのデザインが本当にセンスいい!

5歳児の反応は??

結論!私はとっても楽しかった!スヌーピーファンじゃなくても楽しめることも判明!でも、5歳児にはちょっとは早かったかな(笑)。

「漫画は文字で読むんじゃない!心で読むんだ!」なんていったけど、うちの子はママに付き合ってやってる感がとても出てましたね…。頑張ってくれました。

それでも私が「楽しかった!一緒に行けてよかった!」と連呼していたら、うれしそうにしていた顔が印象的でした。こんな風に、ママの大人時間に付き合ってくれるわが子が愛おしい!

施設情報

スヌーピーミュージアム「Love is Wonderful -恋ってすばらしい。」

公式サイト www.snoopymuseum.tokyo
所在地 東京都港区六本木5-6-20
アクセス 東京メトロ「六本木」駅から徒歩7分、「麻布十番」駅から徒歩10分
駐車場無し
会期 2017年10月7日(土)~2018年4月8日(日)※会期中無休(12月31日~1月2日を除く)
時間 10:00~20:00(入場は19:30まで)
入館料(前売り) 一般 1800円、大学生 1200円、中学・高校生 800円、4歳~小学生 400円、18時限定ペア券 2800円
※当日券は200円増し。基本的には日時指定予約制
※前売り券はローソンチケットにて発売中
※入館後は時間制限なくゆっくり観覧できます

この記事を書いたライター

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笹木眞江さん
プラチナライター

頑張らないがモットーの「ママ友いない系」ブロガー。子どもは小4(女)と小2(男)。ママ達の張りつめた気持ちをゆるめる和み系ブログ執筆中。

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