9月10日から『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』が公開になりました。ゲストとして登場した横山だいすけさんに、読者親子と一緒にオンラインでお話を聞きました。だいすけさんに最近起きたヘンテコなことって⁉

「おかあさんといっしょ」の友だちとして長く番組に関われる幸せ

― 前々作(2018年)の声優としての参加、前作(2020年)と今作では実写での出演となりました。依頼があったときのお気持ちは?

だいすけさん:2018年の声優として出演した際には「歌のお兄さん」を卒業してすぐということもあり「どういう形でお手伝いできるのかな?」と考えました。

そんなとき、歌のお兄さんのオーディションのときからとてもお世話になった「おかあさんといっしょ」のプロデューサーさんから「今のメンバーを少し遠くから応援するという気持ちで参加してほしい」と言われ「今までとは違った形で『おかあさんといっしょ』に関われることは、とても幸せなことだな」と思い、喜んでやらせてもらいます、と伝えたことを覚えています。

そこから引き続き2作品関わらせてもらったわけですが「おかあさんといっしょ」は、子どもたちにとって「お友だち」のような存在の番組だからこそ、卒業してその縁がなくなってしまうわけではありません。

ちょっとお引越しして距離が離れてしまったけれど「友だち」なのは変わらない、そんな感覚でしょうか。「友だち」として長く番組に関われることはとても幸せなことだと思っています。

今回、僕は“ヘンテコさん”という役を演じさせてもらっています。名前が“ヘンテコさん”というだけに、とにかくおもしろい感じなんだろうな、と思いつつ(笑)、今回もふたつ返事で「やらせてください」とお引き受けしました。

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」制作委員会

― だいすけさん演じる“ヘンテコさん”はケンカしてしまったお兄さんお姉さんたちに気づきを与える重要な役割であると感じました。だいすけさん自身は、お友だちやご両親とケンカすることはありますか?

だいすけさん:もともとあまりケンカはしませんが、なんでも言い合えるからこそ、親と衝突をしてしまうことはありましたね。でも長く意地をはったところで解決にはなりません。基本的に1日以上はひっぱらず「ごめんなさい」を伝えて仲直りをしていました。

歌のお兄さんになってから子どもたち同士のケンカに遭遇することがたくさんありました。そんなとき「こういうときはどう言うんだっけ?」と伝えると子どもたちからはすっと「ごめんね」が出てきます。そんな姿を見ていて「僕自身がちゃんと言えなくちゃだめだよね」と気づきをもらっていました。

周りの人に「ありがとう」「ごめんね」を口に出して伝えることが大事なんだ、と思うと自然とケンカするということも少なくなったなと思います。

大人も楽しんでほしい!映画のみどころ&ぎゅって読者にメッセージ

― この映画は、今の時代を生きる子どもたちに届けたいメッセージが詰まっているなと思いました。映画を通してどんなメッセージを子どもたちに伝えたいですか。映画の見どころと合わせて教えてください

だいすけさん:この映画を通して、子どもたちには元気や楽しさをいっぱい感じてもらえたらと思っています。

あと、僕が出演している“ヘンテコさん”のシーンでは「人の気持ちってヘンテコだけどそれってとても不思議でおもしろいことだし、自分らしくあっていいんだよ」というメッセージが伝わるといいなと思っています。

それに、この映画には大人の方も深く考えさせられる部分もあったりするので、大人の方にもそういう部分を楽しんでほしいですね。

― ぎゅってWeb読者へメッセージをお願いします

だいすけさん:ぎゅってWebの読者のみなさん、げんき~!?日々お仕事に出かけるママもパパも、お家で働くママもパパもきっと毎日奮闘していると思います。

そんなあなたにこんなときだからこそ金メダルをお届けしたいです!毎日本当にお疲れさまです!

今回の『映画 おかあさんといっしょ』は、家族で一緒に笑ったり”あなたはありのままが1番”そんな気持ちにさせてくれるような温かさを感じられる映画だと思います。

コロナ禍だからこそ、いつか振り返ったときにこの映画が家族の大切な思い出の一つになりますよう願っております。ぜひこの秋は映画館で思い出を作ってくださいね!

読者親子からだいすけさんへ質問!

だいすけさんにオンラインインタビューを実施!読者親子:片山 博子さん、あやちゃん(9歳)、けいくん(5歳)、さらちゃん(1歳)

― (読者のけいくんから質問)映画ではたくさんの「ヘンテコ」なことが起こりますが、だいすけさんが最近見つけた「ヘンテコ」なことはなんですか?

だいすけさん:なんだろう…玄関にいつも置いているはずの僕の「鍵」がなくなることかなぁ(笑)。玄関に置いてあるはずなのに、トイレに置いてあったり、前日に履いたズボンのポケットに入っていたり、いろんなところから出てくるんだよ。ヘンテコだよねぇ(一同爆笑)。

― (読者のあやちゃんから質問)私はバイオリンのYoutuberをしていて、たくさんの人の前で演奏することがあります。だいすけさんもたくさんの人に見られるお仕事ですが緊張しないようにどんなことを心がけていますか?

だいすけさん:僕はコンサートが始まる前は、実はすごく緊張しているんだよ。でも、幕が開いてたくさんのお友だちの顔を見ると「みんなと一緒に歌がうたえる」「みんなと一緒に遊べるんだ」って、緊張がワクワクに変わっていくんだ。

あやちゃんも、バイオリン弾くのが楽しいんだよね。楽しい、好きだな、と思う気持ちをいっぱいにして、練習をがんばったり、いろんな場所で弾いてみてね。そうするときっと緊張が楽しさに変わっていくと思うよ。がんばってね。

映画を一足早く読者が体験

『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』をひとあし早く片山さん親子が鑑賞。ママの博子さんから感想を聞きました。

片山博子さん:だいすけお兄さんやお馴染みのメンバーにも会えてとても嬉しかったです。みんなで楽しく笑えるシーンや、心にジーンと響くシーン、みんなでがんばろう!と見ている子どもたちも一緒に参加できる映画で、親子ともに本当に楽しく見ることができました。

映画を見てから、だいすけさん扮する“ヘンテコさん”のポーズがわが家の中ではやっていますよ。

ぜひ、劇場に足を運んでみてくださいね!