/ 2021.10.08

常備菜としても重宝するにんにくですが、使いかけが残ることも多いですよね。普段、どんな風に保存していますか。常温?それとも冷蔵、冷凍でもいいの?今回は、にんにくを長持ちさせる保存方法をお伝えします。

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にんにくは丸ごと買って一度に使う分量は1~2片ずつ。いつも冷蔵庫に使いかけが残っている…ということが多いのではないでしょうか?

皮をむいてしまうと日持ちしませんし、外皮をむいても常温保存でいいの?と疑問に思うこともあるのでは。今回はそんなお悩みを解決したいと思います!

にんにくの保存方法

一度に使う量が少ないにんにくは、どのように保存していますか?

私がやりがちだったのが、すぐ使うかなと思い売っている状態、すなわち網袋に入っているままキッチンの片隅のカゴにゴロンと数日放置。そして使おうと思ったときには、芽が出てきていたり、外皮がシワシワに乾燥してしまったりという残念な姿に。そうなる前に、賢く保存したいですね。

長持ちさせるためのポイントは、なるべく新鮮なうちに保存すること。買ってきて常温で放置したのち、冷蔵または冷凍保存するよりも、鮮度が高いうちに保存するほうが長期間フレッシュキープできるのです。

実は、にんにくは常温・冷蔵・冷凍どの方法でも保存することが可能。それぞれの方法で長持ちさせる方法やコツを紹介していきます。

冷蔵庫で保存するなら

冷蔵庫で保存する場合は、温度の低いチルド室がオススメ。丸ごと外皮をむかず、新聞紙やキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて密閉しておくと2~3カ月ほど日持ちします。

使いかけになったら、1片ずつ同様に。

半分でも大丈夫。

余裕があれば薄皮をむいておくと使うときに便利ですが、しっかり包まないと乾燥しやすいので気を付けましょう。切りかけのにんにくはラップで包んで密閉し一週間を目安に使い切ると良いです。

野菜室でも同様に保存してみましたが、2カ月経つ頃には差が出てきます。とはいえ野菜室のほうが皮がやや乾燥したくらいで大きく味の劣化はありませんでした。チルド室よりも野菜室の開閉頻度が高かったのも要因の一つではないかと思いますが、2カ月以内なら野菜室でも良いかもしれません。

冷凍庫は長期間保存向き?

にんにくは皮ごと冷凍すると長期間保存できます。半年ほど風味をキープしたまま保存できるので、たくさん手に入ったときなどにもオススメです!

ポイントは冷凍の仕方。外皮をむき、皮付きのまま1片ずつバラバラにしてラップで包んで冷凍用保存袋に入れしっかり密閉して冷凍します。


ひとつずつラップするのは少し手間ですが、こうすると使うときがラク!子どものお手伝いにも最適ですよ。

ズボラの私は、まとめて4~5個を列保存しています
これでも大丈夫!

にんにくを冷凍保存するいいところは、日持ちするだけでなく中までカチコチに凍ることがないので包丁で簡単に切れるところ。

冷凍庫から取り出したら根元を切り、包丁で皮をめくるように取り除く。それでもうまくいかない場合は、水に1分ほど浸けると切り落とした根元部分から皮がするっとむけますよ。

あらかじめ切って冷凍すると1カ月ほど日持ちし、凍ったまま即調理ができます。1回分ずつ小分けにしておくと便利です。

しかしこの場合は風味が多少落ちるので2週間~1カ月ほどで使い切るのがベスト。また、しっかり密閉しないと匂いが冷凍庫についてしまうので要注意です。

冷凍庫から出したては少々硬く、すりおろしにくさがあります。そんなときは冷蔵庫で1時間ほど解凍すると生のにんにくと同様に扱えますよ!

常温保存はどうだろう?

にんにくは常温保存に向いている食材です。ネットに入れ風通しの良い冷暗所に吊るしたり、ザルに入れて置くのもOK。

けれど、常温のまま放置すると数日で芽が伸びてきた!という経験はありませんか?にんにくの芽は有毒ではないので食べても大丈夫ですが、芽が出る頃にはにんにくの風味が落ちていますので、そうなる前に使い切ったほうが良いですね。

常温保存のポイントは、湿気をさけることと皮をむかないこと。むいてしまうと乾燥しやすくなります。なにより湿気は大敵!あっという間にカビてしまいます。特に暑い時期は劣化が早いですが、涼しい時期は常温で1カ月ほど保存できます。

常温保存でオススメなのはにんにく専用の壺。

壺の中は湿度を一定に保ち、芽やカビが出にくい構造なのだそうです。私が愛用しているのはスペイン産の陶器でできている壺で、通気性に優れ光を遮断するためにんにくの保存に最適。

わが家のキッチンは割と暑くなりやすいので、涼しい季節に使うようにしています。

常備菜を賢く保存しよう


にんにくは香りづけに欠かせない香辛野菜。香りのもとである「アリシン」には強い殺菌作用、ビタミンB1の吸収を助けて疲労回復にも役立つほか、免疫力アップやがん予防にも良いと言われています。

和洋中何でも合い、さまざまな使い方があり常備しておくと重宝するにんにく。常温、冷蔵、冷凍、どの保存方法もOKなので、保存したい期間によって保存方法を変えるのも良いと思います。自分に合うやり方を取り入れてみてくださいね!

この記事を書いたライター

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田村佳奈子さん

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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