「今日って何曜日?」「明日っていつ??」などの質問が増えてくる幼児期。100均で売っている素材を利用し、目で見て理解しやすいような子ども専用の「曜日・日にちのお勉強カレンダー」を作ってみました。今回はその作り方を紹介します。

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「日にち」の感覚が気になるお年頃

「今日って何曜日?」「明日っていつ??」などの質問が増えてくる幼児期。最初は家にあるカレンダーを使って説明したり、印をつけてみたりしたのですが、一般のカレンダーは漢字や英字表記の部分もあり、幼児には説明が難しい場合もありました。

そこで、子どもに説明しやすく、目で見て理解しやすい「曜日・日にちのお勉強カレンダー」を作ってみました。作り方を紹介します。

用意するもの

  • カレンダーポケット
    「カレンダーポケット」。毎日の日ごとに透明ポケットが付いているもの/150円(ダイソーで購入)
  • 紙…数枚
  • ラミネート・フィルム
    わが家にはラミネートがあるのでそれを使用しましたが、100均にある手貼りのものを利用すると、必要分のみ作成できて便利です
    「セルフラミネートフィルム」/110円(ダイソーで購入)

作り方

  1. 用意したカレンダーポケットの「月」が入るサイズと、「日」が入るサイズ、「曜日」が入るポケットの縦横内寸サイズをそれぞれ測る
    ここではダイソーのカレンダーを使用しています。商品によってサイズが違うと思いますので、注意してください
  2. 「月」のポケットに入れる、1~12の数字カードと「曜日」のカードを作る

    1~12の数字カードと「曜日」のカードを作ってラミネート加工をしました
  3. カレンダーポケットには、カードがセットで付いている場合もあります。そちらをそのまま利用しても良いです。ここではひらがなを振ってあげたかったのと、土日の色を変えて作成したかったため、別途作りました

  4. 「きのう」「きょう」「あした」など、カレンダーで子どもに教えたいイベント日のカードを作成する(カードは手書きでも、使用できるならPCでプリントアウトしても良い)。100均の貼り付けタイプのラミネートを使用する場合は、上下左右に張り合わせ部分が必要となるため、イベントカードのサイズはポケットの内寸・横幅から6~8mmほど小さく作成する
    ここではワードでイベントカードを作成しています。ポケットの内寸横幅約5.2cmに対し4.5cmで作成。縦幅もポケット外から見えるサイズで作成します
  5. 画像のように、カレンダーの日付が見えるように、コの字型にイベントカードの真ん中部分を切り抜く
  6. 私は「しゅくじつ」「おでかけ」「イベント」「りょこう」など数枚作成しましたが、好みで作成ください。後で「こんなのも欲しい」と思ったら追加で作成しても良いと思います

  7. 後で切り離すため、カードの上下左右間は1cm以上離してラミネートする
    100均の貼り付けタイプのラミネートファイルは、シールを貼り合わせる形なので左右上下に貼り合わせ部分が必要になります。そこを考慮して土台のカードは小さめに作成しておきます
    画像のように、カードの中央部分からカレンダーの日にちが見えるような形のカードになります
  8. 各カードをポケットに入るサイズに切り抜いて完成
    カードは四角く切り抜きます。切り抜いた中央部分が窓のようになり、日にちが見える形です
  9. 使い方

    毎日の「きのう・きょう・あした」を入れ替えていきます。少し手間ですが、理解してきたらお子さんに自分で入れ替えしてもらっても良いと思います。自分専用のカレンダーがあることで、わが家は親が教えやすくなり、本人も分からないとき自分で確認できるようになりました。

    曜日感覚のほか「あと●日で何の予定がある!」などの状態も、視覚で理解しやすくなります。お子さんの目線の場所に設置してあげると良いですよ。

    子ども専用の「見える化」でお子さんの予定も、分かりやすく教えてあげてみてください♪